652【マレーシア紀行】意外と空港から遠いクアラルンプール市中心部。でもこれがあれば安心!『KLIAエクスプレス』

マレーシア(Malaysia)
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気分がワクワクする海外旅。
“海”+”外”と書くほどなので、日本から海外に出るためには99%以上は飛行機に乗らなければいけないわけです。
飛行機移動はとても早く、旅の心強い味方なのですが、どうしても避けられない特徴もあります。
それは、乗り降りがどこでもできるわけではないということ。
そして、空港建設は地元住民の生活にも直結する問題のため、なかなかどこにでも作ることができるわけではありません。
そのため、ほとんどの場合は、都心部中心からすぐアクセスができる場所にあるということは稀なのかもしれません。

今回紹介しているのは、マレーシアの首都クアラルンプールにアクセスするために使われているクアラルンプール国際空港についてです。
東南アジアの中心に位置し、シンガポールやバンコクなどとともに、ハブ空港としても機能している超大型の空港なのです。
この空港、非常に快適な空港(入国審査の混雑っぷりを除いて・・・)なのですが、やはりこれだけ大型の空港だけあって、クアラルンプールの中心地に位置するわけではありません。
市の中心部から南に約50kmものところにあるのです。
これはかなりの距離がありますよね。
空港に到着したーと思ってもそこから市の中心部までもうひと旅あるのです。

しかし、交通インフラも東南アジアの中ではトップクラスに充実しているマレーシア。
空港から市内に赴く方法にはいくつかあります。
定額制タクシー。空港バス。そして鉄道。
今回は、この中でも空港から市内まで続く鉄道、KLIAエクスプレスについて紹介をしていきたいと思います。

というわけで、今回のわきみちは、

【今回のわきみち】
  • 速くて安心。おそらくほとんどの人はこの移動手段かな?KLIAエクスプレスに乗ってみよう。

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クアラルンプール

マレーシアの首都 クアラルンプール
この年を訪れる方法としては、日本からであれば飛行機ですね。
クアラルンプールにある国際空港のクアラルンプール国際空港は、東南アジアを代表するほど大きなハブ空港です。
非常に快適な空港なのですが、これだけ大きな空港、やはり市の中心近くにはないのです。
その位置は、クアラルンプール市内中心部から南に約50km。
結構な距離がありますよね。
東京~成田間に匹敵するほどの距離です。
長い飛行機の旅を終えて、そこからまだ50kmの旅・・・。
気持ち的には結構しんどいです。
では、このクアラルンプール国際空港、通称KLIA/KLIA2(LCC用ターミナル)から市内中心部までにはどんな移動手段があるのでしょうか。

空港バスでの移動

まず、費用を安く抑えたい場合は、どう考えても空港バスです。
メリットはその費用。約RM15で乗ることができます。
「でも、時間がかかるんでしょ・・・??」
と、思いますよね。
道路状況にもよりますが、実は1時間弱で中心部の起点であるKLセントラルまで1時間弱で到着するのです。

実は、費用面でも時間面でもけっこうメリットはあるのです。
デメリットを上げるとすれば少し書きましたが、道路の混雑状況による遅れです。
ラッシュ時の利用は、急ぎの場合は避けて方がよいかもしれません。

クーポンタクシーでの移動

じゃあ、タクシーが時間では最強かな?
と、思いますよね。
クアラルンプール国際空港からは前払いクーポン制のクーポンタクシーがあります。
もちろんタクシーなので、費用面はお高くなっています。
ランクにもよりますが、RM80~RM230ほどかかってしまいます。
これは人数と荷物の積載量によりますが。
タクシーのメリットといえば、自分の最終目的地まで行ってくれること。
これは何にも代えがたいメリットですよね。

あとは時間!のメリットがありそうですが、これはバスと同等か少し劣るぐらい。
1時間から1時間半ほどがかかります。
しかし、バスから市内交通に乗り換えたりする時間を考えると、トータルではタクシーに軍配が上がります。

鉄道:KLIAエクスプレスでの移動

では、クアラルンプール国際空港から市内へのもう一つの移動手段、それが鉄道です。
KLIAエクスプレスと呼ばれるこの鉄道なのですが、とにかく空港から市内までを高速でつなぐ目的のためだけに造られている鉄道であり、時間のメリットは他の手段に比べると頂点に君臨します。
所要時間は約30分なのです。
これは、道路移動の交通手段では太刀打ちできませんよね。
また、乗り心地も非常によく、30分があっという間に到着します。
しかし、懸念点もあります。
それは費用であり、片道でRM55かかります。
日本円で1500円ほどですが、それでもバスに比べるとなかなかですよね。
時間をとるか費用をとるか。
それでも、このKLIAエクスプレスの速さはメリットが大きいです。

そんなKLIAエクスプレスは2002年に開業、2014年にKLIA2まで延伸をした高速鉄道路線です。
KLIAエクスプレスは、KLIAおよびKLIA2(LCC用ターミナル)を起点として、最終的にKLセントラル駅までをつないでいます。
最高時速160kmで運航しており、KLIA2~KLセントラルは所要時間33分です。
15~20分間隔で運転されており、ほぼほぼ待ち時間なく乗ることができます。
そこからの市内交通は、KLモノレールやLRT、KTM等々、もしくはタクシーやバスなどに乗り換えて市内移動を行います。

また、同路線にはKLIAトランジットという一部途中駅(バンダル・タシッ・スラタン駅/プトラジャヤ・サイバージャヤ駅/サラッ・ティンギ駅)に停車する鉄道も運行されています。
所要時間はKLIAエクスプレスよりかは少し時間がかかり、39分かかります。

KLIAエクスプレスに乗ってみた

それではKLIAエクスプレスに乗ってみましょう。

こちらが内部の写真です。
けっこう広々としているでしょ?
席も進行方向向きなので、最終到着地まで快適に到着できます。

外観はこんな感じです。
シンプルで、けっこうスタイリッシュな車体です。

流れる車窓を眺めながら、市内中心部へ向かいます。

だんだんと高層建築も増えていきます。

KLセントラル到着後は、ローカル線に乗り換えて、目的地を目指しましょう。

クアラルンプール市内は鉄道網が充実しています。
どこにいくのも大体は鉄道でOKでしょう。

楽しいクアラルンプール観光が待っていますよ。

地方都市からバスでクアラルンプールを訪れる場合は、到着地点としてTBS(バンダル・タシッ・スラタン駅)となるようです。
チケットを買うときなど、どこまで買えばいいか混乱してしまいますが、TBSとだけ覚えておけば大丈夫でしょう。

TBSでKLIAトランジットに乗り、空港や市内中心部を目指します。

いかがだったでしょうか。
公共交通網が充実しているため、市内中心部から遠い国際空港ではありますが不便さを感じたことはありません。
うまく公共交通を利用しながら、素敵なクアラルンプールの旅を楽しんでみてください。