515【言語あれこれ】なんとなく言いたいことはうっすらわかるんだけど…。いざやってみると激しく難しい『中国語』

語学(Language/Bahasa)
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同じ時間を勉強に費やすなら、使えて役に立つ語学勉強に費やしたい!
これまでは語学勉強といえば、”英語“でしたよね。

国際化
外国語
海外留学

こういったことも言明はされていませんが、すべて”英語”前提ですよね。
それほど英語は国際的な言葉なのです。
それもそのはず、英語はもともとはフランス語がイギリスの上流階級の言葉だった時代に、庶民の方々がコミュニケーションをとるために考えられてシンプルな言葉なのです。
だからこそ、これだけ世界中に広がっているのかもしれませんよね。

日本でも、小中高のカリキュラムが変更していき、若い世代なればなるほど、英語は当たり前になっていくことでしょう。
それ以前に同時通訳ガジェットの普及で語学自体が不要になるかもしれませんが。

しかし、まあそこに至るまではまだまだ時間がかかるでしょう。
それよりなにより、自分の言葉で話せるほうが意思疎通もより感情豊かになります。

では、英語をしっかり勉強しよう!・・・
しかし、世界的に見ると英語は話せて当たり前ですよ、という人々が大半。
英語を使う仕事はたくさんあるけど、やりたい人もたくさんですよ。
そう、意外に英語だけできるというのは、それほどメリットではないのです。
一番良いのは英語+何か専門的なこと、があるとよいでしょうね。

では、語学的なアプローチからは何かできないか?
今後数十年の世界情勢を考えると、今やっておいた方がいい語学は何か。
中国語なんていかがですか?

とにかく話者人口が多い。
今後伸びてくる。
漢字を使う民族同士、なんとなく意味が分かる。

実は日本人にとっては中国語って案外勉強するメリット有りなのでは?と思ってしまうのですが、そこまでの機運はないですよね。
学習環境も英語と比べると雲泥の差です。
だからこそ、チャンスが転がっているのではないでしょうか?
今回は、そんな中国語に焦点を当ててみようと思います
(※中国語学習の内容ではありませんので、中国語勉強を始めるきっかけ程度の意識で読んでいただければと思います。)

というわけで、今回のわきみちは、

【今回のわきみち】
  • 語学学習の選択肢の一つ。世界最難度に位置する言語だが、意外と日本人はとっつきやすいかも!?

中国語

中国語は、中華人民共和国・台湾(中華民国)などで使用されている言語で15億人ほどが利用する世界最大規模の話者人口を誇ります。
しかし、中国語と一言に言っても、広大な領土を持ち、様々な少数民族も済む多言語国家である中国。
そこには、様々な種類の言語があるのです。
北と南でも言語が異なれば、東西でも異なる。
そこで、中国としての基準となる言葉が必要になりました。
選ばれたのは北京語
この北京語を基に、作られた標準語が現在の中国共通の中国語として取り扱われています。
では、新しい言語を学ぶにあたって中国語を選ぶメリットとデメリットについて、考えてみました。

とっつきやすい理由

漢字

これはもう当たり前ですが、中国語の文字は漢字です。
それもそのはず、もともと中国から漢字が日本に伝わったので当たり前ですよね。
しかし、日本では、表意文字である漢字だけでなく、表音文字である仮名を発明することによって表現の幅を広げました。
ところが、中国語は漢字一辺倒。
そして、語順が違うということもあるのですが、見ているとなんとなく意味は分かってしまうことが多いのです。
もちろん全てではありませんが。

中国語は漢字だけで書かれます。
日本では”てにおは”を入れることで、主語なのか、目的語なのかなどを表しますが、中国語で大事なのは語順であり、語順によって主語などを表します。
この点は英語と同じですね。
だから日本人は前から順番だと理解できなくなってしまうため、学生時代に習った漢文では、レ点などを入れて読むと理解することができるのです。

時制が不要

そして、中国語の特徴がもう一つ。
漢字だけで表し、簡潔に表すことができるのが中国語。
そのために、現在なのか未来なのか過去なのか、時制が省略されているのです。
どこで判断するかというと、それを聞いている人が。話の内容全体を聞いて判断するのです。
この点はインドネシア語と似ていますね。

つまずく理由

声調

日本語ではあまり意識しないのですが、中国語は言葉が持つ音の高低で表す声調が重要な言語です。
一つの言葉が第一声から第四声の四声によってあらわされており、それぞれに意味の違う意味があります。
これがとにかく最初にとっつきにくい点ではないでしょうか。
中国語で最初に勉強するのはこの声調の勉強です。
勉強を始めるととにかくこの四声を練習し、ある程度ここが理解できたうえで次に進むことができるようになります。
この段階でけっこう断念する人も多いようです・・・。

簡体字

中国語を見てみると、見慣れない漢字がたくさんあることに気が付くでしょう。
実はこれは簡体字といい、1950年代に中華人民共和国で決められた新しい字なのです。
“簡”という時からもわかるように、この文字は複雑な感じを簡略化したものです。
現在その総数は2000時以上にもなっており、日本人にとっては、言われてみたらあもともとの漢字の一部であることがわかるけど、所見ではなかなか何を表しているのかがわからない文字がほとんどなのです。

なお、台湾では簡体字は使われていないようです。

方言

現在の中国語は、北の北京語をもとにして作られた言葉が標準語とされています。
中国全土で標準語を使うようにされていますが、多民族多言語国家の中国、まだまだ地域によって根付いた言葉・方言があります。
例えば、南の広東語や上海語などは、文法・発音・語彙ともに大きく異なる言語です。
このように大きく七大方言が存在しています。

中国の常識が分からないと、イメージできない表現がある

中国語学習のメリットで上げた、自制が不要ということがあったと思うのですが、これも含めて実はデメリットがあったりもします。
それは、中国の人々の常識を知らなければ理解できないところがある、というところです。
つまり、みんなが知っているよね、常識だよね、というところがあるからこそ言葉がシンプルになり、日本語以上に”察する”ことが求められるのです。
これは、中国語を母語としない人にとってはかなりのデメリットですよね。
英語に比べて中国語がなかなか普及しないのはここが大きいのかもしれません。



いかがだったでしょうか。
中国語勉強記事になっていなくてスイマセンw。
語学はできて損をすることはありません。
英語情報は巷にあふれていますが、それ以外の言語情報は驚くほど少なくなります。
それだけに、英語ではない言語にチャレンジするというのは、隠された需要にであるきっかけにもなります。
まずは気軽に、気負わずに新しい言語学習にトライしてみませんか。