691【タイ紀行】小説や映画の舞台になることも多々。暁の寺院『ワット・アルン(ワット・アルン ラーチャワラーラーム ウォラマハーウィハーン)』

食巡り(Food/Makanan)
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タイのバンコクという名前を聞くと、ここをイメージする人も多いのではないでしょうか。
チャオプラヤー川沿いに、夕日をバックにそびえる寺院。
暁の寺という名前をもつワット・アルンです。
タイの市内観光で欠かせないこのワット・アルンは、王宮とワット・プラケオ、そしてワット・ポーを見た後にチャオプラヤー川を渡し船で渡り、このワット・アルンへやってくることが王道コースでしょう。
近年は、バンコクメトロのブルーラインがこの近辺にまで延伸になったので、非常にアクセスが容易になりました。
今回は、以前紹介したワット・ポーに続きまして、ワット・アルンの紹介をしていきたいと思います。

というわけで、今回のわきみちは、

【今回のわきみち】
  • 小説や映画にもよく登場する暁の寺院。チャオプラヤー川上から見るワット・アルンを見ながら、いつも人のにぎわうこの場所へ行ってみよう。

タイのバンコクについての記事です。

804【タイ紀行】エメラルド寺院としても有名なバンコクの有名寺院『ワット・プラケオ』
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ワット・アルン

ワット・アルンは、タイのバンコクにある寺院です。
正式には、ワット・アルン ラーチャワラーラーム ウォラマハーウィハーンというのだそうです。
第一級王室寺院でもあるため非常に格式が高い寺院です。

ワット・アルンへの観光は、王宮、ワット・プラケオ、ワット・ポーといったバンコクの見どころと一緒に訪れることが多いことでしょう。
2019年に開通したバンコクメトロのブルーライン、サナムチャイ駅から徒歩で王宮とワット・プラケオを訪れ、ワット・ポーで巨大な黄金の涅槃像を見た後は、対岸に渡るチャオプラヤー・エクスプレスボートの船着場から対岸のワット・アルン船着場に移動します。
すると、目の前にはワット・アルンが広がります。
帰りはそのまま船で戻ってもいいですし、少し歩いたところにある、バンコクメトロのブルーライン、イサラハップ駅にまで行くと簡単にしない中央にまで戻ることができます。

そんなワット・アルンですが、創建はいつなのかはっきりとした記録は残っていませんが、1700年頃のアユタヤ朝時代の地図には名称が記載されているため、それ以前に建てられたものであることがわかっています。
その後、アユタヤ朝が滅亡した後に、トンブリー朝のタークシン王によって王宮寺院とされました。
15年で崩壊したトンブリー朝の跡は、現在の王朝であるチャクリー朝によって再び重用されるようになります。
ラーマ2世はここを菩提寺としました。
ワット・アルン本堂の本尊台座の中にはラーマ2世の遺骨が今も納められています。
たことをはじめ、ラーマ3世の時代には、仏塔の高さを16mから75mにまで5年がかり改築をしました。

仏教寺院ではあるものの、そのスタイルはヒンドゥー教の世界観が反映された作りになっています。
中央の巨大な仏塔は、ヒンドゥー教の神であるシヴァが住む、聖地のカイラーサ山をかたどっており、数多く存在している石像は、インドラ神とその乗り物である、エーラーワン象、ガルーダ、悪魔、猿などの石像が並んでいます。

ワット・アルンは、日本でも三島由紀夫の暁の寺でも有名な場所です。
また、様々な映画などでも舞台として使われており、20世紀少年の映画でもこのワット・アルンの様子が映画内に登場していました。

アクセス

バンコクメトロ ブルーラインのサナムチャイ駅から北西に徒歩10分、ター・ティヤンの船着場から対岸のワット・アルン船着場にわたると、下船後目の前にワット・アルンが広がります。

ワット・アルンに行ってみた

それでは、ワット・アルンへ行ってみましょう。
ワット・ポーから西に向かって歩くと、川沿いにター・ティヤン船着場があります。
小さなお店が軒を連ねており、待っている間も退屈しません。

この薄暗い通りの奥に船着場があります。

ここが船着場です。
折り返し運転になるので、船がやってくるまでここで列になって待ちます。

船に乗り込みます。

船着場の様子です。
非常にこじんまりとしています。

こちらが渡し船です。
もうすでに反対岸にワット・アルンが見えています。

ゆったりと船に揺られて反対岸へ。
遠く向こうには高層ビル群が。
タイの発展もめざましいものがあります。

というわけでワット・アルンに到着です。
海外からの観光客であふれています。

中央のひときわ高いのが大仏塔で、高さが75mもあります。
台座の周りだけでも234mもある巨大なものです。
周りには大仏塔と同じデザインの小さめの仏塔が4つあります。

タイのいたるところにかざられているラーマ10世の写真です。
先代の9世が国民から敬愛される人物だっただけに、10世はそこまでではないようなのですが、今となってはいかがなのでしょうか。

それではワット・アルンの大仏塔に行ってみましょう。

仏塔の表面は陶器の破片で美しく装飾されています。

仏塔は内部には入ることはできませんが、登って周囲を歩いて回ることはできます。

とても急な階段です。
上り下りは気をつけましょう。

周囲にある4つの仏塔はサイズが小さく、登ることはできなくなっています。

いかがだったでしょうか。
今回の写真にはなかったのですが、暁の寺院というように夜明けの頃太陽を背にしたワット・アルンの姿が非常に見どころなのです。
特に、渡り船の上から見るワット・アルンは一見の価値ありです。
バンコクでは王道の観光地であるため、ぜひ行ってみてください。