832【大阪紀行】生駒山を越える峠の一つ。暗峠ほどではないが、それでも急こう配なヒルクライムの聖地『十三峠』

近畿地方(Kinki)
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サイクリストやバイカーにとってなくてはならないもの。
それが峠越えです。
高い山であればあるほど。
急なカーブであればあるほど。
すさまじい勾配であればあるほど。
二輪を扱う者たちにとっては攻めがいのある場所なのです。

そして、近畿地方の大阪と奈良の間には高い壁があるのです。
それが生駒山
大阪から奈良に向かうためには、この巨大な山が立ちはだかっているのです。
そんな大阪ー奈良間なのですが、いくつかのルートがあります。
その中の一つに、十三峠越えというものがあります。
これは、この巨大な生駒山にある峠の一つであり、サイクリストにとっては、チャレンジングな登山ルートなのです。(残念ながらバイカーは通ることができないルートです。)

今回はこの十三峠について紹介をしていきたいと思います。

【今回のわきみち】
  • 目の前にそびえたつ生駒山。ここを攻略するルートの一つである十三峠越えをやってみよう。

生駒山に関する記事です。

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十三峠

十三峠は、大阪と奈良の間にある生駒山を越えるルートの一つです。
大阪と奈良の間には巨大な山、生駒山がそびえたっています。
大阪、奈良のどちらに行くにもこの巨大な山を攻略しなければいけないのです。

そんな大阪ー奈良間ですが、いくつかルートがあります。
まず、第一のルートが第二阪奈道路経由ルートです。
これは有料道路になるのですが、大阪から奈良を直線で突っ切るトンネルのルートです。
もちろん、かかる時間は圧倒出来ではあるのですが、コストパフォーマンス的にはそこそこです。

次が、一般道ルートである阪奈道路経由です。
一般道ではあるものの、かつて有料道路だったことから、高速道路に近いような作りになっており、利便性はかなり高い道路です。
ただし、バイクでの通行は一部の時間は規制がかかるので注意が必要です。

一般道はそれ以外にも大阪市の北部から奈良に入る国道163号線ルートと、大阪市の南部から入る国道25号線ルートがあります。
この二つはあくまでごく普通の一般道路であり、片側一車線道路になっているところも多いので、時間がかなりかかってしまうこともよくあります。

ここまでは、一般的に多くの車などに選択される道路なのですが、これ以外にもルートがあります。
それが峠越えなのです。

大阪ー奈良間の峠越えで有名なのは、古代から存在するルートである酷道、暗峠越えルートです。
この暗峠、国道でありながら酷道とよばれるほど、大阪側からの峠越えの勾配がとんでもない峠なのです。
そして、それについで存在するもう一つの峠が十三峠越えルートなのです。」

十三峠は、この地に残る生駒十三塚からきています。
大阪側は大阪府八尾市の神立、奈良側は奈良県生駒郡平群町との境にある峠であり、標高は431mあります。
往路として整備されていますが、暗峠ほどではないにしても、なかなかの勾配を誇る峠になっています。
大阪側はバイクでの通行は禁止となっていますが、比較的車線も多いなどそれほど通行が困難ではないことから、車やサイクリストなどの交通量は比較的多くなっています。

車に乗ってゆったりと登ることができる場所であることから、夜景をゆっくりと楽しみたい人には人気の高い峠となっています。
峠付近には展望広場が整備されているので、有料道路である生駒スカイラインと変わらないほどの素晴らしい夜景を、一般道から見ることができる隠れ家的スポットであるため、多くの人が訪れる場所となっています。

しかし、その勾配は平均で9%もある峠越え。
サイクリストにとってはヒルクライムの聖地にもなっている場所なのです。
そのため、とにかくサイクリストとすれ違うすれ違う。
関西に来たからには、ぜひこの有名峠にチャレンジしてみませんか??

アクセス

大阪側からは、服部川駅から1kmほど北に行ったところから峠越えがスタートできます。

十三峠に行ってみた

それでは、十三峠に行ってみましょう。

と思ったのですが、あまり写真がありませんでした。
こちらは頂上の十三峠展望台付近から撮影した大阪平野です。
これだけ抜群のビューであることから、夜景が抜群なのがわかりますよね。

十三峠展望台は、たくさんのサイクリストと車でいっぱい。
昼までこの状態です。
夜間は駐車場の空き待ちが発生することもあるほどの人気スポットなのだそうです。

いかがだったでしょうか。
日本国内であればどこにでもあるであろう峠越えルートの数々。
あえて厳しい道を攻めるというチャレンジを求める旅というのも、旅のスタイルとしてはアリなのかもしれませんね。
車やバイク、自転車等のアシが必要になってきますが、そういったものを所持している人は、一度試してみても面白いかもしれませんね。