464【ウズベキスタン紀行】スザニで有名な砂漠のバザール。しかし、ここでゆっくりと買い物をするのは至難の業『ウルグット』

世界の世界遺産(World Heritage)
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ウズベキスタンには有名な伝統工芸品があります。
それはスザニという美しい刺繍が施された壁掛けであり、ウズベキスタンだけではなく、タジキスタンやカザフスタンなどの中央アジアの国々で製作されています。
スザニとはペルシア語で縫い針を意味しており、木綿や絹の記事に、絹でできた刺繍糸を用いて刺繍されています。

ウズベキスタンに訪れたからには、このスザニを一つや二つは持ち帰ってみたいですよね。
しかも、このスザニですが、制作された地方ごとにその柄にもいろいろな種類があるようなのです。
そういった特徴のあるスザニを、いろいろと見比べながら購入してみたいとは思いませんか?
あるんです。一堂に会するところが。
それが今回紹介しているウルグットの村であり、ここで開かれているスザニバザールなのです。

というわけで、今回のわきみちは、

【今回のわきみち】
  • シルクロードの雰囲気満載の盛大なバザールの開かれるウルグット。しかし、ここでゆっくりと吟味できるのだろうか…!!?

ウズベキスタンに関する記事です。

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ウルグット

ウルグットは、ウズベキスタンのサマルカンドの街から南東に約30kmほどいったところにある小さな村です。
なぜこの小さな山岳にある村が有名なのかというと、ここで開かれるバザールが非常に有名であり、多くの人々がここに集まるのです。
特にスザニというウズベキスタン伝統の美しい刺繍が施された壁掛けの製品が多数集められることで有名なのです。
このスザニですが、制作された地方によってそのデザインが大きな違いがあるため、それらが一同に集まるこのスザニバザールは一見の価値ありです。

スザニはの集まる新バザールエリアだけではなく、それ以外の衣類や調味料、野菜や果物なども多く出品されており、賑わいを見せています。
ただし、スザニのバザールは毎日開かれているわけではなく火・水・土・日限定で早朝から昼過ぎまで開かれています。
14時を過ぎると店じまいが始まるので、早い時間帯に訪れるのが良いでしょう。

アクセス

サマルカンドから南東に30kmほど行ったところにあります。
乗り合いタクシーをつかまえていくと大体1時間ほどで到着します。
バスも出ているそうですが、バザール開催の日はかなり混み合うようです。

ウルグットへ行ってみた

それではウルグットへ行ってみましょう。

ウルグットへは乗り合いタクシー(シェアタクシー)が便利です。
ただし、同じ方向へ向かう人がいない場合は、若干割高になるので注意です。

1時間ほどでウルグット村へ入ります。
本当に”村”という雰囲気です。

建物らしきものはあまり見えません。
山岳地帯らしいですが、砂漠のような雰囲気ですね。

こちらがウルグットのスザニバザールです。
周囲は大きな壁で囲われていました。

こちらがスザニバザールの様子です。
訪れた日は土曜日でした。
火・水はもう少し小規模になるそうです。

奥にあるテントの一つ一つでスザニが売られています。
しかし、写真があるのはここまで。
このあとテント地帯に踏み入れたのですが・・・。

一瞬で10数名以上のスザニを抱えた売り子に囲まれ身動きが取れないように・・・。
観光客が訪れるとこのような対応になるようです。
ハッキリ言って全くゆっくりと見比べて選ぶことはできませんでした。

あまりにも売り子がしつこく絡んでくるので、数枚だけ購入して30分ほどでバザールを後にせざるを得ませんでした。
その日は観光客は自分以外はほとんどいませんでしたが、数少ない観光客にあの対応では、訪れたくても訪れられない人がたくさんになってしまうのではないでしょうか・・・。

その後、帰路についたのですが、スザニバザールで謎の人物が乗り合いしてくることに。
そしてなぜかその人物の店(家?)に連れて行かれ、ここでもスザニの販売(押し売り?)を受けることになることに。

これがその人物です。
まあ、結果的にここのほうがゆっくりと選べたんですけど。
ここでも何枚か購入しました。
値段が安かったのかどうかは比較ができなかったので何とも言えません。

いかがだったでしょうか。
なかなかハードなバザールではありましたが、あの売り子の大群を押しのけるパワーがあれば、このバザールでの買い物は十分楽しめるのではないでしょうか。
ウズベキスタンのスザニは、持ち帰るとインテリアとして非常に良い製品です。
お土産でも喜ばれる一品だと思うので、ウルグットだけではなく、ウズベキスタンのいろいろなところで探してみてください。