789【インドネシア紀行】実は恐ろしい!!?インドネシアの世界最大のトカゲ『コモドドラゴン』

インドネシア(Indonesia)
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世界には様々な生き物がいます。
国と国との行き来が容易になった昨今。
多くの生き物たちが日本国内でも見ることができるようにもなっていますが、それでもまだまだ実際に世界の各国に行かなければ見ることができない生き物もたくさんいます。
それを目的にして、様々な場所に訪れるというのも、立派な旅の目的になるのではないかと思います。

今回紹介しているのは、そんな世界の珍しい生き物の中でもなかなかに珍しい部類に入る生き物であり、なんと世界最大のトカゲなのです。
そのトカゲとは、コモドオオトカゲといい、通称コモドドラゴンともいいます。
この世界最大のトカゲは、その名の通りインドネシアにある小さな島であるコモド島を中心にしたその近辺の島々に生息しているトカゲなのです。

ではこの世界最大のトカゲであるコモドドラゴンとはどのような生き物なのでしょうか。

というわけで、今回のわきみちは、

【今回のわきみち】
  • 世界最大。この魅惑の言葉がぴったりのとてつもなく大きなトカゲを見に、インドネシアに行ってみよう。

東ジャワに関する記事です。

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コモドドラゴン(コモドオオトカゲ)

コモドドラゴン(正式にはコモドオオトカゲ)は、インドネシアのバリ島東にある、コモド島を中心にその近隣の島々に住む世界最大のトカゲです。
その大きさは、全長が3mを越え、体重も大きなものであれば150kgを超えるようなものもあるとても大きなトカゲです。
平均でも2.5mの体長と、50kg前後の体重を持っており、小さなものであってもそこそこの大きさのある生き物です。

コモドドラゴンは爬虫類であるために、体の体温を維持することができません。
そのため、日中はじっとして外気温によって体温を高めてから活動を始めるのだそうです。

これほど巨大なトカゲであるコモドドラゴンなのですが、これほど大きくなったのにはその食性に理由があります。
コモドドラゴンは獰猛な肉食の生き物です。
その食べ物となるのは、動物や鳥、をはじめとした生き物全般なのです。
そこには大型の哺乳類も含まれており、イノシシやシカ、ヤギなどの大きな哺乳類を食べるためにこれだけ大きな体になったのではないかと考えられています。
また、かつてはコモドドラゴンの生息域にゾウがいたとも推定されており、ゾウも襲って捕食していたのだそうです。

そんなコモドドラゴンですが、実は毒をもっています。
獲物にかみついた時に歯ぐきから歯を通じてこの毒がでており、この毒が獲物の体内に入ると血液の凝固作用を阻害するために出血が止まらなくなり、大量の失血によるショック死を引き起こすのだそうです。
この毒を相手に注入しやすいように、鋭い歯にもなっており、歯による殺傷能力にプラスして、毒の影響もあって、コモドドラゴンに目をつけられた獲物たちは逃げられないのです。

実際のコモドドラゴンを見に行くと、あまり活発に動いているところが見られない様子のコモドドラゴン。
生きているのか?と思うほど微動だにしないことの方が多いかもしれません。
しかし、このコモドドラゴンは、木にも登れば水中も泳ぐ。
獲物を狙うときには非常に獰猛にもなるのです。
嗅覚が非常に優れているコモドドラゴンは、何km先にいる獲物でもかぎ分けて追いかけてきます。
さらには、底なしの持久力を持っているので、見つかってしまえば逃げてもいつかは追いつかれてしまうのです。
実際に人間も襲われた記録があり、死亡者も出ているほどなのです。

ところが、そんなコモドドラゴンは絶滅危惧種に指定されています。
大型の生き物を捕食していたコモドドラゴンでしたが、その生息域に人間が入ってきたことにより、大型の生き物がとりつくされてしまったため、それに伴ってコモドドラゴンの数も激減していきました。
現在は7000頭ほどが残っているとされています。

インドネシア政府としてもコモドドラゴンの保護に力を入れており、コモド島をはじめ、リンチャ島、パダール島にコモド国立公園を設置し、コモドオオトカゲを含めた生き物たちの個体数を維持するように努めています。
そのため、コモド国立公園に入るには、なかなかの費用が掛かるようになっており、入ることができる人の数も管理されるようになっているのだそうです。

いかがだったでしょうか。
実際にコモドドラゴンを見てみると、その大きさにびっくりすることでしょう。
遠くから見るには、なんとなく愛らしさも感じてしまうかもしれませんが、非常に獰猛且つ危ない生き物であるため、遠くから見て楽しむのがいいのでしょうね。
実際、コモドドラゴンを初めて見た入植者たちは、恐竜の生き残りか!とも思ったそうです。
こういった動物に出会うと、世界はまだまだ広いなあ、と感じてしまいますよね。
未知の生き物に出会う旅。
そんなスタイルが好きな人々にはぴったりの生き物かもしれませんよ。