447【ミャンマー紀行】バガンのエーヤワディ川の曲がり角にある有名な塔『ブーパヤー・パゴダ』

世界の世界遺産(World Heritage)
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今回は、バガンのオールドバガンエリアにある遺跡についてです。

バガンの北東から南西にを流れるエーヤワディー川
この北東から流れてくるエーヤワディー川を南に下ってくると、このオールドバガンの川岸に黄金の仏塔が見えてくることでしょう。
まるで海にある灯台のような役割をもしているかのようなこの仏塔ですが、こちらはオールドバガンにあるバガン遺跡の一つであるブーパヤー・パゴダといいます。
川岸にあるため、対岸や川からよく見えるこの仏塔ですが、バガンのエリアでもかなり初期のころに建てられた非常に古い建造物なのです。

というわけで、今回のわきみちは、

【今回のわきみち】
  • 川沿いのモニュメントのような金色に輝く仏塔。周囲に立ち並ぶレストランからのサンセットも名物なブーパヤー・パゴダを見に行ってみよう。

ミャンマーのバガンに関する記事です。

472【ミャンマー紀行】バガンの仏塔の上から、夜が明けるサンライズをゆっくりと見てみませんか
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バガン滞在中は本当にたくさんの寺院や仏塔を見てまわりました。その中でも本当に多くの人々が必ずと言っていいほど訪れる寺院があります。それが今回紹介しているスラマニ寺院なのですが、こちらはその規模といい、寺院自体のデザインといい、かなりの見応えのある寺院なのです。
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ブーパヤー・パゴダ

オールドバガン地区の北西の川岸、エーヤワディー川が東から南に曲がる曲がり角に面したところには金色の仏塔があります。
食事処や土産物屋が多数建ち並ぶこのエリアにあるこの仏塔をブーパヤー・パゴダといいます。
『ブー』ということばが、かぼちゃやひょうたんを意味しており、まさしくその見た目そのままの名前となっています。
そんな特徴的な円筒形であり、球根の形をしたこの仏塔は、ピュー族のスタイルであるといいます。
築造されたのは7~8世紀頃、ピンビャー王の時代でした。

ところが、1975年にバガンを襲った大地震によって土台が崩壊し、仏塔そのものもエーヤワディー川に砕け落ちて流れてしまいました。
そのため、現在建っているブーパヤー・パゴダは修復され元の場所に建て直されたものです。
但し修復にあたっては、元のデザイン多少とは異なっているのだそうです。
また、その素材も元々はレンガを積み重ねられたものだったのですが、修復後は中空の鉄筋コンクリート構造で再構築されています。

現在ではリバーサイドのランドマーク的な仏塔でもあります。

アクセス

オールドバガンの北西端にあります。

ブーパヤー・パゴダへ行ってみた

それでは、ブーパヤー・パゴダへ行ってみましょう。

馬車に揺られブーパヤー・パゴダへ向かいます。
それほど大きいものではないので、ある程度近くに行かなければよく見えません。

ブーパヤー・パゴダ周辺にはレストランや土産物屋が乱立しています。
それもそのはず、この辺りは、サンセットでも有名な場所なので、レストランのテラスから川に沈む夕日を眺められる、絶好の観光スポットでもあるのです。

こちらがブーパヤー・パゴダです。
黄金の立派な仏塔ですが、こちらは1975年の大地震後に再建された全く新しいものです。

そして、その背後には広大なエーヤワディー川が流れます。
すぐそばには船着き場があり、対岸に渡ったりもできる様子です。

なかなかの広さのある川ですね。

そして、レストランのテラス席などからは、エーヤワディー川沈む夕日を眺めながらディナーをとることができます。

これをお目当てにやってくる観光客で溢れていました。

いかがだったでしょうか。
川沿いにあるということでバガンでもなかなか珍しい場所にあるスポットでした。
実際に近くで見てみると、これと同等の仏塔が崩れ落ちるほどだった1975年の大地震というものがどれほど大きなものだったのかが伝わってきました。
定期的に大きな地震に襲われるバガン。
そういった度重なる災害を乗り越えて、現在のバガンはあるのです。