道の駅は数あれど、これほど巨大な道の駅は他にはないでしょう。
それもそのはず、西日本で最大級の道の駅であり、旅の経由地としてではなく、むしろここを目的地として多くの人々が訪れるほどの道の駅なのです。
その道の駅の名を『道の駅針T・R・S(はりテラス)』と言います。
この道の駅では、道の駅ならではの土産物売り場や飲食店はもちろんながら、温泉施設や巨大な観光農園まで併設されている道の駅なのです。
道の駅人気ランキングでも必ずと言っていいほど上位に顔を出すこの道の駅。
いったいどのような道の駅なのでしょうか。
とにかく巨大なこの道の駅は、なんといってもライダー達の聖地。
大阪から見えや愛知に行くとき。
逆に東海から大阪や兵庫に行くとき。
この名阪国道はよく使われますが、その休憩地点としてちょうど良すぎる場所にあるのです。
今回はこの巨大な道の駅である道の駅針T・R・S(はりテラス)について紹介していきたいと思います。
というわけで、今回のわきみちは、
奈良県に関する記事です。








道の駅針T・R・S(はりテラス)
道の駅針T・R・S(はりテラス)は、奈良県にある道の駅です。
針T・R・Sと変わった名前をしていますが、T・R・Sとは、『Teatime Resort Station』の略であり、そのままでは読みにくいこともあって、『テラス』と呼ばれています。
奈良・大阪と三重とを結ぶ名阪国道と、南北に走る国道369号沿いにある道の駅です。
この道の駅の特徴は何といってもその大きさです。
西日本・・・いや、日本国内でも最大規模の巨大な道の駅なのです。
自動車用駐車場が500台分以上が用意されており、飲食店や土産物売り場。
コンビニや地域情報施設があります。
それだけに終わらず、地域情報施設の中では、地元の農産物の物販コーナーがあったり、地元の歴史民俗資料の展示室があったりします。
さらには、天然温泉施設(2022年7月現在は休館中)に、観光農園と、とにかく食べて・遊んで・休憩して、と道の駅で楽しめることのすべてがこの道の駅針T・R・S(はりテラス)には用意されているのです。
そんな道の駅針T・R・S(はりテラス)は2001年に営業が開始されました。
奈良県の中でも東北部に位置する大和高原と呼ばれるこの場所は、非常に長い歴史をもつ場所であり、縄文の次代にはすでに人が住み着いた場所であるいわれており、数々の遺跡も残されています。
針インターにある道の駅として開設した道の駅針T・R・S(はりテラス)でしたが、利用者に対して「ゆとり・あんしん・あんぜん」を提供するとともに、この地元の歴史や文化、数々の農産物などとの出会いの場を提供する目的で開設されました。
南イタリアをイメージした建物の中に、多くの自動車を停めることが駐車場を用意し、数々の施設を用意しています。
・針テラス情報館
・レストラン
・弁当店
・ラーメン店
・うどん店
・和食店
・地域の特産品物販コーナー
・ロッテリア
・ファミリーマート
・カフェ
・観光農園 道の駅針T・R・S(はりテラス)ベリーファーム
・針インターバスストップ
・天然温泉 はり温泉らんど(2022年7月現在は休館中)
この中でも、特産品物販コーナーでは、奈良県の名物だけではなく、関西一円の特産品を扱っているのが特徴なのです。
巨大な道の駅だからこそできる荒業ですよね。
奈良県名物の柿の葉寿司や奈良漬などはもちろん、三重県伊勢の赤福やら、京都の八つ橋やらなど。
関西圏の出入口的な位置にある道の駅として、とにかくここにくればなんとなかる!的な道の駅としてのポジションを確立しているのです。
アクセス
名阪国道と国道369号線の交差地点にある針インターにある道の駅です。
道の駅針T・R・S(はりテラス)へ行ってみた
それでは、道の駅針T・R・S(はりテラス)へ行ってみましょう。

今回は冬期期間に訪れた観光農園、道の駅針テラス ベリーファームについて紹介していきます。
ベリーファームでは、冬期にはイチゴ狩り、夏期にはブルーベリー狩りが楽しめます。
イチゴ狩りは冬期の12月から春6月まで楽しむことができます。
あすかルビーや、とちおとめ、あきひめと種類も単一ではないため、それぞれの美味しさを食べ比べながら楽しむことができます。

イチゴ狩りが終わると、7月から9月の期間はブルーベリー狩りが楽しめます。
道の駅に併設されたこじんまりとした農園ではなく、かなり広大で、いつも人のあふれる観光農園となっており、ここを目的に訪れる人が後を絶ちません。
実際自分もこの観光農園に訪れるために針テラスに行ったのでした。

いかがだったでしょうか。
日本でも数本の指に入るほどの巨大で大人気の道の駅。
こういった道の駅が整備されてきたことで、日本国内の旅は非常に豊かになりましたよね。
道の駅を目指して、今日も日本国内の旅を楽しみましょう。