781【雑記】なぜ海外で日本食を食べると、「どこか違うなあ・・・」となってしまうのでしょうか??

世界のわきみち(World)
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海外旅に行った当初は、物珍しいこともあって現地の食べ物をたくさん求めますよね。
日本国内にいててはなかなか味わえない食べ物の数々は、私たちに新しい刺激をたくさん与えてくれることでしょう。

ところが、そんな素敵な経験であっても、飽きてくるのが人間というもの。
そればかり食べていても、だんだんと母国の味、日本の料理の味を求めるようになるのです。
現代であれば、日本の味も世界のあらゆる国で食べることができる機会はかなり多くなってきているといっていいでしょう。
世界に飛び出していった日本料理の代表格といえば寿司。
間違いなく寿司レストランはどこの国にでもあることでしょう。
それ以外にも、天ぷら、牛丼、ラーメン、カラアゲ、などなど。
探してみると意外と何でもあるものです。

ところが、日本で食べなれた味ではあるものの、世界に出たときにこれらを口にすると
「なんか違うんだよなあ・・・」
と思うことが多々あります。
それは一体何が原因なのでしょうか??
今回は、そんな海外で食べる日本食について、改めて考えてみることにしました。

というわけで、今回のわきみちは、

【今回のわきみち】
  • 海外の各国で食べる日本の味。でも、なんか違うなあ・・・と思ってしまうのは何が原因なのでしょうか。

海外で食べる日本の味

生まれ育った時から口にしている日本の味。
私たちにとっては、ソウルフードですよね。
世界各国のあらゆる美味しい食べ物を食べ続けたとしても、心と体はいつも日本の味を求めているのです。

世界の旅も数日であれば、その国の味だけでも満足できるのですが、1週間を超えてくると、日本の味が欲しくなってきます。
そんなときであっても、近年であれば海外のどこに行っても日本の味を食べることができる機会は多くなっていますよね。

寿司や日本料理をはじめとしたレストランはありますし、スーパーなどに行っても日本のお惣菜なども手に入ることが多くなっています。
しかし、そんな海外で食べる日本の料理なのですが、実際に食べてみると
「なんか違うんだよなあ・・・」
と思うことが多々あります。
見た目やにおいは食べなれたもの。
しかし、口に運んでみると、何か少しの違和感を感じるのです。
その違和感は一体何から来るのでしょうか??
いくつか考えられることを考えてみました。

食材が違う

まずはこれがあるのではないでしょうか。
日本から近くにある国の場合であれば、いろいろな食材も手に入るかもしれませんが、日本から遠く離れれば離れるほど、なかなか食材を手に入れることはできなくなります。
そうなってくると、現地で調達する必要がありますが、同じ食材であったとしても、まったく同じものは手に入らなくなることでしょう。

肉類であればまだまあ手に入るとはしても(日本人好みに飼育された肉とは違うので、それはそれで味の違いも大きいですが)、日本と同じ野菜や果物、魚類を手に入れることは難しいのが現実です。
食材面からいきなり大きなハードルがあるわけですね。

水が違う

日本といえば世界でも数少ない水道の水を飲める国。
また、に対してこだわりのある国でもあるので、よいレストランであればあるほど、よい水を調達して使っているはずです。
この水の違いが料理の味付けに対して大きな影響を与えるのです。

さらには、日本の水は軟水ですが、多くの国では硬水の国もあります。
この軟水と硬水の違いは、料理の味付けに決定的な差をもたらすのだそうです。
もちろんのことながら軟水が標準である日本にありながら、微妙な味付けの違いが大事になってくる日本の料理。
この水の違いは、味の違いに決定的に影響を与えるのです。

調味料が違う

日本の料理で使われる調味料といえば、醤油、みそ、日本酒、みりんが代表的な物。
単純にこれらを海外の地で見つけるのが難しい、ということが挙げられます。
また、どこにいってもなくはないのですが、選べるほど種類もないため、そこにあるものを使わざるを得ないことでしょう。

しかし、調味料というと、それなりにお金をかければ、日本国内であればどんどん良いものを手に入れることができます。
逆に、安さだけ求めれば、あるにはありますが、質的なものは落ちます。
昔ながらの製法で作られている調味料であれば、それを使った料理のグレードは素晴らしいものがありますよね。
ところが、かいがいではそんなこだわりの調味料は見つけられません。
調味料の味が決定的に料理に影響を及ぼすわけです。

余談ですが、スパイス大国のインド。
インドで日本料理を頼むと、やはりスパイスが使われているようであり、何を頼んでもほのかにカレーの香りがする・・・、などということもありました。

調理法が違う

これは実際に調理をしているところを見なければわからないことですが、明らかに調理法が違うなあ、と思う日本の料理があったりもします。
これは煮込むはずなのに・・・、これは焼くはずなのに・・・、これはゆでるはずなのに・・・。
見た目は日本で食べる料理なのかもしれませんが、口に入れてみるとなんか違う??
なんてことがよくあります。

世界に羽ばたく日本の料理なのですから、その調理方法もしっかり一緒に羽ばたいてほしいなあとは思いますが、調理器具なども全く同じものは手に入らない場合もあるでしょう事を考えると、それは難しいのかもしれません。

独自アレンジがすごい

最後に、独自アレンジがすごいという点です。
日本でそれを食べる時には、その食べ方はしないだろう!!
というような創作力が半端ないのです。
それをまぜる!?それをトッピングする!?
突っ込みたくなるようなものをよく見かけるのです。

その代表格が寿司ではないでしょうか。
海外で誕生したカリフォルニアロールのように、海外初の寿司は多々あります。
しかし、マヨネーズたっぷりに作られた寿司や、周囲全てがとびっこで覆われた寿司、その材料を使う!!?といった寿司など、ここまでいくと逆に面白くなってくるほどです。
伝統を守ることだけが大切なことではありませんが、ときには基本も大事なのになあ、と思ってしまうほどなのです。

いかがだったでしょうか。
今回は海外で食べる日本の味について書いてきました。
日本の味が恋しくなってくると、やはり日本の味が食べられるところを求めてしまいます。
しかし、同じクオリティを求めるのは難しいかもしれません。
逆に、そういうものだというように割り切っていってみると、それはそれで楽しめるものなのかもしれませんよ。