476【タイ紀行】かつては周辺国の数々を領有していたほどの力を持っていた世界遺産の古都『アユタヤ』

世界の世界遺産(World Heritage)
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タイへ旅に行くと、どこか世界遺産を見てみたくなりますよね。
その時真っ先に候補に挙がるのが、アユタヤではないかと思います。
バンコクからバスで北へ1時間半~2時間ほど。
非常にアクセスのよい場所にあるアユタヤは、バンコクからたくさんのツアーも敢行されており、タイへ行ったことがある人は利用したことがある人も多いのではないかと思います。

そんなアユタヤには、かなり多くの見どころがあるのですが、バンコク発着のツアーではだいたい見て回る王道ルートがあります。
今回はそんなアユタヤの外せないスポットをダイジェストで紹介したいと思います。

というわけで、今回のわきみちは、

【今回のわきみち】
  • 400年間もの間、王国が存在していたアユタヤ。数々の見どころのあるアユタヤの王道スポットを見に行ってみよう。

タイの世界遺産に関する記事です。

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アユタヤ

アユタヤは、14世紀中ごろから18世紀後期まで、アユタヤ―という王国があった場所なのでした。
現在の中東やヨーロッパとも交易があったとされる国際都市アユタヤ。

しかし、18世紀末の1767年に隣国ビルマによってアユタヤは陥落させられます。
その際にビルマによってアユタヤは徹底的に破壊され、顔のない仏像や崩れた仏塔、そして現在はその基礎しか見られない王宮跡など、当時の攻撃のすさまじさを今もなお伝え続けてくれています。

アクセス

アユタヤはバンコクから80km北上したところにある世界文化遺産のある都市です。
バンコクからは非常にアクセスしやすく、ツアーもかなりの数敢行されています。

アユタヤに行ってみた

それでは、アユタヤへ行ってみましょう。

ワット・ヤイ・チャイ・モンコン

ワット・ヤイ・チャイ・モンコンは、1357年に建立された寺院です。
アユタヤ王朝の初代王によって、セイロンに留学して帰ってきた僧侶たちのために造られたとされています。

第20代王であったなレース湾によって建てられた中央の仏塔は、アユタヤで最も高い塔を建てようとしたものであるが、アユタヤ北西にあるワット・プーカオ・トーンのチェーディ(仏塔)にはわずか及ばなかったのだそうです。

境内は広く、整備されており、数多くの座仏像が並んでいます

参拝者も非常に多く、このように参拝者に金箔をはりつけられた仏像も数多くみられます。

敷地内には涅槃仏像もあります。

ワット・マハータート

ワット・マハータートは、木の根の中に取り込まれてしまった仏像の頭部で有名な寺院跡です。
この寺院は、14世紀に建立されており、往時には高さが44mもある仏塔があったとされています。

しかし、18世紀のビルマ軍による破壊の跡がまざまざと残る寺院跡でもあります。
木の根の中に取り込まれてしまった仏像の頭部のように、並ぶ仏像の頭部はほとんどが切り落とされており、破壊されたレンガ建ての寺院や仏塔、辛うじて残ってはいるものの崩れかけた仏塔など、繁栄と凋落を感じる寺院跡です。

中央にはかつて仏塔があったのですが、1911年に崩落してしまいました。
その後、仏塔のあった地下部分からアユタヤ王朝時代の宝飾品や仏像などが発掘されています。

ワット・ラーチャブーラナ

ワット・ラーチャブーラナは、1424年に、王位継承争いで敗れた二人の王を火葬した場所に建てられた寺院です。
チェーディ(仏塔)や礼拝堂などがあった寺院でした。

上の写真の中央に残るプラーン(クメール様式の仏塔)は途中までは上ることができるのだそうです。

ワット・プラ・シー・サンペット

ワット・プラ・シー・サンペットは、アユタヤ王宮跡のすぐ南にある、アユタヤ―王朝の王室守護寺院だった寺院です。
アユタヤでは、ワット・マハータートと並んで重要とされている寺院です。

3つ並んだチェーディ(仏塔)が有名な寺院であり、1491年に建立されました。
この3つの チェーディ にはそれぞれ3人の王の遺骨が納められています。

3基の仏塔の東側には高さが16mもあった黄金の仏像がかつては存在していたのだそうですが、ビルマによる侵攻の際に破壊されてしまい、現在は仏堂があったとされる場所のみがひっそりと残されています。

ワット・ローカヤースッター

ワット・ローカヤースッターは王宮の西にある巨大な涅槃仏像で有名な寺院跡です。

東西500m近い寺院の跡には全長約30mもの大きさのある涅槃仏像があります。
こちらの涅槃仏像は、1956年に復元されたものなのだそうです。

いかがだったでしょうか。
今回はアユタヤの中でも有名どころだけを紹介しましたが、これ以外にも数多くの見どころがあります。
アユタヤの歴史公園をはじめとした遺跡のある地域はある程度密集して存在しています。
バンコク発着ではなく、アユタヤで泊をとり、自転車でゆったりと見どころをまわる、といったこともやってみたいなと思いますね。