867【和歌山紀行】世界遺産の情報発信ステーション。そして、九度山町になくてはならない生活拠点『道の駅 柿の郷くどやま』

近畿地方(Kinki)
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今回もまた魅力的な道の駅を紹介していきたいと思います。
今回紹介している道の駅は、和歌山県の九度山町にあります。
九度山町というとどこかで聞いたような。

そうです。
関ヶ原の戦いの後、真田幸村が徳川家康によって幽閉されていた場所なのです。
そのため、真田幸村にまつわる史跡が今もなお数多く残る場所なのです。
歴史好きの人たちにとってはたまらない場所ですが、それ以外にも素朴な自然に囲まれた生活を送りたい人たちにとっても魅力ある場所の一つなのです。

それ以外にも、町の名前の由来にもなっている高野山への石道のスタート地点でもあるこの九度山。
色々と探ってみると面白そうなところが数多くありそうですよね。
この九度山町にある道の駅が、『道の駅 柿の郷くどやま』なのです
そんな九度山町には、大きなスーパーマーケットなどがないのです。
・・・日々の生活をどうすれば?という問題がありますよね」。
そういった問題に対処するためにも、この道の駅は大きな役割を担っているのです。

今回はそんな九度山町の良さを味わうことができる道の駅を紹介していきたいと思います。

というわけで、今回のわきみちは、

【今回のわきみち】
  • その名の通り、柿の産地である九度山町にある道の駅を堪能してみよう。

和歌山に関する記事です。

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道の駅 柿の郷くどやま

道の駅 柿の郷くどやま』は、和歌山県九度山町にある道の駅です。
九度山町といえば、近年に様々な点で注目を集めている町ですね。
その一つが2016年に放映された大河ドラマ『真田丸』の主人公である真田幸村が、関ヶ原の戦いに敗れたことによって父親ともども幽閉された地として有名です。
道の駅の近くにも、真田一族に関する史跡が数多く残されており、歴史観光の拠点になる道の駅です。
この九度山町に訪れる人々の数を押し上げた要因の一つでしょう。

またもう一つの点が、世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』として、高野山とそこへ続く町石道の起点となっているのがこの九度山町なのです。
九度山町の名前の由来になっているのが、高野山の開祖である空海にまつわるお話です。
女人禁制であった高野山なので、空海はこの九度山の地に自分の母親を住まわせていました。
その空海の母親が暮らしていたのが、九度山町にある慈尊院というお寺です。
その慈尊院に毎月九度山から下りてきて会いに来ていたということから九度山という名前が付いたと言い伝えられています。

そんな、世界遺産にまつわるまちであるということもあるため、この道の駅は街の歴史や文化を紹介する情報センターとしての役割も担っています。
道の駅としては驚くほど町の歴史を紹介する展示室も充実しており、最初にこの道の駅に訪れることで、九度山町にまつわる基本的な情報は押さえることができるでしょう。

そんな歴史と伝統にあふれた町九度山にある『道の駅 柿の郷くどやま』ですが、その名の通り、日本有数の柿の産地であるこの道の駅では、秋になると所狭しと柿がずらりと並べられます。
そんな九度山町の名産品が並べられるのが、この道の駅にある産直市場よってってです。
スーパーマーケットかと思うほど売り場規模をもつこの産直市場では、九度山町だけではなく、和歌山全域の名産品がずらりと並びます。
また、この道の駅の特徴は、九度山町に住む人々のライフラインにもなっているという点です。
九度山町には日常生活に仕えるような大きなスーパーマーケットがありません。
そのため、ここに住む人々がスーパーの代わりとして使えるような品々も数多くそろえられているのです。
生活必需品はもちろん、毎日の食事に仕えるような総菜や、お昼に気軽に利用できるようなお弁当類なども充実しており、観光客だけではなく地元の人々でも常にあふれている道の駅なのです。
そのため、この道の駅だけのお店のカードなどもあったりします。
レジで『お店のカードはありますか?』と聞かれますが、観光客も多いのであ「ありません。」と答えていた人もかなり多かったのも印象的です。

さらに道の駅にあるベーカリーカフェ パーシモンでは、九度山産の柿を使ったオリジナルのパンや、柿ソフトなども販売されています。

アクセス

和歌山県伊都郡九度山町入郷にあります。

道の駅 柿の郷くどやまへ行ってみた

それでは道の駅 柿の郷くどやまへ行ってみましょう。

こちらが道の駅 柿の郷くどやまです。
2013年に完成したということで、かなりきれいな建物です。

紀ノ川沿いのかなり広い敷地にある道の駅です。

九度山といえば、高野山奥の院に続く石道の玄関口。
非常に伝統ある町なのです。

産直市場よってっての様子です。
道の駅にはこのような産直市場はありますが、ここの道の駅のよってってはなかなかの広さがあります。
また、生活のライフラインでもあることから、どちらかというとスーパーマーケットの雰囲気もします。
九度山の名産から和歌山全域の名産。
日用品から、真田一族グッズまで、なかなかにここだけでいろいろと和歌山のものがそろう道の駅になっています。

いかがだったでしょうか。
真田丸で一気に脚光を浴びた九度山町。
その影響も相まって、この道の駅 柿の郷くどやまもかなり注目を集めるようになってきたのだそうです。
町の中にも見どころがたくさんの九度山町観光は、この道の駅を拠点にしていろいろな場所に足を延ばしたいですよね。