553【タイ紀行】市内観光ではまずここ。地下鉄開通でますます行きやすくなった涅槃像で有名な『ワット・ポー』

食巡り(Food/Makanan)
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タイのバンコクへ行くと、必ず市内観光に行くことになるでしょう。
超大都会であるバンコクの中には、近代的な観光地がたくさんあふれています。
では、長い歴史を持つような寺院などはあるのでしょうか。
もちろんあります。
バンコクの観光案内でも巨大な黄金の涅槃像を見たことはないでしょうか?
これこそバンコク市内にある巨大な涅槃像をもつ伝統ある寺院、ワット・ポーです。

市内西部のチャオプラヤー川沿いにあるこの寺院周辺には、ワット・ポー、王宮、ワット・プラケオ、ワット・アルンという市内観光の中心となる寺院群が集まっています。
それぞれ個別に紹介していくとして、今回はワット・ポーについて書いていきたいと思います。
以前はタクシーやトゥクトゥクでしか行くことができませんでしたが、近年はこのエリアにまで地下鉄が延伸したため、非常に簡単にアクセスできるようになりました。
そのためか、訪れる人の数もかなり増えているような感じもしました。

というわけで、今回のわきみちは、

【今回のわきみち】
  • タイと聞いて真っ先にイメージする人も多い巨大涅槃像の寺院。実はタイ式マッサージの総本山でもあるのです。

タイについての記事です。

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ワット・ポー

ワット・ポーはバンコク市街西側のチャオプラヤー川沿いにある寺院です。
ここは1788年に現在のタイ王家によるチャクリー王朝の初代ラーマ1世によって建立された寺院です。
古くこの寺院は、寺院としての役割だけではなく、タイで最初に造られた医学を学ぶことができる大学として、現在もタイ式医術であるタイマッサージの総本山として、敷地内にはマッサージにまつわる建造物などや像などが見られます。

黄金の座仏像があるワット・ポー本堂は回廊で囲まれており、その回廊を囲うように大小多くの仏塔が林立しています。
これらの小さな仏塔にはそれぞれ、王族などの遺骨が納められています。
さらに本堂から敷地内の西側に入っていくと、ひときわ大きな4基の仏塔が見えてきます。
これらはチャクリー王朝の初代ラーマ1世から4世までの王を表しています。

そして、何よりこの寺院で最も有名な見どころは、巨大な黄金の涅槃像です。
その大きさは長さ46m、高さ15mもある涅槃像は、その全身が黄金に包まれ、涅槃仏堂の内部いっぱいにおさめられています。
涅槃仏の周囲を一方通行に見て回ることができます。
仏の顔の正面からスタートし、歩いていくと仏の足の裏に古代インド仏教の世界観の中で中央にそびえたつ須弥山図などが精巧に描かれています。

涅槃仏堂内には、108つの鉢が並んでいます。
堂内では20バーツを寄進して大量の小銭が入った器を受け取ります。
そして、この小銭を並んだ小鉢に順番に入れていきます。
108つというと、仏教でいう煩悩の数。
ここで108つの鉢すべてに小銭を1枚ずつ入れることで、その人が持つ煩悩を捨て去ることができると考えられています
ワット・ポーに行った時にはぜひ訪れてみましょう。

ワット・ポーはマッサージの総本山
そのため、伝統的なマッサージを表しているような像が敷地内には立っています。
また、現在でもタイ式マッサージ場が敷地内東側に2軒あり、300~400バーツほどで30分か1時間のマッサージを受けることができます。

アクセス

JR釧延伸したMRT新駅のサナームチャイ駅から北に徒歩3分で到着します。

ワット・ポーに行ってみた

それでは、ワット・ポーへ行ってみましょう。

北側のタイ・ワン通り沿いの入り口から敷地内に入ります。
まずは入って左側にある本堂に向かいます。

本堂は回廊に囲まれた作りとなっています。

回廊にはこのように黄金の仏像が整然と並んでいます。

何かの神の像でしょうか??

回廊の東西南北には小さなお堂があり、それぞれ黄金の座仏像が置かれています。

そして回廊の中央には本堂があり、ひときわ大きな台座の上に座る黄金の座仏像がいます。

本堂の周囲も見てみたいと思います。

本堂から出て、回廊の周囲を見てみると、小さな仏塔が林立しています。
これらの仏塔にはそれぞれ遺骨が納められており、王族だけではなく、現在は寄進することで誰でも遺骨を納めることができるようになっているのだそうです。

ひときわ大きな4基の仏塔は、ラーマ1世から4世までを表している仏塔です。

本堂のエリアと、涅槃仏堂との境には塀が設けられています。

先ほどの4基の大きな仏塔の近くにまでやってきました。

近くにはリンガも置かれていました。

それでは涅槃仏のあるお堂に行きます。

近くにはタイ式のマッサージらしき動作を表した像がいくつも飾られていました。
こういったところがマッサージの総本山であることを表しています。

この時は1月1日。
お正月のイベントが大々的に繰り広げられていました。

涅槃仏堂に入りました。
相当な大きさです。

仏像の周りをぐるっと回っていきます。

足の裏を見つつ、背面に移動します。

涅槃仏像の裏側です。

後頭部も見ることができます。

こんなところまで非常に精巧ですね。

お祈りをする場所も設けられています。

そしてこれが、108つの鉢です。
一つ一つ小銭を入れていくことで煩悩を捨て去るのです。

涅槃仏堂はこのような人の入りです。
かなり混雑しています。

いかがだったでしょうか。
バンコクでは最も有名なこのエリア。
その中でもまずは観光客が目指すのがこのワット・ポーでしょう。
ここは訪れると、その周囲にも見どころが多数あるので、ぜひじっくりと時間をとってみて回っていきましょう。