週末の家族での楽しみ方には世界各国に多様なものがあったりします。
その一つには、どこの国にも一つはある動物園ではないでしょうか。
日常を離れて、普段は見ることができない動物たちと触れ合う。
それは家族みんなが楽しむことができる素晴らしい週末の過ごし方ではないでしょうか。
そして、インドネシアにもいろいろな動物園が存在するのです。
そんなインドネシアの動物園の中でも、ただ単に檻の中で飼われている動物たちを見るだけではなく、素晴らしい体験を提供してくれる動物園がインドネシアのジャワ島・バリ島にはあります。
その動物園とは、動物園というよりかはサファリパークなのですが、タマンサファリといいます。
タマンサファリは、自然と近い環境の中で自由に生活をする動物他体を間近に見ることができるサファリパークなのです。
ゾウやキリンなどおなじみの動物はもちろん、インドネシアならではの動物も見られるとあって、インドネシアの人々にも、旅行者にも大人気のサファリパークなのです。
今回はそんなサファリパークであるタマンサファリを紹介したいと思います
というわけで、今回のわきみちは、
東ジャワに関する記事です。







タマンサファリ
タマンサファリはインドネシアにある体験型サファリパークです。
2022年現在では、インドネシアのジャワ島に2か所、バリ島に1か所の計3か所にあります。
タマンサファリは、数多くの動物たちを独特且つ工夫を凝らした展示を行うだけでなく、自然保護、調査研究に対して積極的に取り組んでいることで知られている、インドネシアだけではなくアジアの中でも最大規模のサファリパークなのです。
数多くの動物たちが自然環境の中で暮らしているかのような環境が園内に設けられ、放し飼いになった動物たちが自由にそこで生活をしています。
ゾウやキリン、シマウマなどはもちろんのこと、インドネシアでおなじみのオランウータンやコモドオオトカゲ、マレーグマなど、アフリカからやってきた動物たちやインドネシアをはじめとした東南アジアの動物たちも数多くここでは見ることができます。
訪れた観光客は、自家用車か園内のバスに乗ってそのサファリパークを移動していきます。
動物たちは、目の前まで迫ってくるので、大迫力で動物たちを見ることができます。
肉食動物へはできませんが、それ以外の動物たちには餌やりの体験もできてしまいます。
タマンサファリでは、そういったサファリパークだけではなく、エレファントショーをはじめとしたさまざまな動物ショーや、ミニ動物園、水族館、クロコダイルパーク、遊園地施設、プールなども同じ敷地内に有しているため、家族みんなが丸々一日楽しんでしまうことができるのです。
最近ではオーストラリア館が造られ、オーストラリア地域の動物たちを飼育しているエリアも誕生しています。
コロナ禍でいくつかのサービスは縮小されてしまったのだそうですが、夜の動物たちの生態を見ることができるナイトサファリなども提供されています。
では、インドネシア国内にある3つのタマンサファリとは、どこにあるのでしょうか。
タマンサファリ1
最初に誕生したのはタマンサファリ1です。
1990年に誕生したタマンサファリ1は、ジャカルタと南にあるバンドンとの間にあるボゴールのチサルアというところにあります。
元々はプランテーションだった土地に造られたタマンサファリ1は、170ヘクタールの面積の中には、3000匹以上の動物が飼育されており、展示するだけではなく保全プロジェクトにも関与しています。
立地的にも現在の首都であるジャカルタから約80kmほどの位置であるため、3つのタマンサファリの中でも最も人気があります。
タマンサファリ2
次に誕生したのが1997年に誕生したタマンサファリ2です。
タマンサファリ2は、スラバヤの南、パスルアンのプリゲンというところにあります。
このタマンサファリ2はアルジュノ山の斜面に作られた高原にあり、面積は350ヘクタールとタマンサファリ1の倍以上もあり、アジアで最大のサファリパークの一つとなっています。
タマンサファリ3
この2つに続いて2007年に誕生したのがタマンサファリ3(バリサファリアンドマリンパーク)です。40ヘクタールと前の2つと比べると小さめですが、バリ島のギャニャールにあるタマンサファリ3はこれまでの2つとはコンセプトが異なり、バリの文化と野生動物との出会いがテーマになったサファリパークなのです。
ここではインドネシア固有の100種1000頭以上の動物が飼育されています。
アクセス
タマンサファリ1は、ジャカルタから南に80kmほどのところにあります。
タマンサファリ2は、スラバヤから南に50kmほどのところにあります。
タマンサファリ3は、バリ島のデンパサールから東に30kmほどのところにあります。
タマンサファリに行ってみた
それではタマンサファリへ行ってみましょう。
今回訪れたタマンサファリは、東ジャワにあり、アジアでも最大級のサファリパークであるタマンサファリ2に行きました。

園内に入ると早速自家用車で回ることになります。
牛が多いのですが、早速車を見かけると近寄ってきたりと、出迎えてくれます。


ほとんどはこのように遠くでのんびりと暮らしていますが、

このように近づいてくる動物たちもいます。
餌をもらいに来ていますね。
ちなみにサファリパークツアーが終わった後は、車の窓は動物たちの唾液でベッタベタになります。
帰ったら洗車しましょうw。

それではサファリパーク内の様子を見てください。





















サファリツアーが終了すると、園内にはミニ動物園が併設されています。
ここは、徒歩でまわることができるようになっており、通常の動物園のように檻の中で動物たちが飼育されています。

さすがにワニは放し飼いはできませんよね。
もちろん檻の中で飼われています。

こちらはオーストラリア館ですね。

オーストラリアの固有種であるワラビーなどもこのように間近で見ることができます。


さらには大きくはありませんが遊園地的な乗り物もいくつか用意されています。
子どもたちにとってはたまらないですね。
いかがだったでしょうか。
インドネシアの人々はテーマパーク的な施設が大好き。
タマンサファリも平日はもちろん、週末には多くの人でにぎわいます。
アジアにいながら世界中のいろいろな動物たちを間近に見られるこのサファリパークは、インドネシア観光で訪れてみてもいいかもとおすすめできるほどのサファリパークなのです。