697【大阪紀行】自然と動物たちとの心のふれあいがテーマの観光牧場『ワールド牧場』

近畿地方(Kinki)
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お休みには家族で出かけますよね。
せっかく家族で出かけるのであれば、普段ではできないような体験ができる場所に行くことがベストかなと思います。
例えば、農作業を体験して土と戯れたり、海で魚たちと戯れたり。
時には伝統工芸などにチャレンジしてみるのもいいかもしれませんし、当ブログでもかなり紹介してきたお城巡りで歴史に触れるのもいいかもしれませんね。
そんな家族のお出かけにぴったりの数々の場所なのですが、今回紹介しているのは動物たちとの触れ合いの場です。

“動物”と聞いたらまず思いつくのが動物園です。
動物園では見て楽しむのが基本的なことでしょう。
最近では一部ふれあいできるところもあったりしますが、ふれあいがメインの場所ではありません。
では、観光牧場というのはどうでしょうか。
動物たちを展示してみてもらうというコンセプトではなく、あくまで牧場であって、そこに一般のお客さんを呼んでみたり触れ合ったり、いろいろな体験をしてもらうという場所が観光牧場です。
今回紹介している南大阪にあるワールド牧場も、そんな自然と動物たちとのふれあいをテーマにした観光牧場の一つです。

今回はこのワールド牧場ではどのようなことが体験できるのか、休日の過ごし方の一つとして参考にできるように紹介していきたいと思います。

というわけで、今回のわきみちは、

【今回のわきみち】
  • 南大阪にある、動物たちと目一杯触れあえる観光牧場で、ふだんはなかなかできない体験をしてみよう。

大阪に関する記事です。

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ワールド牧場

ワールド牧場は南大阪の河南町にある、観光牧場です。
ワールド牧場のテーマが人と自然と動物たちとの心のふれあいとあるように、様々な動物たちとのふれあいをテーマにした牧場であり、多種多様な動物たちが自由な形で飼育され、訪れた人々がさまざまな体験ができるテーマパークとなっています。

ワールド牧場が誕生したのは1989年であり約30年以上の歴史があります。
2016年には現在地に移動しています。
動物たちとふれあいができる体験型のテーマパークとして運営されており、多くの動物たちが放牧されたり、小動物がふれあえるような造りとなっています。
また、バーベキュー施設や、飲食施設などもあり、その他にもアクティビティがそろっており、家族で一日遊ぶことができる施設となっています。

ワールド牧場でできること

ヒツジやヤギ、ポニー、ミニブタ、アヒルなどとふれあえる、ふれあい放牧場
アニマルショー観覧
小動物・鳥などとのふれあい
猛禽類(フクロウなど)などとのふれあい
ウサギのお散歩
犬とのふれあい
猫とのふれあい
体験乗馬(曳き馬)
牛の乳しぼり
子牛のミルクやり体験
ヤギや羊の散歩
鯉の釣り堀
ドッグラン場
世界最大級の馬ペルシュロンの騎乗体験

フィールドアスレチック
キッズ広場
屋外バーベキューガーデン
軽食フードコート
まきばのテラス喫茶
レストラングルメの丘

宿泊もできるワールド牧場

また、ワールド牧場では宿泊施設ワールドヴィレッジが徒歩5分の所に併設されています。
宿泊者特典としてワールド牧場の入場料が無料になるサービスがついています。

宿泊棟もこだわりがあり、カナディアンログハウスからコテージ、ロッジといろいろなタイプの宿泊棟が用意されています。

浴場も天然温泉の一乃湯が用意されており、宿泊客は利用できます。
高台にあるため、温泉からは大阪平野を一望でき、絶好の夜景スポットになっています。
一乃湯は日帰りでも大人一名600円で利用することができます。

アクセス

近鉄長野線富田林駅からバスでさくら坂1丁目バス停下車、徒歩約20分で到着します。

ワールド牧場へ行ってみた

それではワールド牧場に行ってみましょう。
いろいろとアクティビティが体験できるワールド牧場ですが、今回はワールド牧場にいる動物たちの紹介を写真で行いたいと思います。

まずは牧場といえば牛たちですね。

牛といえば乳しぼり。
もちろん乳しぼり体験をすることができます。


馬、そしてポニーたちですね。

犬たちとの触れ合いもできます。

自由な感じですね。

こちらは鳥小屋ですね。

ミニブタたちもたくさん。
小さいうちは可愛いのですが、大きくなるととんでもない大きさになりますよね、豚は。

こちらは馬小屋です。

アルパカもいます。

ヤギや、

羊も自由に放牧されています。

いかがだったでしょうか。
今回はアクティビティに関する写真はなかったのですが、紹介したようにここだけでかなりの体験ができるテーマパークになっています。
家族連れであれば丸一日楽しむことができる場所なので、ここでしかできない貴重な体験を子どもたちと共に楽しんでみてください。