沖縄県沖縄市。
かつてコザ呼ばれていたこの場所には中央パークアベニューという、商業通りがあります。
米軍基地の近くにあるこの通りは、かつてBCストリートとしてアメリカ兵が多く行き交う通りでした。
しかし、徐々に風紀が乱れていっていたこの通りは、1982年に中央パークアベニューとして生まれ変わります。
この中央パークアベニューの中に、50年を超えた老舗食堂が存在します。
それが大衆食堂ミッキーです。
地元民のに愛され、DA PUMPのISSAも愛してやまないこの食堂では、ボリューム満点の沖縄の大衆メニューのほとんどが、財布に優しい値段で提供されているのです。
いつも誰かしら地元の人が訪れ、明るいオーナーの声が響き渡る大衆食堂ミッキー。
いったい、どのような大衆食堂なのでしょうか?
今回はこの小さいけれど、多くの人々から愛され続ける街の食堂について紹介していきたいと思います。
というわけで、今回のわきみちは、
沖縄のコザに関する記事です。



大衆食堂ミッキー
沖縄県は沖縄市。
かつてコザと呼ばれていたこの街には、中央パークアベニューといいう商業施設が連なる商店通りがあります。
衣料品や土産物、ラジオ局などバラエティ豊かな店舗が連なるこの場所には、食事処もたくさんあります。
その中でも、50年以上もの歴史をもつ老舗大衆食堂があります。
その食堂の名前は、大衆食堂ミッキーといいます。
大衆食堂ミッキーが誕生したのは1970年。
現在地よりも米軍基地近くのゲート通りにあった大衆食堂ミッキーには、数多くのアメリカ兵がやってきていたのだそうです。
その後、2000年以降には現在の場所に移動し、店主も2代目に代替わりしました。
米軍基地から離れたこともあり、地元客や観光客の来店が増えて新たな展開を迎えていきます。
大衆食堂ミッキーの驚くべきところはその料理の種類。
なんと40種類以上もあるのだそうです。
とくに、沖縄の大衆料理が数多くあるということもあり、ここに訪れれば食べてみたい沖縄料理のほとんどを試してみることができるでしょう。
なお、こちらん食堂は原則セルフサービスとなっており、お冷は自分でとりにいかないといけません。
水だけではなくアイスティーもあるのでどちらも自分で入れに行きます。
もちろんお変わりは自由です。また、注文も料理の受け取りも全てカウンターで行うので、お客さん自身がいろいろと動き回るお店になっています。
特におすすめなのが、豚足を秘伝の味付けで煮込んだ『てびち』でしょう。
柔らかく、箸でもほどけるように食べることができる秘伝のてびちを食べるためだけでも、この大衆食堂ミッキーを訪れる価値があります。
コロナ禍の間は9か月間もの間、長期間閉店を余儀なくされたということなのですが、現在は再びオープンされており、地元のここを愛する人々によってにぎわっています。
アクセス
国道330号線から中央パークアベニューに入り約50m先のところにあります。
大衆食堂ミッキーへ行ってみた
それでは、大衆食堂ミッキーへ行ってみましょう。

こちらが大衆食堂ミッキーの入り口です。
表から見える以上に店内は結構広くなっています。
店内に入ってまずびっくりすることは、壁一面のメニュー表示。
どこの食堂でも見かけるメニューから、沖縄独特のメニューまで、どれを食べようかかなり迷ってしまいます。
また、一品一品のボリュームも大満足のため、コザに訪れたときにはぜひとも行っておきたいお店です。
てびちの写真を載せたかったのですが、残念ながら残っていませんでした・・・。
メニューのほとんどは500から700円くらいまでの価格帯であり、さらにボリュームを求める場合でも1000円ほどで大満足できそうな内容でした。
それに一品者もたくさんそろっているようです。
沖縄料理でいうと、沖縄そばはもちろん、チャンプルー、ソーキ丼、てびち、ポークたまご、ミミガーなどなど、沖縄ならではのメニューがそろて地ます。
それでは、いくつか写真が残っていたメニューについて載せていきます。

こちらは沖縄のソウルフードであるタコライスです。
最近では結構有名になってきていますね。
牛肉で作られるタコミートに、たっぷりのレタス、トマト、チーズがかかり、そこにお好みでサルサソースをかけて食べます。
大満足のボリュームのある一品です。

こちらはチキンケイ丼というメニューでした。
鶏肉と卵、そこにたっぷりの野菜も入った親子丼です。
野菜と鶏肉などは炒められているため、普通の親子丼とは違って炒めた香ばしさも加わっています。
好みに応じてチリソースをかけていただきます。
いかがだったでしょうか。
沖縄に行ったからには沖縄料理を食べたい。
どうせ食べるならおいしいものを腹いっぱい食べたい。
こういった要望にすべたこたえてくれるのがこの大衆食堂ミッキーではないかと思います。
けっこう人けは少ない場所ですが、この老舗食堂を訪れて、数々の沖縄ソウルフードにチャレンジしてみてください。