旅の目的は様々あります。
そして旅にはいろいろな目的地があります。
日本国内では、様々な地域振興のために設けらた施設があります。
それが、今非常にアツい道の駅。
駅とは言いますが、鉄道の駅ではありません。
車などで訪れることができる商業施設であり、休憩所やときには宿泊施設なども併設された場所であり、現在全国に1194か所もあります。
そんな道の駅ですが、今回から全国各地にある道の駅を紹介していきたいと思います。
今回紹介するのは兵庫県河辺郡猪名川町にある道の駅いながわです。
兵庫県の阪神間にある唯一の道の駅である道の駅いながわですが、年間の利用者が約70万人という、なかなかに人気のある道の駅となっています。
では、道の駅いながわにはどのような見どころがあるのでしょうか。
というわけで、今回のわきみちは、
いながわからさらに北上したところにある篠山城城下町に関する記事です。





道の駅いながわ
道の駅いながわは、兵庫県河辺郡猪名川町の、県道沿いにある道の駅です。
2000年に登録され営業が開始された道の駅ですが、休憩所と共にレストランや農産品の物販センターを併設する地域振興スポットとして、多くの人々を集めています。
兵庫県の阪神間に唯一ある道の駅ということで年間利用者数は約70万人の実績のある道の駅となっています。
道の駅いながわのある猪名川町とは、大阪・兵庫の都市近郊にありながら、山々や猪名川の源流など豊かな自然を感じられる場所にあります。
かつての街道沿いとして知られており、自然だけではなく歴史や文化を楽しめる場所ということで、多くの人々を魅了している場所なのです。
実際、道の駅の裏手には猪名川の清流が流れており、川岸では川遊びやピクニックなどで賑わいを見せています。
そんな猪名川町に建つ道の駅いながわですが、お天気をコンセプトにした施設になっているのだそうです。
赤いアーチ屋根が印象的ですが、これは太陽が昇る様子を表していたり、虹がかかった様子を表している屋根のある地域情報センターであったりと、周囲から見ると目を惹く建物群が建っています。
道の駅いながわでは次のような楽しみ方ができます。
道の駅いながわの楽しみ方
農産物販売センター
いながわで採れた新鮮な農産物が、毎朝直接運び込まれてきて賑わいを見せる販売センターです。
四季折々の野菜や切り花、それぞれの農家が作っている加工品などで溢れています。
生産者の名前や顔も見える農産物の数々は、購入者に安心を与えてくれますね。
そばの館(レストラン)
もちろん食事処、レストランもあります。
猪名川町の名産はそばの実。
そのそばの実を用いて、館内で石臼引きした粉だけを用いて、つなぎを用いず打ち上げる十割そばが、道の駅いながわの名物です。
この名物を中心に、数々の定食屋、うどん、カレーなども食べることができます。
また、そば打ち体験道場が併設されており、数々のそば打ち熟練の技を実際に体験することができます。
もちろん打ち立てのそばは自分で食べることができます。
特産・お土産 地域農業情報センター
農産物販売センターとは別棟にある特産・お土産 地域農業情報センターでは、生鮮品ではなく、この地域の有名な地酒や、乾物類、手作りの加工品などの数々が並べられています。
また、少し先に行ったところにある篠山で有名な陶磁器類なども販売されています。
また、地域の情報などもここで得られるため、猪名川のどこを回るかの起点にもなる場所なのです。
アクセス
阪急川西能勢口駅から北に15kmほどのところにあります。
道の駅いながわへ行ってみた
それでは、道の駅いながわへ行ってみましょう。

こちらが太陽をイメージしたアーチ型の屋根が目印の、農産物販売センターです。

それでは中に入ってみましょう。

5月頃のこの辺りの有名な農産品といえばイチゴ。
特設コーナーも設けられるほどの賑わいでした。

もう少しネーミングどうにかならんかったのだろうか・・・。

なかなかのにぎわいっぷりで商品が売れていきます。
もっと早く来ていれば、目玉商品がもっと残っていたことでしょう。

こちらは虹をイメージしたアーチ型の屋根が特徴の地域情報センターです。
農産物販売センターに比べると人の入りはまばらです。

まあまあ駐車スペースもありました。
この建物の裏はきれいに整備された猪名川が流れていて、そちらも良い雰囲気の場所でした。
いかがだったでしょうか。
兵庫にある小さな道の駅いながわですが、なかなかに名産品が集まる有名スポットであり、いつも人の賑わいのある場所です。
移転拡大する計画もあったそうなのですが、現在はとん挫しているため、これからもこの場所で地域と旅人とを結び付け続けてくれていることでしょう。