542【ベトナム紀行】『ベトナム料理』と聞くと、生春巻き?フォー?ぐらい??。いやいや、まだまだありますよ

食巡り(Food/Makanan)
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日本でも他国の食べ物に触れる機会がとても多くなってきました。
一昔前では中華料理やイタリア料理ぐらいしかなかった中で、韓国料理が注目を能詰めたり、世界各国のあらゆる料理が日本に集まってくるようになりました。
自分たちがこれまで味わったことがなかったような新しい味に出会った時には、それまでの固定観念を崩されるような新しい気持ちにさせられますね。

そして、近年では東南アジアの食に触れる機会もかなり多くなってきており、一般的に食べられることも多くなってきています。
東南アジアの食と言って真っ先に思いつくのはタイ料理ではないかなと思いまう。
日本では味わえないような味付けや、強烈な辛さは、記憶に強烈に焼き付くのではないかと思います。
その印象がかなり強いので、東南アジアの食=辛いというイメージを持っている人もかなり多いのではないでしょうか。
しかし、実際辛い料理はたくさんあるのですが、タイ料理ほどの辛さを持った太時aの国はあまり多くはありません。
そして、今回紹介するベトナム料理も、”辛い”という料理ではなく、非常に優しい味の料理なのです。
そのため、東南アジア料理が初めてだという人にもとてもおすすめなのがこのベトナム料理。
まずはここから挑戦して、世界の味を広げていってみませんか。

というわけで、今回のわきみちは、

【今回のわきみち】
  • 香草の味と香りが新鮮なベトナム料理。その優しい味わいは、新しく出会った人々を虜にすることでしょう。

ベトナム料理とは

ベトナム料理は、ベトナムを発祥とした料理の総称です。
ベトナムは歴史的に様々な周辺諸国や、西欧諸国の影響を受けてきました。
その際に、食文化にも様々な影響がもたらされて、今日のベトナム料理へとつながっています。
周辺諸国との争いが幾度となくあったベトナムでは、北からやってきた中国の影響や、一時期は東南アジア全域で力を誇ったカンボジアなどから影響を受けています。
また、長い年月、フランスによる統治下にあったこともあって、フランスの影響を受けた食べ物も多くあります。
ベトナムのフランスパンはとてつもなく美味い!というのもこういった歴史的な経緯があるからなのです。

そして地域柄、このあたりに生育している野菜やハーブなどをふんだんに使った、香り豊かな食事は、日本ではなかなか味わうことができませんよね。
暑い気候であることからもハーブをふんだんに使った料理も誕生してきたことでしょう。
ということは、ベトナム料理は食物繊維もたっぷりのとってもヘルシーな料理。
現代の健康意識の高い人々にとってはもってこいの料理でもありますね。
では、ベトナム料理にはどのようなものがあるのでしょうか。
代表的なものを紹介していきたいと思います。

ベトナムは南北に長い国であり、北と南では大きく気候風土も異なります。
そのため、一言にベトナム料理と言っても、使用する食材・調味料や、味付けなども異なる部分があります。

中国に近く、比較的寒い気候の日もあるベトナム北部では、他の地域に比べて塩辛い味付けとなっており、ハーブもあまり多用しないという特徴があります。

中部ベトナムは、長く王宮が置かれた場所だったこともあり、貴族に向けた洗練された料理などが多くなっています。
また、トウガラシを使った辛い料理などがあるのも中部ベトナムです。

南部ベトナムは、南国の温暖な気候の中で、これぞ南国の料理だというようなものが多くなっています。
ココナッツミルクなどを料理に使用することも南部の特徴ですし、ハーブを多用するのもこの地域です。

代表的なベトナム料理

それでは、ベトナム料理を代表する料理をいくつか紹介していきましょう。

ゴイ・クオン(生春巻き)

ゴイ・クオンは、生春巻きとして日本でも有名ですよね。
南部ベトナムで一般的な食べ物であり、海老や生野菜、香草を薄いライスペーパーでくるんで、ヌックマムという甘辛い調味料につけて食べます。
ベトナム本場のゴイ・クオンは、けっこう香草がズドンとくる内容になっていますが、そのあたりは自分で調整して食べられます。
非常にさっぱりとしていて、暑い地域にはもってこいの食べ物の一つです。

フォー

こちらもベトナム料理を代表する生春巻きの双璧ですね。
こちらはベトナム北部のっ料理なのですが、鶏肉を使ったフォー・ガー、牛肉を使ったフォー・ボーがあります。
どりたも鶏ベースの出汁に、ライスヌードルが入って、鶏肉か牛肉などが載せられます。
初見の時にびっくりするのは、そのうえに山盛りに載せられる香草。パクチー。
苦手な人も多いので、避けて食べてしまう人も多いのですが、現地でいただく時には、ぜひそのままがっつりといただいてしまいましょう。

カオ・ラウ

次は中部ベトナム、ホイアンの名物カオ・ラウです。
太めの面に甘辛いタレを絡ませ、野菜や揚げワンタンを絡めて食べるうどんのようなものです。
一説なのですが、このカオ・ラウは日本の三重県の名物伊勢うどんがルーツではないかといわれています。
実際に日本人街が存在したホイアン。
あながち真実の話なのかもしれませんね。

バイン・セオ

米粉の生地に海老や野菜などをのせて、火を通してパリッと焼いたベトナム南部の名物料理です。

バイン・ミー

ベトナム料理の中でフランスの色合いを色濃く残すのがこのバイン・ミーでしょう。
バゲットに肉やハム、野菜やハーブをたっぷり挟んだベトナム風のサンドイッチです。
バゲットを使っているところにフランスから伝わった食文化が伺えます。
ベトナム全土でみられます。
路上で販売しているものを見かけることもよくあるのですが、衛生状態には気を付けましょう。

いかがだったでしょうか。
今回はかなり一般的なベトナム料理の実を紹介しましたが、まだまだ隠された驚きの料理の数々があります。
今後もまたいろいろなベトナム料理も紹介していきたいと思います。