688【ミャンマー紀行】有名どころもいいけれど、無数にある名もなき仏塔群・寺院も気になるバガン

世界の世界遺産(World Heritage)
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当ブログでもたびたび取り上げている、ミャンマーの世界遺産バガン
東から西に流れてきたエーヤワディー川が大きく向きを変えて南に向かう場所にあるバガン一帯は、ミャンマーの仏教の聖地として有名な場所です。
ここには大小さまざまな仏塔や寺院が点在しており、有名な物から名も知られていないものまですさまじい数があることが確認できます。

これほどまでに多数ある仏塔や寺院ですが、今から約900年から700年ほど前に建てられたものであり、力のある有力者が建てたもの。一般の人々が建てたもの。建てられた経緯も様々です。
外観も大きいものから小さいもの、白いものから赤茶けたものなど、様々。
ではなぜこのバガンの地にはこれほど多くの仏塔や寺院が設けられたのでしょうか。

今回はバガンの仏塔や寺院について紹介した後に、バガンにある有名ではないけれども個性豊かな建造物群について紹介していきたいと思います。

というわけで、今回のわきみちは、

【今回のわきみち】
  • バガンでは圧倒的に多い、名もなき仏塔や寺院。個性豊かなこれらの建造物を見に行ってみよう。

ミャンマーのバガンに関する記事です。

709【ミャンマー紀行】有名どころもいいけれど、無数にある名もなき仏塔・寺院群も気になるバガン2
今回もまたミャンマーのバガンにある名もなき仏塔・寺院群について書いていきます。前回だけで終わるかなと終っていたのですが、写真がけっこうたくさんあったので2回に分けて紹介することにしました。
655【ミャンマー紀行】今後はバガンの仏塔の上から、サンセット。足元には十分に気をつけよう
サンライズと同じく、仏塔から見るサンセットも見どころの一つだったバガン。今回はシュエサンドー・パヤーから見るサンセットの様子を取り上げていますが、こちらも同じく世界遺産になるに伴って、今回紹介しているような写真を撮影することはできなくなってしまいました。
472【ミャンマー紀行】バガンの仏塔の上から、夜が明けるサンライズをゆっくりと見てみませんか
数多くの寺院やパゴダ(仏塔)の立ち並ぶ、ミャンマーの世界文化遺産バガン。見渡す限り数えきれないほどの史跡のあるバガンでは、幻想的なサンライズ・サンセットツアーが大人気です。国内の軍事政権によるクーデターもあり訪れることが非常に難しくなってしまったバガンのサンライズを今回は紹介してみたいと思います。
447【ミャンマー紀行】バガンのエーヤワディ川の曲がり角にある有名な塔『ブーパヤー・パゴダ』
バガンの北東から南西にを流れるエーヤワディー川。この川を南に下ってくると、川岸に黄金の仏塔が見えてくることでしょう。まるで海にある灯台のような役割をもしているかのようなこの仏塔ですが、こちらはバガン遺跡の一つであるブーパヤー・パゴダといいます。
431【ミャンマー紀行】オールドバガン城壁内にて、他を見下ろすようにそびえ立つ巨大寺院『タビニュ寺院』
バガンには数多くの寺院や仏塔が残されています。余りにも数が多すぎて、どこからまわればいいのか、となってしまいますが、そうならないためにある程度の情報はあったほうがいいですよね。今回紹介しているタビニュ寺院は、そんな数多くあるバガンの建造物の中でも、多くの観光者たちが必ずといっていいほど訪れる有名な寺院です。
417【ミャンマー紀行】大地震で崩壊する前の荘厳な姿が偲ばれる。現在修復が進められているバガンを代表する寺院『スラマニ寺院』
バガン滞在中は本当にたくさんの寺院や仏塔を見てまわりました。その中でも本当に多くの人々が必ずと言っていいほど訪れる寺院があります。それが今回紹介しているスラマニ寺院なのですが、こちらはその規模といい、寺院自体のデザインといい、かなりの見応えのある寺院なのです。
365【ミャンマー紀行】オールドバガンエリアへはここから。数多くへの遺跡エリアへの入り口『タラバー門』
タラバー門は、バガン一帯の中でもその創建が最も古い遺跡であり、ただの門と侮ることなかれ、長い歴史の雰囲気を存分に醸し出しています。この門を通り抜けることで、『バガンにやってきた!』という気分が盛り上がること間違いなしです。
323【ミャンマー紀行】ここはインドか?バガンの中で異彩を放つ『マハーボディー・パヤー』
バガンではミャンマーらしい黄金の仏塔が立ち並ぶ中で、どこか別の国で見たことがあるスタイルの仏塔が目に入ってきます。それが、オールドバガンの城壁内に存在する仏塔マハーボディー・パヤーです。ここの仏塔の形は、何か他の物とは異なる印象を強烈に与えてきます。
274【ミャンマー紀行】バガンで最も美しいとされる4体の釈迦仏が納められた仏教寺院『アーナンダ寺院』
これまでもいくつかバガンにある寺院やストゥーパを紹介してきましたが、今回紹介するアーナンダ寺院は、バガンの数多くある建造物の中でも真っ先に名前があがるような寺院の一つです。その外観はとても均整の取れた寺院であり、バガンの中でも最も美しいとさえ言われている建造物です。
268【ミャンマー紀行】バガンを代表する黄金に輝く巨大なパゴダ『シュエズィーゴン・パゴダ』
シュエズィーゴン・パゴダ(仏塔)は寺院のようにその内部を自由に見ることはできないのですが、中心にある仏塔を含めた境内がかなり広く、バガンに向かう人々の目には、まず最初にこのシュエズィーゴン・パゴダの黄金に輝く仏塔がうつるのです。
208【ミャンマー紀行】バガンでは珍しい涅槃像だが、その安置場所は世界一珍しい『マヌーハ寺院』
バガンにはたくさんの寺院や仏塔があるので、たくさん見て回るとどれも同じように見えてくるのですが、今回紹介するマヌーハ寺院は、後で思い返してみても印象に残る寺院の一つです。ここには巨大な仏座像や涅槃像が部屋の空間いっぱいに置かれているのです。
139【ミャンマー紀行】バガンにある不気味な言い伝えの残る寺院『ダマヤンジー寺院』
バガンといえば無数のストゥーパ(パゴダ)と寺院が有名ですが、有名どころだけでもかなりたくさんあるので、見ごたえのある場所がたくさんです。そんなバガンの中で、その雰囲気で有名な『ダマヤンジー寺院』について書きたいと思います。

バガンの仏塔や寺院

エーヤワディー川が大きくその向きを変える場所。
川の内側にあり、浸食の影響を受けにくい場所にあるバガン
約40㎢のエリア一帯には、大小様々、形も様々、色も様々、いろいろな仏塔や寺院が立ち並んでいます。
おそらく11~13世紀のバガン朝の頃に建てられたと考えているこれらの建造物群は、約250年間の間にそのほとんどが建てられたと考えられています。

しかし、バガンに行ってみるとわかるのですが、建造物群の数のあまりに多いこと。
なぜこれだけの数の建造物群が点在しているような状況を作ることができたのでしょうか。
それは、この地で暮らしていた人々の宗教観にあります。

バガンに暮らしていた人々は信仰心の厚い人々でした。
地域の有力者たちはこぞって巨大な仏塔や寺院を建造し、自らの信仰心を周囲に知らしめると共に、この地で安泰の地位を得ていったのでした。
さらに、一般の人々もある程度のまとまった資金ができると、自らの仏塔を建てたりしていたのだそうでした。
そのため、バガンでは個人やグループ単位で建てられたのであろう小さな仏塔や寺院群がたくさん見られるのです。

バガン観光は、地域の東にあるニャウンウーが起点となります。
ニャウンウーから西に道沿いに向かって進んでいくとオールドバガンエリアにつきます。
バガンの主要な見どころは、バガンの北西にあるこのオールドバガンと呼ばれているところです。
現在は一般の人々の家屋は見られませんが、その昔はゲストハウやレストラン、民家が立ち並びにぎわっていた場所でした。
ところが考古学保護区に指定されたことで、ここに住んでいた住民たちの家屋は取り壊しになり、南にあるニューバガンへと移住していきました。

バガンは大きくこのニャウンウー→オールドバガン→ニューバガンと舗装された道路でつながっています。
そして、この道の周辺と、そして南東の内陸に入ったところなどに数多くの仏塔や寺院群が広がっているのです。
その数はあまりにも多すぎて、全てを見て回るというのは到底不可能なことでしょう。

しかし、時間がある限りは見て回りたいですよね。
そこでバガンのおすすめの回り方はいくつかあります。
他力で行きたいのであれば、タクシーやバイクタクシーでもいいですが、バガンでは馬車はいかがでしょうか。
時間はかかりますが、馬車からみるゆったりとしたバガンは、風情溢れる雰囲気にあふれています。

自力で回る場合は、バガンはかなり広いので徒歩は現実的ではありません。
そのため、自転車かe-bikeをレンタルしましょう。
e-bikeはお手軽かつ値段もかなり格安なのでおすすめです。

アクセス

これまでのバガン記事でも述べているように、バガンの仏塔などには登ることが禁止されてしまいました。
おそらく小さなものであっても今後はそこに登ってみることはできないのではないかと思います。

バガンの名もなき仏塔・寺院群

それではバガンの名もなき仏塔群や寺院群を見に行ってみましょう。

こちらが名もなき建造物散策で使ったe-bikeです。
けっこう安っぽい作りでしたが、快適でした。
一つ難があるとすれば、残バッテリーがわからないところでした・・・。

あと、バガンの仏塔や寺院は、原則土足厳禁なので、日中帯日の高い時間は、寺院内の焼けこげるような床を裸足で歩かなければならない場合が多々あるので要注意です。

こちらは寺院ですね。

小さいですが4方向に入り口が設けられています。

遠くに仏塔が点在していますね。

仏塔や寺院が集まっています。

ここは上段と下段との色合いが異なっています。
おそらく、屋根部分以外は埋もれてしまっていたため、風化の進行度合いが異なるのかもしれません。

正面から見たところです。

真っ白な仏塔ですね。
小さいながらも立派な造りです。

こじんまりとした寺院で宇s。

中に入ってみると??

仏像が!!
ミャンマーの仏像はこのようにレンガでくみ上げられた上に漆喰で仕上げられています。
個々の様子を見ると、どうやってつくられたのかがよくわかりますね。

両サイドにも小さな仏像が。

とにかく道沿いには仏塔・寺院が数えきれないほどあります。

遠くに大きめの仏塔が見える周りに、小さな仏塔群があります。

仏塔が密集していました。
この当時はは登れるところもありました。

一つ一つには名前がついているようですが、残念ながらビルマ語は読めません。

寺院ですね。

奥に仏像も見えます。

お隣には仏塔が。

丘の上にもたくさん。

こちらの寺院に行ってみましょう。

と思ったらここは門のようでした。
奥に寺院が見えます。

この民にある小さな仏像もレンガで作られています。

中も見てみましょう。

黄金の仏像が!!

こちらには3体です。

回廊は非常に薄暗くなっています。

この写真のくぼみは仏像が置かれていたところです。

いかがだったでしょうか。
今回は名もなき仏塔や寺院群を紹介してきましたが、写真が多すぎたため、1回の記事では書ききれませんでした。
というわけで、近々第二弾の記事を公開したいと思います。