日本ほどいろいろな医薬品関係が充実している国も他にはないでしょう。
街のドラッグストアなどに行けば、痒い所に手が届くような様々な医薬品で溢れています。
錠剤や飲み薬などはもちろんのことながら、健康な体を維持するためのものが数多くあります。
これだけ、細やかなラインナップがそろっているのは、世界広しといえでも日本だけだなあということは言い切れると思います。
常に新しい商品を開発し続けることによって、市場を活性化させ続ける日本市場ならではなのかなあと思いますね。
そういったわけで、日本では簡単に手に入るようなものであっても、日本以外の国に行くと当たり前のように手に入らない医薬品は数多くあるわけです。
今回は日本以外ということで当ブログではおなじみのインドネシアのこと。
インドネシアには街中に数多くの薬局があります。
薬関係は日本にあるものよりも効果が強かったりするので、特に不満なく過ごすことができると思うのですが、あれがないんです。
あれとは、洗眼薬のことです。
日本であれば、小林製薬のアイボンやロートの洗眼薬シリーズ、この2社の製品がほとんどを占める洗眼薬市場。
しかし、インドネシアではないんです。びっくりするぐらい。
特に、地元の製薬会社や、他国から輸入している医薬品の中には見当たりません。
しかし、そんなインドネシアであってもプレゼンスを示すのが日本の企業。
ロート製薬が販売しているんです。インドネシアでも洗眼薬を。
その洗眼薬を、ROHTO EYE FLUSHといいます。
特にコンタクトレンズを常用している人々には欠かせない洗眼薬。
インドネシアで唯一(?)販売されている洗眼薬であるROHTO EYE FLUSHとはどのような商品なのでしょうか。
というわけで、今回のわきみちは、
インドネシアの生活に関する記事です。





ROHTO EYE FLUSH
ROHTO EYE FLUSHは、インドネシアにてロート製薬が販売している洗眼薬です。

洗眼薬というと、今ではどこのドラッグストアなどでも専門のコーナーが設置されるほど一般的になってきた医薬品ですね。
日本では1995年に小林製薬のアイボンの開発によって、広く登場した洗眼薬。
コンタクトレンズを利用するユーザーが、自らの目を洗浄するというコンセプトのもとに開発された商品であるこの洗眼薬は、あっという間に消費者のニーズにマッチする商品となったのでした。







コンタクトをしていると目がかすむ、ゴミが入ってゴロゴロした感じがある。
目がかゆくなる、目が痛くなる。
などなど、目にまつわる症状は数多くあります。
そして、そのままにしておくと大切な角膜に傷がついてしまったり、結膜炎になってしまったりと様々な症状を引き起こす危険性を秘めています。
洗眼薬が誕生するまでは、目薬による点眼ぐらいしか目に対するケアというものはありませんでした。
しかし、洗眼薬が登場することによって、目の表面にある汚れなどをしっかりと洗い流すことができるため、コンタクトユーザーにとっては欠かせないものになっています。
しかし、日本では簡単に手に入る洗眼薬ですが、海外ではなかなか見つけることができません。
それはインドネシアでも同じ状況であり、街の薬屋ではほとんど洗眼薬を見つけることはできないでしょう。
しかし、全くないわけではありません。
インドネシアで唯一販売されているであろう洗眼薬が、日本のロート製薬が販売している『ROHTO EYE FLUSH』なのです。
インドネシアに当初は日本から洗眼薬を持ち込んだとしても、その滞在が長期間になるといつかはなくなってしまいます。
そんなときにインドネシアでも洗眼薬が手に入るという選択肢があるのは心強いですよね。
さすが日本の二大巨頭の一つであるロート製薬だと思います。
日本で販売されている洗眼薬に比べると小型の容器である150mlサイズのみが販売されています。
疲れた目を冷やしてリフレッシュしたり、目の洗浄や、ほこりなどによる目に対する刺激を和らげます。
まだまだこの洗眼薬を利用しているインドネシアの人々は見かけることは少ないかもしれませんが、これから徐々にその存在感が増していく商品なのではないかと思います。
このROHTO EYE FLUSHは、インドネシアにあるロート製薬の現地企業にて、インドネシア国内生産が行われています。
そのため価格も日本円で200円ほどと、お手軽な価格にはなっています。
(ただし、容量が少ないので、日本のものと比べてみると少し割高な気もしますが、インドネシアではこれしか洗眼薬が手に入らないので背に腹は代えられないかもしれません。)
このROHTO EYE FLUSHを突破口にして、インドネシアでも洗眼薬がもっと普及してほしいものです。
いかがだったでしょうか。
必ずしも誰しもが利用する商品ではありませんが、必要な人にはなかなか貴重な情報になったのではないかと思います。
こういった日本では当たり前のものが外の国々では手に入らない状況を目の当たりにすると、日本で販売されるものの痒い所に手が届く、スピード感のある市場というものはすさまじいものがあるなあと感じる反面、そのスピード感がせわしないなあ、とも感じてしまいます。
何にせよ、コンタクトレンズユーザーには、知っておいて損はない情報ではないかと思います。