583【カンボジア紀行】惜しまれつつも閉館した、カンボジア文化がわかった施設だった『カンボジアン・カルチャー・ヴィレッジ』

カンボジア(Cambodia)
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カンボジアのシェムリアップに行くと、まあ間違いなくアンコール遺跡を見て回ることになります。
1日2日では全然見て回ることができないほどの見どころがあり、短期で滞在する場合にはほかのことをしている余裕はないでしょう。

ところが、1週間ほど滞在することになるとさすがにほかに何かないかと、探してみたくなります。
そんななかいろいろと探し回っているとカンボジアの文化を学ぶことができる施設が意外とあったりします。

今回紹介しているカンボジアン・カルチャー・ヴィレッジもそんな施設の一つでした。
アンコール遺跡のミニチュアや、文化や民族などの展示が数多くなされており、非常に面白い施設の一つでした。

ところがこのカンボジアン・カルチャー・ヴィレッジですが、2020年に残念ながら閉館してしまいました。
今回紹介してはいますが、残念ながらもう訪れることはできません。
かつてこのような施設があったのだということで今回の紹介記事は見ていただければと思います。

というわけで、今回のわきみちは、

【今回のわきみち】
  • 短時間でカンボジアの歴史施設を見て回るにはちょうど良い施設だったカンボジアン・カルチャー・ヴィレッジ。今は無きその施設を思い返してみました。

カンボジアン・カルチャー・ヴィレッジ

カンボジアン・カルチャー・ヴィレッジは、カンボジアのシェムリアップにかつてあったテーマパーク兼文化博物館です。
2003年にオープンしたこの施設は、ここでは約2ha(21万㎢)もある広大な敷地内で、カンボジアがこれまで経てきた重要な歴史的建造物や地元の習慣などの文化が紹介されていました。
ところが、コロナのパンデミックによってカンボジアの観光産業は大打撃を受けたため2020年11月に閉館となってしまいました。

敷地内には、カンボジアに住む19の民族ごとの生活様式や文化を紹介した伝統的な村を模した11の建造物がありました。
そこでは、木造の家屋や、石の彫刻などが展示されていました。
これらの展示物だけではなく、アプサラダンスなどの民族に伝わる踊りや結婚式などの儀式、などを再現しているショーが連日行われていました。

また、蝋人形を使って伝統的な文化を紹介した蝋人形館や、敷地内のいたるところにはカンボジアの観光地を再現したミニチュア模型も置かれており、ここだけでカンボジアの様々なことが理解できるような作りになっています。

敷地内にはレストランやお土産物屋もあったりします。
なかなか充実した施設のわりに、観光客はそれほど多くないため、ゆっくりとみて回ることができる施設なのでした。

自分が訪れたときは平日だったのですが、週末の土日には、ジャヤヴァルマン7世が精巧に至るまでをショーにした、グレーテスト・キング・ジャヤヴァルマン7世、という舞台公演も行われていました。

アクセス

シェムリアップ中心地から北西に2kmほどのところにありました。

カンボジアン・カルチャー・ヴィレッジに行ってみた

それではカンボジアン・カルチャー・ヴィレッジへ行ってみましょう。

こちらがカンボジアン・カルチャー・ヴィレッジの入り口です。
見ての通り、平日に訪れたのですが、ほぼ観光客はいませんでした。
週末限定のショーがあるため、土日にはもう少し訪れる人は多いようです。

早速中にはいると、蝋人形による文化展示がありました。
上の写真はアプサラダンスの様子です。

王や貴族たちの生活の様子などが数多く展示されていました。

これは兵士たちの戦いの様子です。

王と王妃の謁見の間を再現したものです。

仏教僧や楽師など、文化的な様子の展示もあります。

王族が用いていた品々の展示もありました。

アンコールワット建造の様子です。
数多くの人々によって巨大な寺院が建造されたことがわかります。

蝋人形館から外に出てみると、各地の建造物を模したミニチュアが展示されています。

こちらはプノンペンにある王宮のミニチュアです。

ストゥーパ(仏塔)ですね。

巨大な涅槃仏もありました。
これはタイっぽいですね。

そして敷地内には様々な民族の伝統的な生活を再現した村があります。

こちらが伝統的な民族家屋を再現した建物です。

さらに敷地内を散策してみます。
かなり広い敷地内です。

敷地内の池の上にも家屋が再現されています。

伝統的な民族ショーが始まりました。

まだまだほかにもいろいろなスタイルの建物があります。

インドやムスリムのようなスタイルの建物ですね。

いかがだったでしょうか。
目の前の数多くの歴史的な建造物が残るシェムリアップにあっては、この施設を目当てに訪れる人はそれほど多くはなかったかもしれません。
しかし、その分ゆったりと施設を楽しむことができる場所でした。
再び訪れることがあるかと考えていた矢先の閉館だったので非常に残念です。