日本には全国各地に名所と呼ばれる場所があります。
北は北海道から、南は沖縄まで。
ガイドブックやテレビ、写真や本など、いろいろなところで全国各地の名所が目に留まり、そこに訪れたい!という気もちにつながることでしょう。
今回紹介している名所に初めて出会ったのは、アニメのサ〇エさんのオープニングでした。
日本各地をサ〇エさんがめぐるこのシリーズ。
その時取り上げられてのは北海道は札幌でした。
札幌というと、日本の最も北にある大都市。
その街には様々な名所が残されています。
サ〇エさんがいろいろと札幌をめぐっている中で最も目に留まったのが、ある時計台でした。
そう、札幌といえばといってもいいほど、この街を代表する名所が札幌市時計台です。
明治期であろうその外観は、他にもいろいろと名所が流れていたた中で最も記憶に残った場所でした。
いつかこの場所に行ってみたい!
幼いながらに思い続けたその気持ちは、とうとう実現されることとなります。
そして、あこがれだった北海道札幌。
そして、あの記憶に残っていた札幌市時計台を目ざします。
そして・・・!!?
というわけで、今回のわきみちは、
北海道絡みの記事です。





















札幌市時計台
札幌市時計台は、札幌の市街地中心にある150年ほどの歴史がある日本最古の時計台です。
正式名称は「旧札幌農学校演武場」であり、現在の北海道大学の前身である札幌農学校に属していた建物でした。
建造されたのは明治11年(1878)であり、かの有名な札幌農学校初代教頭であったクラーク博士の構想に基づいて建てられました。
建造当時には有名な時計はここにはついておらず、鐘楼がありましたが、正確な時間を求める声から、明治14年に、市民に時間を告げるために演舞場にアメリカE・ハワード社製の時計装置が取り付けられたのだそうです。
そして、現在もまだその時計は現役で使われ続けているのです。
ネジをまき、石の振り子の力を利用して動かされるこの時計は、その様子を実物を一般の人々が見ることはできませんが、館内に展示されている同じ時計機を用いてねじまきのデモンストレーションを見ることができるのだそうです。
演武場として建てられたこの建物ですが、これまでには図書館や軍用施設としても使われてきた経緯があり、国の重要文化財にも指定されています。
現在は展示博物館として札幌を代表する名物スポットとなっており、毎日正午にその鐘の音を響き渡らせています。
2階建ての館内は、その1回が展示場となっており、札幌市時計台がここまで歩んできた歴史を、展示資料やパネル、ミニチュアなどによって知ることとができます。
2階はホールとなっており、札幌農学校時代にはここで授業なども行われていたのだそうです。
現在は、演奏会や講演会などに使われているのだそうです。
その雰囲気は、ヨーロッパの教会の雰囲気を感じるような様子でした。
札幌市時計台は毎日日没から21:30までライトアップされているため、夜の見学もお勧めです。
そんな歴史ある札幌市時計台なのですが、名所であると同時に、日本3大がっかり名所の一つにも数えられてしまっているのです。
日本三大がっかり名所とは、長崎県のオランダ坂、高知県のはりまや橋、そして札幌市時計台が挙げられます。
なぜ札幌市時計台ががっかり名所なのかというともちろん理由があります。
それは、もともとの大きさもあるのですが、街の都市化に伴って、時計台の周囲が高層ビル化したことで、もともとそれほど大きくない時計台がなお一層小さく見えてしまっているからなのです。
おそらく訪れた人のほとんどが、「なんか小さくない?」と思ってしまうところにがっかりポイントがあるのです。
しかし、そんながっかりもおそらく外観のサイズだけでしょう。
歴史ある建造物に、現役の時計が設置された時計台。
内部にある博物館など、見る人を満足させてくれることは間違いないでしょう。
アクセス
JR札幌駅から、南に1kmほどのところにあります。
札幌市時計台に行ってみた
それでは、札幌市時計台へ行ってみましょう。

こちらが札幌市時計台の写真です。
この写真はがっかり感は感じませんよね?
歴史と伝統のある時計台の雄大さを表せている写真だと思うのですが、実際にここに行ってみると、思ったより小さい・・・となってしまうのです。
しかしここの魅力は、中に入ってこそ!なのだそうです。
残念ながら、実はまだ内部に入ったことがないので、今回はここまでです。
次回札幌に訪れたときには、中に入って、この記事の続きを書いていきたいと思います。
いかがだったでしょうか。
札幌ではまず間違いなくほとんどの人が訪れるのではないだろうかという札幌市時計台です。
札幌駅からも非常にアクセスがよく、北海道が開拓されてきた古き時代の歴史を今に伝え続ける建造物の一つでしょう。
第一印象は『がっかり』の人が多いだろうことは想像に難くありません。
しかし、そこから先はがっかりポイントではありませんよ。