562【ペルー紀行】標高4000mもある、ティティカカ湖西岸に位置する『プーノ』

ペルー(Peru)
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以前、当ブログでも紹介したペルーにある標高4000m級の世界最高値にある淡水湖ティティカカ湖

233【ペルー紀行】トトラ(葦)で作られた浮島に住む伝統民族ウル族の生活を知ろう『ティティカカ湖 ウロス島』
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クスコからティティカカ湖に向かうわけですが、ティティカカ湖観光の拠点になるのがこのティティカカ湖西岸にあるプーノの町です。
富士山よりも高い場所にあるこの町では、普通に生活するだけでも体力勝負。
慣れていない我々のような人間であれば、あっという間に高山病になってしまって、動けなくなってしまいます。
そんな高地でも、プーノの人々は平気で日常生活を過ごしています。
生まれ持った遺伝的なものなのか。
長くこの地に住み着いていてことから体が順応してしまったのか。
おそらく両方の要因はあるとは思うのですが、それぐらいとんでもない高さにある町なのです。

そんな過酷な場所であるプーノなのですが、ティティカカ湖をはじめとした観光ツアーにはじまり、旅行者を惹きつけてやまない魅力にあふれた場所でもあるのです。

というわけで、今回のわきみちは、

【今回のわきみち】
  • 超高地の町プーノ。この高さで暮らす人々の謎。人間の限界に挑戦する街とはどんな町なのだろうか。

ペルーのクスコに関する記事です。

549【ペルー紀行】世界遺産人気ナンバーワンの南米の聖地マチュピチュの山麓に広がる村。早朝から訪問したい人はここへ泊まろう『マチュピチュ村』
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279【ペルー紀行】インカ文明の巨石建築の最高傑作ともいわれる『サクサイワマン遺跡』
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プーノ

プーノはペルー南部の高地にある町です。
その歴史は17世紀からであり、スペインのインカ征服後に作られた比較的新しい町です。
しかし、すぐ東にあるティティカカ湖の周囲は、インカ帝国より前のプレ・インカ時代から文明があったことが判明しているのだそうです。

そんなプーノの町へは、クスコの町から向かうことになります。
しかし、ただでさえ高地にあるクスコの町ですが、プーノに向かうには途中に4000mを超える峠越えがあったり、到着した先のプーノの町でさえ4000m近い標高を誇る町です。
高地に慣れていない我々にとっては、クスコからプーノまで移動するだけでもかなり強烈な旅なのです。
また自然条件だけではなく、道中では強盗やストライキなども定期的にあったりするため、事前情報入手かなり大切ですね。

プーノは非常に高地にある町のため、気候は低く、基本的に寒いと考えておいて間違いないでしょう。
また、プーノの中心エリアやティティカカ湖上の島々は治安は心配する必要はないでしょう。
しかし、郊外に出たりするとあまり安全ではないそうなので、こちらも情報収集が大切ですね。

プーノの町につくと、クスコと同じようにアルマス広場を中心にした町造りとなっていますが、クスコと違ってここはティティカカ湖ツアーがメインの町。
そのため、プーノ自体には駅と市場、バスターミナル、そして湖畔に広がる港といったものしかありません。
あまり宿泊施設も充実しているとはいいがたく、豪華絢爛な一流ホテルはありません。
むしろティティカカ湖浮かぶ人口島にある宿の方が、ここならでは感があるために人々から選ばれているようなのです。

アクセス

クスコから南東に500kmほどの場所にあります。

プーノへ行ってみた

それでは、プーノへ行ってみましょう。

クスコからプーノへ向かう道中は非常に厳しい自然環境の地です。
特に、途中にある峠部分が標高4000m区域にあるため、それだけでも体調を崩す人々が続出します。

道の周りはこのような山脈に囲まれています。
かなりの高地であるため、そこに生息する植物もかなり限られているのです。

峠にやってきました。
ここがちょうど4335m地点になります。
かなり体はきつい場所です。

ところが、ここに暮らす人々や、家畜たちはへっちゃら。
どういう身体構造の違いがあるのでしょう。

峠の場所は広い平地になっており、プーノの人々によるバザールが行われています。

遠くには雪山が見えますね。
基本的に気温は低く寒いエリアです。

観光客たちはみんなへとへとです。
ところが、動物たちはなんてことなし。
バザールの人々も元気です。

さらにバスに乗りティティカカ湖畔の市街地エリアへ。
途中には鉄道も見えました。

小さな町であるプーノは基本的には何にもありません。
このあたりは少し外れた郊外になりますので、さらに何もありません。

時折ぽつんと家屋やお店があったりします。

休憩所兼バザールのようなところもありました。
なぜか知りませんが、このあたりのトイレには便座がありません。
どう使うか当時はわからなかったので大苦戦しました。

果てしない鉄道路線です。
一日数本しか通りませんが、過酷なエリアであっても鉄道は走っているのですね。

いかがだったでしょうか。
プーノへの旅ですが、この後とある遺跡に立ち寄りました。
次回はこの記事の続きで、プーノにあるその遺跡についての記事を書きたいと思います。