今回は久しぶりのウズベキスタンの首都タシケントの記事です。
ウズベキスタンの数ある見どころを見に来た観光客たちのほとんどがスルーするタシケント。
実際、ほかに素晴らしい都市が数々あるため、タシケントに着いたとしてもすぐに地方都市に移動してしまうことがほとんどではないでしょうか。
そしてウズベキスタンといえば旧ソ連国。
旧ソ連国の雰囲気が最もプンプンする都市はこのタシケントでもあるのです。
街中を歩いていると、他の都市では感じられないような雰囲気が盛りだくさんであるため、その雰囲気を楽しめない人は少し物足りないかもしれせん。
首都に訪れるといつも真っ先に行うことは、お土産散策です。
タシケントではお土産散策にぴったりなのがチョルスーバザールです。
ここでは、ウズベキスタンならではの食べ物や民芸品など、いろいろなものが安く手に入ります。
そして、他にもいろいろまわってみたくなりますよね。
そこで今回紹介するのはツム百貨店(タシケント ウニヴェルマーグ)です。
この百貨店なのですが、旧ソ連時代からある国営百貨店なのですが、なんといってもその雰囲気が独特なのです。
今回はこのツム百貨店を紹介したいと思います。
というわけで、今回のわきみちは、
ウズベキスタンのタシケントに関する記事です。




ツム百貨店(タシケント ウニヴェルマーグ)
ウズベキスタンの首都タシケントには、旧ソ連時代からある国営百貨店があります。
ナヴォイオペラバレエ劇場のすぐそばにあるこの百貨店はツム百貨店といい、現在はタシケント ウニヴェルマーグという名前なのですが、今もなおツム百貨店といっても通用するようです。
ここには観光客向けのお土産物というよりかは、タシケントの現地の人に向けた衣料品や生活用品、家電や雑貨、ウズベキスタンならではの民芸品など、様々な品物がいろいろと並べられており、見て回るだけでも面白かもしれません。
イスラム圏では御法度な酒類があるのは??ですがw
日本よりかは安く品物が手に入りますが、バザールなどで売っているものと同じものであれば、バザールの方が安く手に入ることでしょう。
ツム百貨店は三階建てのガラス張りで、シンプルな外観でそこまでの古臭さは感じません。
しかし一歩中に入ってみると、その雰囲気にびっくりすることでしょう。
薄暗い照明。
陰気な雰囲気。
乗るのが不安になるエスカレーター。
売る気があるのか?というような売り子。
お客さんが全くいないんですけど・・・。
独特な雰囲気にびっくりすることでしょう。
旧ソ連時代のあらゆるものが国営だった時には、こういった雰囲気が普通だったのでしょうか?
そんな雰囲気が今もなお見ることができるとあって、一見の価値はある場所だと思います。
しかし現在は改装されて、内部も多少こぎれいになったという情報があったのですが、真偽は確かではありません。
ここまで紹介した来たことからもわかるように、ここは人々の活気を求める場所ではありません。
アクセス
ナヴォイオペラバレエ劇場の南西100mほどの場所にあります。
ツム百貨店(タシケント ウニヴェルマーグ)に行ってみた
それでは、ツム百貨店(タシケント ウニヴェルマーグ)の町に行ってみましょう。

かつて日本人もその建造に携わったとされるナヴォイオペラバレエ劇場。
タシケント襲った大地震にも全くビクともしなかった建物です。

ここからツム百貨店は100mほどのため、徒歩で移動します。

写真を見てもわかると思うのですが、
タシケントの街・・・
人を見かけません・・・。
平日昼だったということもあるのですが、首都とは思えない静けさがあります。

そんなこんなでツム百貨店に到着。
外観はシンプルでスタイリッシュに見えなくもないですが、結構古いです。

百貨店に近づいてくると、なんとなく陰気ーな雰囲気が漂ってきます。」
びっくりするほど周囲にも、この後はいる中にもお客さんがいない・・・。
これでやっていけるのでしょうか。
この後中に入ることになるのですが、薄暗ーい雰囲気で自分ぐらいしか客がいなく、とても写真を撮れる雰囲気ではなかったので、この先の雰囲気を味わいたい方は自分の目で確かめてみてください。
いかがだったでしょうか。
百貨店内部の写真が残っていなかったので今回紹介できずに残念なのですが、一度見ておいても面白い百貨店でした。
タシケントでは、ツム百貨店もそうですが、地下鉄の構内や、古いホテルなどで旧ソ連時代の雰囲気を味わえる場所が結構残っています。
なかなかウズベキスタン紀行では立ち寄らない街かもしれませんが、余裕があれば行程の中にタシケント、そしてこのツム百貨店を入れてみてはいかがでしょうか。