806【人物あれこれ】日本にもいた。本格的アクションスターとして世界に進出した伝説の人物『ショー・コスギ』

人物あれこれ(Person)
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アジアから世界へ旅立っていったスーパースター俳優といえば誰が思いつくでしょうか。
アジアの映画スターとして長く求められていたのはアクション俳優。
本当に伝説になってしまったブルース・リーをはじめ、今もなお活躍し続ける伝説ジャッキー・チェンなど、香港発の映画俳優がとにかく有名ですよね。

では、日本発ではだれが思いつくでしょうか?
数々のスーパースターと同じく、アクション俳優としてアメリカに旅立っていき、数々の功績を残していったショー・コスギではないでしょうか。

世界的には非常に名を残している人物ではありますが、日本ではその息子のケイン・コスギの方が有名かもしれません。
ではこのショー・コスギはどのような功績を残し、今もなお現在進行形で活躍をし続けるこの人物について紹介していきたいと思います。

というわけで、今回のわきみちは、

【今回のわきみち】
  • 日本を代表するアクション俳優であるショー・コスギ。その数々の功績をたどっていってみよう。

ショー・コスギ

ショー・コスギとは、本名を小杉正一という日本発の世界的なアクション映画俳優です。
1980年代から1990年代にかけてアメリカの映画で主演を演じたり、剣術指導、殺陣師をするなどして活躍をしてきました。
日本にもそれらの映画は逆輸入されたり、日本の映画やドラマにも少しではあるものの出演したことがあります。
日本人でもアメリカンドリームを掴んだ数少ない1人の人物ではないでしょうか。

そんなショー・コスギですが、渡米したのは10代最後の年。
大学受験に失敗して自暴自棄になっていた時に、アメリカへの片道航空券だけをもって単身渡ります。
アメリカでは学業とアルバイト、そして空手のトレーニングに励んでいきます。
そんな空手の才能が幸いし、自らの空手道場を開いたり、各地の空手大会で優勝してその名声が轟くことによって、ショー・コスギの空手道場は非常にアメリカでにぎわっていきます。

そんなショー・コスギが足を踏み入れようとしたのが、アメリカの映画の世界。
俳優として一旗揚げようと、数々のオーディションに応募し、見事に映画への出演を実現します。
空手家の役、忍者の役、そして、裏方として殺陣師をしたり剣術指導をしたりと、アメリカで人気になっていた忍者映画を支えるポジションを獲得していきます。
日本ではこれらの映画は公開されていないので、アメリカよりも日本の方が知名度が低くなっているかもしれませんが、このショー・コスギの功績によって全米各地でニンジャブームが巻き起こされるほどとなります。
全米で認知されるほどのアクションスターとなったのですね。

では日本ではどうかというと、1980年代に忍者映画でアメリカを席巻した後、自らが主演してプロヂューサーも兼任した映画『兜~KABUTO』が公開されます。
これ以降、日本の映画やドラマでも見かけるようになってきました。
最も多くの人が知っているのは、スーパー戦隊四シリーズの忍者戦隊カクレンジャーではないでしょうか。
カクレンジャーにレギュラー出演していた息子のケイン・コスギとゲスト出演したショー・コスギとの、2大アクション俳優がリアルで演じたアクションシーンがあったのです。
本物の世界的なアクション俳優の演技は、子ども向け番組の枠には収まりきらないほどの迫力ある回になったのでした。

その後は、アメリカのハリウッドでショー・コスギ塾を開き、武道と演技、それと語学を通じて国際的な人物の育成に努めていました。
日本校も日本の主要拠点に開かれ、幼児からはじまり多くの人材育成に努めています。

ショー・コスギの2人の息子も同様に世界的な活躍をし続けています。
長男のケイン・コスギは父親と同じく俳優として日本から出発し、いまでは世界的な俳優として活躍をしています。
何よりも父親譲りである驚異的な身体能力を駆使して、俳優としてだけではなく活躍の幅を広げていっています。

またもう一人の息子であるシェイン・コスギは、ショー・コスギ塾日本校のスーパーバイザーとして活躍をしています。

いかがだったでしょうか。
香港発の世界的な俳優といえば名前がすぐに挙がりますが、日本発となるとなかなか名前が上がらないかもしれません。
しかし、単身渡米し、その後100万ドルスターの地位を獲得することができた偉大な日本人俳優がいたのです。
ショー・コスギ以降、なかなか日本人として世界的なアクション映画俳優となった人物は名前が挙がりませんが、世界で活躍する一つの礎を築いてくれた人物なのではないでしょうか。
日本ではなかなか自分の個性を発揮できなかったけれど、海外に渡航し努力することで大きな夢を成し遂げる。
大きな夢を実現させるということは、どれだけ大きな思いを持ち続けているのかということかもしれませんね。