北海道といえばウィンタースポーツ。
本州とは比べ物にならないほどの素晴らしい白銀の世界で行うウインタースポーツは、一度体験してみると病みつきになることでしょう。
そんな北海道のスキーリゾートといえば何を思いつきますか?
ニセコ
トマム
ルスツ
といったところが出てくるのではないでしょうか。
どれも、桃鉄で覚えたような・・・。
そしてこれらのスキーリゾートに並ぶ有名なスキーリゾートがキロロです。
キロロはキロロスキーリゾートとして、この地域、赤井川村が縮小していく村の産業と人口流出に対する起死回生策として打ち出し、奇跡的な発展遂げたリゾートなのです。
では、キロロリゾートのこれまでと、どのような楽しみ方があるのか紹介していきたいと思います。
というわけで、今回のわきみちは、
北海道絡みの記事です。

















キロロリゾート
キロロリゾートは、北海道余市郡赤井川村にあるスキーリゾート施設です。
余市郡、朝里岳、長峰岳にまたがるエリアに全部で21コースものゲレンデをもちます。
初心者向けの緩やかな斜面から、上級者が楽しめる斜面までバラエティ豊かなコースが自慢です。
また、そのコース一つ一つがとにかく長いのも特徴です。
また、スノーモービル用の区画であったりスキー以外の楽しみ方も可能な、一大リゾート地なのです。
とにかくキロロリゾートの良さは、その積雪量の多さです。
泊まりでここを訪れたなら、一晩で風景がガラッと変わってしまうほどの積雪量を誇ります。
そんなキロロリゾートですが、このようなリゾート地として開発されては1990年代に入ってからだったのだそうです。
それまでのこの地域、赤井川村は、農林業を主要な産業とする村の一つでした。
他の村でも抱えているように、新しい産業の創出と、人口流出という課題をかかえた村の一つでしかありませんでした。
そんな村は、観光産業を活性化させるためとして、スキー場開発に着手することとなります。
その際に提携したのがヤマハでした。
ヤマハと共にスキーリゾートの開発が進めれていていき、スキー場、多目的なスポーツ施設、ホテルやショッピング街、ゴルフ場と、一大リゾートとしての開発がすすめられたのです。
そして、この一帯の名称がキロロと定められました。
キロロという言葉には、アイヌ語をもとにして考えらたのだそうです。
1991年にオープンしたキロロリゾートではありましたが、時代はそれまでのバブル景気が崩壊し、ヤマハも厳しい運営状態が続いていきます。
最終的に2007年にはヤマハはキロロからは完全に撤退しています。
現在はタイの外資系企業の提携が入ったり、全世界的に展開しているホテルチェーンの資本が入ったりとしています。
アクセス
札幌から30km西、小樽から10km南にあるスキーリゾートです。
キロロリゾートに行ってみた
それではキロロリゾートへ行ってみましょう。

こちらがキロロリゾートです。
非常に広大な土地にあるスキーリゾートです。

とにかく積雪量が豊富で、圧雪が追い付かないほどです。

ゴンドラ・リフトに乗って、全21種類もあるコースを楽しみます。
あまりにも広いので、全てを堪能するには1日では足りません。


休憩所、キロロビレッジピコロ。
積もっている雪を見れば積雪の多さがわかることでしょう。

夜も滑れます。
ただ、夜は結構吹雪くので注意も必要です。
この日は、夜間に結構降りました。


きれいなライトアップのもとで滑りを楽しめます。




ホテル前では、夜に花火大会も行われました。
白銀の世界で行われる花火大会。
夏の花火とはまた異なった趣があります。

そして翌朝。
ゲレンデに出てみると・・・!?

昨日の晩に降った雪によって、びっくりするほどの積雪が!!?
昨日の写真と比べると、木がどれだけ埋まっているかによって積雪量がわかるのではないでしょうか。

ふかふかの雪でさらに滑りを楽しめます。
圧雪が追い付いていないので、ボードを楽しんでいると首のあたりまで埋もれながら滑っていましたw
おそらく途中で止まっていたら、自力では抜け出せなかったかもしれません。

ちなみに宿泊したのは、かつてのマウンテンホテルです。
現在はシェラトン北海道キロロリゾートとなっています。
いかがだったでしょうか。
日本各地にたくさんのゲレンデがありますが、ここほど雪質の良かった場所は他にはありませんでした。
実は札幌からも非常に近く、アクセスも抜群なので、北海道でスキーがしたい!!というときにはぜひ選択肢に入れてほしいスキーリゾートです。