673【ウズベキスタン紀行】英雄ティムールの眠る霊廟。夜のアムール・ティムール廟(グーリ・アミール廟)へ行ってみた

世界の世界遺産(World Heritage)
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今回は以前紹介したとある場所に、夜になってから訪れてみたシリーズです。
旅に出て、様々なところに訪れますが、夜になってから訪れてみると昼の顔とはまた違った表情を見ることができるのが。
有名どころであればあるほどライトアップされていたりして、有名な観光タイムになっているところも多くあります。
海外であってもそうなっている場所はたくさんあります。
日本ほど、安全に夜がで歩けるかというとそういうわけではありませんが、もし行けるのであればそれはぜひトライしてほしい所です。

今回は、ウズベキスタンの観光の中心都市でもあるサマルカンドにあるアムール・ティムール廟(グーリ・アミール廟)に、夜に訪れてみました。
ここはその名の通りティムール廟なので、ティムールが葬られている場所です。
そんなところに夜に行くなんて・・・、と若干思ってしまうかもしれませんが、この時はそう思わず足を運んでみました。
すると、そこには昼間に見ていたアムール・ティムール廟とはまた違った雰囲気を醸し出している美しい廟があったのです。

というわけで、今回のわきみちは、

【今回のわきみち】
  • 夜のアムール・ティムール廟(グーリ・アミール廟)は、昼のそれとはまた違った神秘的な表情を見せてくれるのです。

ウズベキスタンに関する記事です。

682【ウズベキスタン紀行】かつてのサマルカンドの中心地だったアフラシャブの丘。そしてそこにある『ハズラティ・ヒズル・モスク』
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658【ウズベキスタン紀行】小さくはあるものの、ムハンマドの遺髪伝説も残っている『ルハバッド廟』
サマルカンドの街ですが、アムール・ティムール廟の北側にそれとは対照的な、土色のレンガがむき出しになっている質素な建物があります。こちらは、ルハバッド廟という聖シェイク・ブルホニディン・ソガルジという人物の霊廟です。
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シャーヒズィンダ廟群はそんなティムールに縁のある人々が多数葬られている場所なのです。ティムールの親族の人々だけではなく、部下であった将軍とその関係の者、ティムール朝で重要だった学者などの廟もここには集められているのです。
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458【ウズベキスタン紀行】サマルカンドにあるティムールとその家族の霊廟『アムール・ティムール廟(グーリ・アミール廟)』
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069【ウズベキスタン紀行】旅人が集まるサマルカンドのB&Bバハディールの3日間
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アムール・ティムール廟(グーリ・アミール廟)

アムール・ティムール廟、別名グル・アミール(支配者の墓)廟は、ウズベキスタンの英雄ティムールをはじめ、その息子たちを埋葬している霊廟です。

サマルカンドのレギスタン広場から南西に500mほどの場所にあるこの霊廟は、その内部には9つのティムールをはじめ、血縁の者や親しかった者の墓石が並べられています。
ここは墓石だけが置かれているのではなく、この廟の中に置かれている墓石から3m地下に実際に亡骸が葬られていることがわかっています。
ソ連時代に調査が行われたことによってそのことは確認されており、彼らがどのような身体的特徴を持っていたか、どのような死因だったのかなどといったことが判明しています。

ウズベキスタンでも英雄とたたえられている人物の廟だけあって、サマルカンドの中でも群を抜いて立派な建物の外観をしています。
ティムールが亡くなって葬られるまでは、ムスリム関連の施設が設けられていた場所でした。

アクセス

レギスタン広場から南西に500mほどの場所にあります。

夜のアムール・ティムール廟(グーリ・アミール廟) へ行ってみた

それでは、夜のアムール・ティムール廟(グーリ・アミール廟)へ行ってみましょう。
サマルカンドの街はウズベキスタンを代表する観光都市だけあって、夜になっても結構な賑わいのある街です。
このアムール・ティムール廟を夜間に見に行こうとなった時も、同じゲストハウスにいたメンバー何人か一緒に行ってみようという話になったぐらいでした。
サマルカンドの街は比較的安全な方だとは思いますが、念には念を入れて、誰かと連れ添っていける場合は一緒に行った方がよいと思います。

なお、昼間のアムール・ティムール廟はこのような感じです。
昼間は内部に自由に入り、並べられているティムールをはじめとした墓石の様子を眺めることができます。

夜のライトアップされたアムール・ティムール廟を何点か撮影していますが、あまり性能の良いカメラ出なかったことだけが悔やまれます。
今であればもっとよい写真が撮れるのですが・・・。
それでは、見ていってみましょう。

サマルカンドの夜ですが、周囲を見てみると道路の街頭ぐらいで、かなり暗い様子がわかりますね。
道はライトアップされていますが、それ以外はかなり薄暗くなっています。

さあ、夜のアムール・ティムール廟にやってきました。
先ほどのような街中の状況もあって、ライトアップされているアムール・ティムール廟はより際立っています。
しかも、カラフルにライトアップするのではなく、黄色くライトアップされることで幻想的な雰囲気がより強調されていますね。

夜間は中には入れないものの、たくさんの人々がこのライトアップを見に集まってきています。

ムスリム独特の建築様式が、夜に見てみるとより際立っているように思います。

いかがだったでしょうか。
今回のように、旅先で宿泊をするのであればぜひ夜間に有名な観光スポットに訪れてみてください。
昼間に見ていた姿とはまた異なった姿を見ることができますよ。
そして、海外旅であれば、十分に安全を確保したうえで楽しむようにしましょう。
日本のように夜間で一人で安全に歩くことができる国、なんてものは世界では小数なのですから。