今回は道の駅について紹介していきたいと思います。
今回の道の駅は、奈良県にある道の駅であり、生駒山のすぐ東の麓にある『道の駅大和路へぐり くまがしステーション』です。
道の駅といえば、その地域の地域振興として、地元の名産品などがたくさん販売されているなどして、いつも地元の人々や旅で訪れた人々によってにぎわっています。
さらには奈良県というととにかく歴史的な場所が連なる土地柄。
平群(へぐり)の周囲でも、百人一首や万葉集などにも歌われた場所があるほどの場所なのです。
この道の駅を中心にしながら、周囲に数多くある寺院めぐりや古墳めぐりなどに旅立ってみてはいかがでしょうか?
今回は、この奈良県にある道の駅、大和路へぐり くまがしステーションについて紹介していきたいと思います。
というわけで、今回のわきみちは、
奈良県に関する記事です。








道の駅大和路へぐり くまがしステーション
大和路へぐり くまがしステーションは、奈良県にある道の駅です。
現在の奈良県平群(へぐり)という場所にあるのですが、この場所は古くから平群谷と呼ばれる場所になっています。
西側に広大な生駒山地が連なり、東側には矢田丘陵がある谷の部分にある町です。
大阪側からも、十三峠や暗峠などといった古来からある峠を通って奈良に入ると、まず真っ先に訪れることであろう道の駅なのです。
これほど都市部から近くにあるにもかかわらず、この平群の地は豊かな自然に囲まれており、地元の特産品である野菜や果物、花類などがこの道の駅には持ち込まれ、毎日のように多くの人でにぎわっています。
これほど多くの自然豊かな地であるということで、古くからこの辺りは多くの人々から愛されてきた場所なのです。
起伏ある山々を彩る自然の美しさは、多くの人々を魅了し続けてきたことなのでしょう。
そのことは、日本の伝統的な百人一首や万葉集などにも歌われていることからわかります。
『嵐吹く 三室(みむろ)の山の もみぢ葉は
龍田(たつた)の川の 錦なりけり』
能因法師によって詠まれたこの歌に出てくる三室山がすぐ近くにあり、道の駅のすぐ裏側を竜田川が流れているのです。
そのような歴史的な経緯からも、この周囲には多くの見どころがあるのです。
40ある寺院、22ある神社、そして64ある古墳の数々と、名所・旧跡と呼ばれるところがとにかくたくさん存在します。
これほどたくさんの見どころがあり、それを巡る旅の起点になりえるのが道の駅大和路へぐり くまがしステーションでもあるのです。
アクセス
国道168号(平群バイパス)沿いにあります。
近鉄生駒線の竜田川駅、平群駅どちらからも徒歩15分ほどの場所にあります。
道の駅大和路へぐり くまがしステーションへ行ってみた
それでは、道の駅大和路へぐり くまがしステーションへと行ってみましょう。


今回はあまり写真がないのですが、こちらが道の駅大和路へぐり くまがしステーションです。
休日に訪れたこともあって、道の駅の建物の前にも多くの店やキッチンカーが出店していました。
この道の駅の見どころは、まずは何といっても各種名産品の販売所です。
毎朝とれたての品々が届けられる『とれたて市』、地場の特産品が並べられた『特産品販売』。
2つの直売所では、数多くの品々が並べられているのです。
奈良県の特産品であるいちご『古都華』をはじめ、ブドウやベリーといった果物類や、葉物野菜やシイタケなど、とれたての新線な食べ物が数多くあり目移りがしますね。
道の駅内にはレストラン『hanana』もあります。
ここでは、とれたて市に並べられているような平群産の野菜を使用して、素材の味を生かして作られたとれたてランチが有名です。
自家製の特製カレーや、奈良県の地鶏である大和肉鶏を使った親子丼。
ならさんのいちごである古都華をつかったスイーツなど、盛りだくさんのメニューが旅人を待っています。

建物の外もにぎわっており、ソフトクリームや期間限定で古都華スイーツを提供しているできたて工房をはじめ、地元の名物の豆腐屋コーヒースタンド、果物店などが出店しています。
休日になるとキッチンカーもやってきて、さらに賑わいを見せています。

いかがだったでしょうか。
ぶらり旅の起点になる全国各地の道の駅。
地元産の様々な農産物などが手に入るのが道の駅の良さであり、様々な情報を手に入れるにはぴったりの場所です。
歴史的な名所が盛りだくさんの平群に訪れる際にも、ここで周辺の情報をしっかりと入手してから、数々の名所に訪れていきたいですね。