ラオスの玄関口であり首都であるヴィエンチャン。
タイから陸路で入るとこのヴィエンチャンにまずは到着すると思います。
実は、ラオスの中心地としては東京よりも歴史のあるビエンチャン。
ラオス全域はまだまだ自然の原風景が残る穏やかな国にあって、急速な経済発展の進む、ASEAN加入国でも重要な拠点と考えられている都市です。
ラオスからイメージする雰囲気を味わいたい人たちにとっては、ビエンチャンは少し異なるかもしれませんが、ここにはここで楽しめるスポットがあったりするのです。
年々発展してきているヴィエンチャンは、ビジネスの拠点としてはもちろん、立ち並ぶ巨大なショッピングセンターなどで買い物を楽しめる場所です。
それだけではなく、宗教施設や戦争関連の施設、ラオスの伝統文化に関する施設など、探してみるといろいろと見つかります。
そんなラオスの首都であるヴィエンチャンをダイジェストで見ていきましょう。
ラオスに関する記事です。




ヴィエンチャン
ラオスの首都ヴィエンチャンは、ラオスの政治および経済の中心地です。
ラオスを代表する街であるため、ASEAN(東南アジア諸国連合)を代表する街の一つでもあります。
自然や古くからの生活が続くラオスにあって、高層ビルや高級ホテル、たくさんのコンドミニアムなど大型建造物の建設ラッシュが見られます。
とは言っても、人数的に見ると首都であるにもかかわらず人口の少ないヴィエンチャンでは、首都であったとしても他国で見られるような人ごみの喧騒が広がっているわけではありません。
そのため、首都だけれどもどこかゆるい雰囲気が漂っています。
ラオスに到着すると、このヴィエンチャンを起点に動くことが多いかと思います。
ラオス国内のいろいろな都市に移動するバスが発着しています。
また、ホテルもたくさん集まっており、1泊100ドル以上の高級ホテルはもちろん、中級ホテルや、低価格で止まることができる個性あるゲストハウスもたくさん揃っており、宿泊に困ることはないでしょう。
レストラン施設も充実しており、伝統舞踊を見ながら食事ができるレストランも充実しています。。
ラオスはかつては、フランスに統治されていた時代があるため、本格的なフレンチを楽しむことができるレストランも揃っています。
アクセス
ラオスの首都ヴィエンチャンへは、周辺国から空路や国際バスなどの陸路で訪れることができます。
ヴィエンチャン へ行ってみた
それでは、ヴィエンチャンへ行ってみましょう。
タイからラオス ヴィエンチャンへ
ノーンカーイ駅(タイ)

タイからラオスへの移動については以下の記事をご覧ください。


国境バス乗り場


タイ・ラオス友好橋

タイとラオスはその国境線の南半分ほとんどを隣接しており、これまでにも戦火が絶えませんでした。
ところが1994年にメコン川上でタイとラオスが結ばれる友好橋が開通してからは、その関係性が一気に縮まったといわれています。


ヴィエンチャン市内
ナンフ広場

ナンフ広場は、ヴィエンチャン中心あたりにある噴水のある公園です。
いろいろな催し物なども開催されているようなのですが、自分が訪れたときには広い公園の中に人っ子一人いませんでした・・・。
「ほんとにここは首都か??」
と思ったのを覚えています。
タートダム

タートダムは、釣り鐘型の有名なストゥーパで、別名「黒い仏塔」と呼ばれる、苔で覆われたレンガ造りのストゥーパ(仏塔)です。
塔の下には、ラオスの守り神である7頭のナーガが住んでいて、1827年のシャム軍(タイ)の侵略から街を守ってくれたと信じられています。
そして、これからもラオスが危機に陥った時は救いの手を差しのべてくれると、信じられている街のランドマークスポットです。
クア・ラーオ

タートダムのすぐ南にあるレストラン『クア・ラーオ』は、その建物がひときわ目立つラオス料理レストランです。
この建物は、フランス植民地時代に建てられた家屋であり、それをそのままレストランとして使っています。


クア・ラーオの名物は伝統舞踊ショーであり、毎日19:00ごろからは食事をしながら、伝統的なショーを楽しむことができます。
タラート・サオ

タラート・サオは、ラオス国内でも最大のマーケットモールです。
生鮮食料品以外は、ほぼ全てががそろっている巨大なモールです。
敷地内には3棟の巨大なモールが隣接しており、いつも人々でにぎわうモールです。
ラオスのお土産などはここを訪れれば間違いないでしょう。
ワット・シーサケート

ワット・シーサケートは1551年に建立したとされる寺院です。
創建から現在まで、建立当時の原形をとどめ続けているということで価値の高い寺院とされています。
本堂の中には。2000体以上の仏像が並べられています。


歩いていると謎の小さな公園がありました。
今はあるのでしょうか??
パトゥーサイ

パトゥーサイの建物ですが、どこかで見たことがないでしょうか。
まるでフランスはパリにある凱旋門のようですよね。
それもそのはず、凱旋門をモデルに建てられたものなのです。

これは戦没者の慰霊塔であり、歴史は浅く1967年に建築が始められたものです。
そして、内部に関してはまだ未完成のまま今日まできているということなのです。
パトゥーサイには登ることができ、上の階からは市内を一望できるようになっています。
また周囲はパトゥーサイ公園になっており、多くの人々が憩いの時間を過ごしています。
ホビロン屋さん

そんなパトゥーサイ公園で出会ったのがホビロン屋さんです。

以前紹介しましたが、挑戦してみたい人はぜひここで召し上がってみてください。

タート・ルアン

タート・ルアンは、仏陀の骨である仏舎利が治められている黄金の仏塔です。
その高さは45mもある巨大な物であり、ヴィエンチャンのシンボル的な建物でっもあります。
建造は16世紀半ばであると伝えられており、その後は何度か破壊と修復を繰り返してきましたが、1930年代に本格的に修復された姿が現在にまで残されています。

ラオス人民軍歴史博物館

ラオス人民軍歴史博物館は、ラオス国防省管轄の博物館です。
博物館の前提にも、飛行機や戦車などの実際に使われてきた車両が置かれています。
博物館内部には、ラオスの軍隊がこれまでに使用してきた軍の兵器や武器、装備などが展示されています。


市場の様子

ヴィエンチャンのマーケットも歩いてみましょう。

ローカルなマーケットの雰囲気はこのような感じです。


ブッダパーク

ヴィエンチャン中心部からはかなり東になりますが、なぜか観光客に大人気なブッダパークです。
詳細は過去記事をご覧ください。

いかがだったでしょうか。
ヴィエンチャンの見どころは大体2km四方ほどのエリアに集まっています。
今回は数か所しか紹介していませんが、まだまだ博物館や記念館、寺院などの見どころはあります。
ルアンパバーンなどの観光都市ではないので、長期滞在はなかなかしないかもしれませんが、腰を据えて見て回ってみると、どこかお気に入りの場所が見つかるかもしれませんよ。