490【タイ紀行】タイに言ったらここは欠かせない。タイの昔ながらの市場の様子『タイの水上マーケット』

タイ(Thai)
この記事は約6分で読めます。

東南アジアの旅で必ず訪れたいのが、マーケットつまり市場ですね。
活気あふれるマーケットでは、そこに生活する人々の息遣いが直に体験できることができます。
日本では見られないような食べ物。
その地域特有の雑貨。
併設する食堂での食を堪能。
交渉を楽しむ。(それでも確実にボられますがw)

旅の出来事の中でも忘れられない出来事になるでしょう。

今回紹介するタイでは、マーケットはマーケットでも、非常に特徴あるマーケットがあるのです、
その一つが以前紹介した、線路沿いに広がるマーケットであるメークロン市場ですね。
電車がやってくるために、店の軒を片付け、電車が通り過ぎると再び線路ギリギリにまで軒を出し、品物を並べ始める。
もはや名人芸ともいえる光景が広がっていました。

111【タイ紀行】もはや数秒の、展開・収納の伝統芸『メークロン線路市場』
タイのバンコクにはたくさんの観光スポットがありますよね。しかし、少し郊外に足を延ばして、日本では体験できないことを見てみたいときもあると思います。そんなときには、今回紹介する『メークロン線路市場』はどうでしょうか。バンコクから気軽に行けるスポットを紹介したいと思います。

そして、もうひとつ忘れてはいけないのが、運河に広がる水上マーケットです。
タイを代表する原風景でもあるため、タイの旅行雑誌などでも表紙を飾ったりしているわけですよね。
タイのバンコク近郊には、多くの水上マーケットがあるのですが、今回はその中でもタイから敢行されているツアーでもよく取り扱われている、ダムヌーン・サドゥアクの水上マーケットを紹介してみたいと思います。

というわけで、今回のわきみちは、

【今回のわきみち】
  • タイの歴史ある水上マーケットの風景。今ではどちらかというと観光客向けがメインではあるものの、タイならではの光景を見に行ってみよう。

タイのバンコク近郊に関する記事です。

358【タイ紀行】バンコク発の象乗り体験ツアーとしては有名すぎるほどのスポット『ワンポー エレファント キャンプ』
色々なところで体験できるゾウ乗りですが、チェンマイやアユタヤといった大観光地ではもちろん体験することができます。それ以外にも、日本人に大人気な、タイ西部の泰緬鉄道観光で人気の観光地であるカンチャナブリでもゾウ体験できる場所が数多くあるのです。
266【タイ紀行】歴史ある鉄道路線をのんびりと堪能してみませんか『泰緬鉄道とカンチャナブリ』
タイ西部にあるミャンマー国境付近まで伸びている泰緬鉄道。実は旧日本軍に造られたとされているこの泰緬鉄道ですが、その建造にあたっては、数多くの犠牲の上に完成することができた鉄道路線なのです。

タイの水上マーケット

東南アジア諸国では、古くから庶民の生活の場として水運が整備された地域があり、そういった地域では伝統的にその水運を生かした水上マーケットが形成されてきました。
陸運でやり取りを行うよりも、メコン川やチャオプラヤー川などとその支流などを生かした運河網を利用することで、農産物や水産物などを効率よく水運によってやり取りすることができました。
そのために、船と船、船と河岸の店などとの直接取引が盛んにおこなわれ、独特な水場市場が発達しました。

陸運が飛躍的に発達した現在では、必ずしもこういった水運が生活の主たるものではなくなってきていますが、それぞれの地域では伝統的な文化の保護と、観光客向けにマーケットが開かれており、賑わいを見せています。

その中でもタイの水上マーケットですが、代表的な3つの水上マーケットが現在もなお賑わいを見せているのです。

ダムヌーン・サドゥアック水上マーケット

バンコクから南西に向けて約80kmにところにダムヌーン・サドゥアク水上マーケットはあります、
もともとは、1868年のラーマ4世時代に造られた水上マーケットです。
ダムヌーン・サドゥアク運河上にあったこのマーケットの伝統的な文化の保護と同時に、観光客誘致のために政府が再開発が行われました。

人工的に造られた運河を、自動車エンジンを積んだ(?)小型の舟がマーケットに向けてかなりの速度で運河をかけめぐります。
マーケットに到着すると、野菜や果物などの農産物を載せた小舟と、観光客を乗せた小舟とが所狭しと行き交います。
7時~9時ころが最もにぎわう時間帯であり、このときには数多くのツアー会社がここに集まり、運河は水面が見えないほど小舟で溢れます。
商品を載せた小舟と、観光客を乗せた小舟とが船上でやりとりし、活気あふれる光景がいたるところで見られます。
午後には物売りも観光客もいなくなってしまうので一気に閑散とした場所になってしまいます。

今回はこのダムヌーン・サドゥアク水上マーケットに訪れたときのことを紹介していきます。

アムパワー水上マーケット

アムパワー水上マーケットは、場所的にはダムヌーン・サドゥアク水上マーケットから10km南の位置にある水上マーケットです。
運河と運河とが合流した地点に発達した水上マーケットです。
こちらも古い時代から活気あふれる水上マーケットの様子を現在に伝える町として、再開発されました。

ここは、ダムヌーン・サドゥアクのような船上でのやり取りというよりかは、運河沿いに連なるショップで船からも買い物ができる光景が広がります。
また、数多くの食堂船で料理を買うこともでき、岸にある段などで腰掛けながら食事をするたくさんの人々の様子を見ることができます。

タリンチャン水上マーケット

タリンチャン水上マーケットは他の2つの水上マーケットとは異なり、バンコク市中心部のトンブリー地区にある水上マーケットです。
週末だけに開催されている水上マーケットであり、完全に観光客向けに設けられた場所です。

運河には多くの屋台船が並んでおり、同じく運河に浮かんだ席から料理を注文し、食事を楽しむことができます。
また、水上マーケットの周りには、路上マーケットも広がっており、合わせて楽しむことができます。
市内の有名な寺院を眺めることができるリバーツアーも敢行されているのだそうです。

アクセス(ダムヌーン・サドゥアック水上マーケット)

バンコクから 南西に向けて約80kmにところにあります。

ダムヌーン・サドゥアック水上マーケットへ行ってみた

それではダムヌーン・サドゥアック水上マーケットへ行ってみましょう。

こちらが、エンジンボート乗り場です。
この時は、水上マーケットと、メークロンの線路市場との午前ツアーを使って水上マーケットへ行きました。
もちろん個人で訪れることもできますが、ツアーの方が値段も安く効率よく回れるので、時間が限られているときは便利です。
ほとんどがツアー観光客でした。

エンジンボートに乗り込み、水上マーケットに向かいます。
両サイドに集落の広がる運河を、けっこうなスピードで進んでいきます。

びっくりするほど狭い場所もあったりしてどきっとしますが、手慣れたもんです。

運河ではいろいろな小舟とすれ違います。
写真の小舟は手漕ぎの小舟でした。

船頭が浮き上がるほどのスピードで運河をひたすら進んでいきます。

だんだんと物売りの小舟が見えてきました。

ダムヌーン・サドゥアク水上マーケットに到着。
エンジンボートをおりて、運河沿いにあがります。

マーケット内の運河を移動したい場合は、手漕ぎ舟をチャーターして乗るか、乗り合いの舟に乗って回ります。

小舟に乗ると、川沿いの様々なお店を見て回ることができますが、

ピーク時にはこのような状態になります。

小舟からはいろいろな売り子さんが、声掛けをしています。
ついついいろいろ買ってしまいます。

フルーツは食べやすいように取り分けてくれます。
お値段は観光客向けなので、そこそこ高いかなあ。

ココナッツアイスクリームです。
すっきりと美味しい味です。

なお、ダムヌーン・サドゥアク水上マーケットのツアーは、ここからバスの駐車場まで歩いていって次の地点に向かうこととなります。
バスの駐車場までにも、かなりの数のお土産屋さんが広がっているので、いろいろと目移りがしてしまいます。

いかがだったでしょうか。
マーケットの楽しみの一つには、安く現地の物が購入できるというメリットがあるのですが、今回紹介した水上マーケットは、観光客向けに開かれているため、お値段的にはそれほど安くはありませんが、タイの伝統風景を堪能することができるために、財布がうっかりと緩くなってしまうかもしれませんよ。