407【ロシア紀行】最近気づいた、日本から一番近いヨーロッパの街『ウラジオストク』

ロシア(Russia)
この記事は約5分で読めます。

ヨーロッパと聞くと、遥か遠くの地であり、なかなか思うようには行けないなあ、というのが実際のところかもしれません。
しかし、近年、非常に人気が高まってきているヨーロッパの都市があるのです。
しかも、日本から激近!!?って、何をいってるんだ??
となるかもしれませんが日本から2~3時間ほどで行くことができるヨーロッパの街があるんです。

ヨーロッパといえば、日本から遥か西。
ドイツやフランツといった名だたる国がありますが、もちろんそんな国に行くためには恐ろしく時間がかかります。
しかし、ヨーロッパの国々をよく思い出してください。
東西に長ーいあの国があるじゃないですか。
そう、ロシアです。
ロシアは西はヨーロッパ、東は極東の日本のすぐそば。
実は日本から一番近いヨーロッパの国なのです。
そして、そんなロシアで近年非常に注目が高まっているのが、東の果ての街、ウラジオストクです。

中国や北朝鮮の近くということで、どんなところなのか?
と非常に不安になる場所ではありますが、一歩その街に踏み込んでみると、そこは完全にヨーロッパの街並みが広がります。

というわけで、今回のわきみちは、

【今回のわきみち】
  • 日本から最も近いヨーロッパの街。まずはここでヨーロッパの雰囲気を気軽に、存分に堪能してみませんか。

ウラジオストク

ロシアっていつかは行ってみたいなあと思っていたのですが、実はうっすらとハードルの高さを感じていたのですよね。

何かというと、

・情報の少なさ
・意外と飛行機便が一般的ではない
・旧ソ連というイメージ

というところかなあ。
まあ、飛行機便に関しては、そこまで積極的に探したことがないということもありますが。

しかし、ここ最近、ウラジオストクについての話をよく聞くようになってきました。
ウラジオストクは、地図で見ると日本から激近であるにもかかわらず、日本から一番近くいくことができるヨーロッパの街なのです。

そして、いろいろな話や、Youtubeなどを見ているうちに、今すぐにでも行ってみたい街になってきたのです。

これまで近隣諸国というと、ザ・アジアばかりでしたが、こんな身近にもう一つの選択肢があるということに気付けたのは、自分的にはかなりの発見でした。
灯台下暗しとはよく言ったものです。

アクセス

日本の成田空港からは3時間、関空からは2時間で到着します。
また、韓国経由の国際フェリーで2日間かけて訪れることもできます。

ウラジオストクの行ってみたいスポット

それでは、ウラジオストクでこんなスポットに行ってみたいところを集めてみました。

港町ウラジオストク

ウラジオストクは港町です。
その風景は北海道の函館が近いものがあるでしょう。

50年以上もの歴史があるケーブルカーに乗って鷲の巣展望台まで行き、そこから見下ろす風景はウラジオストクを代表する風景が広がります。

ウラジオストクの歴史を巡る

ロシアの歴史を辿る旅ももちろんできます。
写真はニコライ2世凱旋門であり、帝政ロシア時代の記念碑として建てられたものでした。
しかし、ロシア革命時に破壊されてしまったため、現在の物は復元したものとなります。

また、こちらは建造から100年以上が経つトカレフスキー灯台です。
港町ならではの光景です。

こちらも建造から100年以上たつ全長1.5kmにも及ぶ地下要塞です。
ガイドをつけて1時間ほどの地下要塞ツアーもあるのだそうです。

最後は、潜水艦C-56博物館で、ソ連時代の海軍が1930年代ころに建造し、実際に使われていたものです。
現在はその内部は自由に見学ができるようになっています。

シベリア鉄道の始発駅

ウラジオストクといえば、ロシアの東の端。
ここには全長9000kmもあるシベリア鉄道の始発駅であるウラジオストク駅があります。
その駅舎は100年以上前に造られたものであり、古いロシアの時代の面影を残す建築となっています。

ロシア正教会の教会巡り

ロシアはキリスト教の国ですが、その宗派は、東方正教会に属するロシア正教会です。
東アジアのすぐそばに、伝統的なキリスト教の教会が建ち並ぶ風景は、ウラジオストクならではではないでしょうか。

本場のロシア料理を堪能

日本からわずか2~3時間の場所にありながら、もちろんのことながら本場のロシア料理が楽しめます。
有名なボルシチやビーフストロガノフ、ピロシキなど、ロシアを代表する本場の味を堪能することができます。

市場散策

どこの国に行っても、庶民の生活の場である市場巡りは外せません。
ウラジオストクにも一画が点在しており、中心部だけでなく郊外にも多数あります。
東南アジアなどでよくみられるような価格交渉性ではなく、日本と同じく値札がきちんと示されているので、日本人にとっては安心できるのではないでしょうか。
その反面、価格交渉が難しいので、それを楽しみにしている人には物足りないかもしれませんが。

ロシア雑貨や土産物

ロシアならではのお土産物をもちろんのこ都ながら手に入れることができます。
港町であることから海産物が有名なウラジオストクでじゃ北海道のようにカニやホタテ、サーモンなどの海産物が有名です。
また、寒い地方ならではの酒であるウォッカももちろんあります。

雑貨に関しても、有名なマトリョーシカはもちろん、独特のロシアの柄をした小物類などは人気なのだそうです。

いかがだったでしょうか。
日本の間近にこれほどヨーロッパを感じられる町があるというのは驚きでしょう。
特に近年、その人気が高まってきているウラジオストクですが、実際に訪れた後には詳細について書いていきたいと思います。