462【香港紀行】今もなお香港の人々に愛される銀幕のヒーロー『ブルース・リー像』

香港(Hong Kong)
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世界の映画スターといえば、それぞれ様々な人物の名前が出てくることでしょう。
アジア圏にも世界に名だたる映画スターが数多くいました。
そんな映画スターの中でも、素晴らしい輝きを放ち、あっという間にこの世を去ってしまった伝説に残る映画スターといえばだれでしょうか。
そのうちの一人は、アジアを代表する伝説の映画スター、ブルース・リー(李 小龍)ではないでしょうか。

ストイックなまでに映画にこだわり、出演でけではなく製作・監督・脚本まで自らのスタイルにこだわりぬいたブルース・リー。
その生涯は32年と非常に短いものではありましたが、今も人々の心の中に生き続けているのではないでしょうか。
近年ではデジタルリマスター版のDVDなども手に入るため、没後50年近く経とうとしているものの、まだまだその名は衰えることを知りません。

そんなブルース・リーといえばアメリカで広く活躍したと思われていますが、生まれは確かにアメリカのサンフランシスコであるものの、少年期から青年期に至るまでを香港で過ごしています。
そんな香港では人々に愛される映画スターであり、今回紹介しているブルース・リー像が立てられるほどの、香港を代表する人物なのです。

というわけで、今回のわきみちは、

【今回のわきみち】
  • 香港の伝説に残る映画スター、ブルース・リー像に会いに行ってみよう。

ブルース・リーと香港

ブルース・リー(李 小龍)こと、リー・ジュンファン(本名)は、1940年にサンフランシスコで生まれた中国系アメリカ人の映画俳優です。

生まれはアメリカですが、その後香港(当時はイギリス領)に帰国します。
数々の映画で主演を務めたことで有名なブルース・リーですが、実は生後3か月から始まり、間を空けて8歳ころからと子役として数々の映画に出演していた人物でした。

裕福な家庭で生まれ育ったブルース・リーの青年期の生活は、持ち前の運動能力の高さと、身に付けていた詠春拳とが相まって、日々ケンカに明け暮れた荒んだものでした。
そんな生活に不安を覚えた父親によって、ブルース・リーは単身で渡米させられます。

アメリカでは、勉学に励むとともに自ら創始した格闘技『ジークンドー』の道場を経営し、武道家として名を上げていきます。
そんな本物の格闘家であるブルース・リーの姿がTV関係者の目に留まり、かの有名なTVドラマシリーズ『グリーン・ホーネット』のカトー役としてその鍛え抜かれたアクションによって人気を高めていきます。

その後は香港の映画会社と刑や鵜を士、ドラゴン危機一発から始まる映画へと主演し、香港のトップスターへとのし上がっていきます。
当初は主演だけ立ったものの、その役割は、武術指導や製作、監督、脚本まで担うようになっていき、より自分自身のこだわりを持った映画作りを進めていきます。

この香港時代に製作された映画は全部で5本。
日本では最も有名なアメリカとの合作映画である『燃えよ!ドラゴン』や、遺作となってしまった『死亡遊戯』などがあります。
そんな矢先、1973年にブルース・リーは脳浮腫によって32歳でこの世を去ります。
残された映画、燃えよ!ドラゴンはその後、日本を含めて世界各国で大ヒットとなりますが、その時にはすでにブルース・リーはこの世にはいなかったのです。

まばゆいばかりの輝きを放ち、一瞬で消えていったブルース・リー。
その生き方は、伝説となるべくために生を受けたかのようにも感じられる人生でした。

今回紹介しているブルース・リー像は、2005年に数々の映画スターの手形が飾られているアベニュー・オブ・スターズという通りに設けられました。
一時期隣接する建物の改修のために移設されていたそうですが、現在は元に戻され、その姿を見に行くことができます。

アクセス

MTRチムサーチョイ・イースト駅から南に徒歩約5分ほどで到着します。

ブルース・リー像へ行ってみよう

それでは、ブルース・リー像を見に行ってみましょう。

こちらがブルース・リー像です。

人類史上最も美しい筋肉美ともいわれているブルース・リー。
その肉体をこれでもかというほど再現しています。

実際には慎重派166cmと、それほど大きくはなかったようです。

夜の様子も見に行ってみましょう。
ライトに照らされ、昼間よりも様子がよくわかるようです。

バックの夜景と相まって、よい被写体です。

ブルース・リーのパネルもありました。
残念ながらブルース・リー本人の手形はありません

ほかにも多くの映画スターの手形が飾られています。
こちらジャッキー・チェンのものですね。

いかがだったでしょうか。
香港スターといえば没後50年も経つのにまだその名前が挙がるブルース・リー。
そんな英雄の生き生きとした姿を、ぜひ見に行ってみませんか。