近日は水族館関係の記事が続きますが、今回もまた水族館です。
ただし、今回の水族館は、日本国内ではなく海外の水族館。
日本は言わずと知れた水族館大国で、どこもかしこも充実した施設の水族館がありますが、海外でとなると案外知らないですよね。
今回紹介しているシーライフ・ケリー・タールトンズ水族館も、はて?どこ?
となるでしょう。
このシーライフ・ケリー・タールトンズ水族館は、日本から遠く離れた南半球。
ニュージーランドはオークランドにある水族館です。
オークランドはニュージーランドの北島、街の北側も南側も、穏やかな海に囲まれた海の街です。
街の北にあるオカフ湾沿いにあるこの水族館は、南半球にある水族館ということで、南半球に生息する魚たちや、さらに南に行ったところにある南極ちなんだ展示があるなどの特色がある水族館です。
今回はそんなシーライフ・ケリー・タールトンズ水族館について紹介していきたいと思います。
というわけで、今回のわきみちは、
ニュージーランドに関する記事です。


シーライフ・ケリー・タールトンズ水族館
シーライフ・ケリー・タールトンズ水族館は、ニュージーランドのオークランドにある水族館です。
現在はこの名称になっていますが、今回紹介している写真の当時は、ケリー・タールトンズ・アンダーウォーターワールドという名称でした。。
南半球にある水族館としては有名な場所であり、南半球にある海洋生物の生態を見ることができる場所としても知られています。
営業が開始されたのは1985年でした。
海洋考古学者だりダイバーでもあったケリー・タールトンが、オークランドの湾岸沿いにの地下にあった未使用の下水タンクを水族館に転用して、真下から海を見上げることができる110mもの長い海底トンネルをもつアンダーウォーターワールドをもった水族館としてオープンしました。
水槽内には、2000近い種類の海洋生物が選定され、貴重なその生態を観察できる水族館となっています。
この海底トンネルが圧巻であり、動く歩道に乗りながら無数に泳ぎ回っている魚たちを眺めることで、まるで海の底にいるような錯覚が起こります。
オープン後は施設は拡張され、1994年いは南極探検の基地の様子や、それに関する数々の展示が行われるようになったり、保護されたウミガメの展示施設、アメリカから提供されたシロワニの展示が始まったりしています。
2010年代に入ると、運営者が変わり、シーライフ・ケリー・タールトン水族館という名前になり、2012年から営業が開始されています。
現在では、サメとマジカに触れ合うことができるシャーク・ケイジや、シャーク・ダイブといった有料アクティビティも充実しています。
アクセス
オークランド市内中心部からメトロリンク バスで約10分ほどで到着します。
シーライフ・ケリー・タールトンズ水族館 へ行ってみた
それではシーライフ・ケリー・タールトンズ水族館へ行ってみましょう。

ただし、訪れた当時はまだケリー・タールトンズ・アンダーウォーターワールドという名称で営業されていました。
ここまで訪れるにはメトロリンク バスが便利ですが、30分に1本しかないため、乗り遅れには注意です。
自分はしっかりと帰りに乗り遅れてしまったので、水族館前で30分間無駄に過ごさなければならなくなってしまいました。

早速水槽が見えてきました。
こちらにはウミガメの展示が行われていました。
ここのウミガメたちの中には、ケリー・タールトン水族館によって保護され、リハビリを受けているレスキュータートルも含まれているのだそうです。


専用の水槽であるため、他の生き物に気兼ねなしに泳いでいます。
当時は、スティングレイベイという名前の水槽でした。

こちらはおなじみペンギンですね。

南極に関する展示エリアであり、南極にあるスコット基地を再現した展示になっているそうです。
ガラス張りになっており、ペンギンの生育環境に適した温度管理となっているこのン中には、キングペンギンとジェンツーペンギンとが生育されています。




そして、シーライフ・ケリー・タールトン水族館の目玉である、巨大水槽と海底トンネルのアンダーウォーターワールドです。
真上を巨大なエイが泳いでいくことも。

トンネル自体はこのようになっており、全長で110mもある巨大な海底トンネルになっています。

今度はサメが真上を通っていきました。
大迫力ですね。


海沿いの非常に良い立地にある水族館です。
いかがだったでしょうか。
自然がたくさんのニュージーランド。
そして、日本と同じく島国であるため、陸の生物だけではなく海の生物もたくさんいるのです。
なかなか陸の動物たちに比べるとフォーカスされにくい海の生き物たちですが、ダイバーが設立した本格的な水族館であるシーライフ・ケリー・タールトンズ水族館にぜひ足を延ばしてみてください。