今回紹介するのはとある一軒のピザレストランです。
なぜただのピザレストランを?と思うかもしれませんが、このピザレストラン、非常に人気があるため予約するのも困難な店としてとても有名な店なのです。
「あー、そういう店もあるよね。」
と思うかもしれませんが、このピザレストランに関しては安易にその言葉を発することができません。
それはなぜかというと、このピザレストランの立地にあるのです。
ではこのピザレストラン。どこにあるのかというと・・・
狭く急こう配な坂道を上ったとある山の山頂にあるのです。
実際に行ってみると、行くまでの道のりがすさまじく大変です。
軽自動車で一度行ってみたのですが、坂道の途中でいったん止まると、再度走り始めことができない・・・。
そんな場所にあるピザレストランなのです。
奈良県は生駒山山頂にある山岡ピザは、その味はもちろんのことながら、その立地でもある意味で有名なピザレストランなのです。
今回は、この山岡ピザについて書いていきたいと思います。
というわけで、今回のわきみちは、
奈良県に関する記事です。








山岡ピザ
奈良県は生駒山、狭く険しい道を上っていき、山の山頂近くに一軒の古民家を改装した小さなレストランが現れます。
ここはピザを提供するピザレストラン、山岡ピザなのです。
しかし、こんなとてつもない立地のところに客が来るのか・・・??
と思うことなかれ。
知る人ぞ知るこのピザレストランは、連日超人気のお店であり、予約しなければまず食べることができないほどのレストランなのです。
そしてその予約自体もなかなかとることが難しい・・・。それほどのお店なのです。
ほとんどの人は車で訪れるこの山岡ピザに行くためには、生駒山のとんでもない山道を登っていかなければいけません。
車のエンジンがウンウン唸るほどの急こう配をとにかく登っていきます。
途中で止まってしまうと、軽自動車であれば再び登り始めることは不可能でしょう。
勢いをつけて、一気に登り切ってしまわなければなりません。
一部の場所では、車一台分の幅しかないところもあり、前から車が来たらおしまい・・・とも思えるような場所もあったりします。
おそらく冬はこの道を登れるかといわれると、自信はありません。
そんな急こう配を上っていくと、山頂近くにぽつりと一軒の山小屋風古民家があります。
こここそが大人気ピザレストランである山岡ピザなのです。
そしてレストランに到着すると、山頂からの素晴らしい奈良の街を見下ろした光景が広がります。
特に夜になると、百万ドルの夜景と言ってしまっていいほどの夜景が広がります。
それほど大変な思いをしてやってきた山岡ピザ。
そのお味は期待を裏切りません。
薪窯じっくりと焼き上げるピザ、地元のとれたての食材をふんだんに生かし、厳選したオーガニックな素材、選び抜いたワインなどとにかくウリのたくさんあるピザレストランです。
アクセス
恐ろしい急こう配で有名な暗がりなら街道から少し北に行ったところにあります。
大阪側からやってくる場合、暗峠がとにかく難所になるかと思います。
勾配だけで考えると、奈良側から登坂するほうがアクセスはしやすいでしょう。
徒歩でも近鉄南生駒駅から1時間以内で到着することはできるようです。
山岡ピザへ行ってみた
それでは山岡ピザへ行ってみましょう。

レストラン内は全席がこのように窓際の席になります。
視界の前面に奈良の夜景が広がります。
メニューはピザとパスタを中心に、一品料理も充実。
味付けも絶品なオーガニックメニューです。

いろいろ頼んだのですが、写真に残っていたのがこれだけ・・・。
山岡ピザの特徴はトッピングもそうですが、薪窯でしっかりと焼き上げられた生地にもあります。
写真はマルゲリータなのですが、口に入れるとふんわりとしているものの、もっちりとした生地です。
そこにしっかりとしたお味のトマトソースが塗られ、オーガニックなトマトやバジルなどがトッピングされ、あっさりとしているもののミルク感の残るモッツァレラチーズがトッピングされ、あっという間に食べきってしまうほどの美味です。
ピザレストランに行った時には、まずこのマルゲリータを食べることで、そのお店の真価がわかるのではないでしょうか。
これに加えて、ソーセージやトッピングのはちみつ、デザート類も充実しており、かなり満足度の高いレストランでした。
いかがだったでしょうか。
辺境にあるからこそ、何とか攻略してやろうじゃないかという挑戦者心に火が付くわけでもあります。
いくつものハードルを乗り越えて到達できるだけの価値ある山岡ピザ。
まずはしっかりと予約を確保してから、この山頂のレストランを目指してみてください。