884【食巡り】どうやって食べるの??東南アジアではよく見かけるけれども試したことはありますか?『ランブータン』

食巡り(Food/Makanan)
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世界には数々のフルーツがあります。
ずいぶん日本国内でも今までに見たことがなかったようなものも入ってくるようになりましたが、まだまだ見たことがないようなフルーツが数多くあるのです。

今回紹介しているのは、東南アジアであればかなりよく見かけるフルーツなのですが、一見すると『どうやって食べるの?』となってしまうようなフルーツです。
東南アジアであれば街中でもかなりよく見かけるこのフルーツですが、かなり異色な外見をしています。
その外見とは、毛むくじゃらなんです。
真っ赤な果実の周りに無数の毛が生えており、その外見はウニのようであったり、ドラゴンクエストのモンスターである、無数の触手で覆われた”あくまのめだま”が最もピッタリではないかと思うほどです。
そのフルーツの名前はランブータンといいます。

初めてこのフルーツを見たとき、食べたいなあ~、とはならないかもしれない外観をしていますが、今回はこのなかなか日本では見かけない不思議な外観のフルーツを紹介したいと思います。

というわけで、今回のわきみちは、

【今回のわきみち】
  • 見た目からはなかなか想像ができないさわやかな味わいのランブータンを味わってみよう。

世界のフルーツに関する記事です。

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ランブータンとは

ランブータンは東南アジアや中米などの年中温かい国でよくみられるフルーツです。
その外見は他のフルーツとは大きく異なり、かなり独特なものとなっています。
具体的には、果実の周りを無数の毛で覆われているのです。
一見すると毬栗?とも思えてしまうような外観ですが、トゲのように固いわけではなく、柔らかい毛で覆われています。
実はランブータンそのものがその外見からきている名前なのです。
マレー語・インドネシア語では、rambut=毛を表します。
それにanがついてランブータンという名前になっています。
毛が生えたものをいう、見た目そのままの名前が付けられているのです。

マレー語・インドネシア語を由来とする名前ということからも、原産地はマレーのあたりと考えられています。
現在は、マレーシアやインドネシア、タイやカンボジアやベトナムといった東南アジア全域で栽培が多な割れています。
また、同緯度帯にあるカリブ海のあたりやハワイなどでも数多く栽培が行われています。
栽培そのものは自家栽培でも簡単に育てることができるなど、気候帯さえ適した場所であれば比較的簡単に栽培することができます。

高いものでは10mほどのになるランブータンの木に、5000ほどの実ができます。
寒さには非常に弱いので、10度以下になる地域では栽培することができません。
ランブータンの果実の特徴は、追熟することができない点です。
そのため、木になっている状態で熟さなければならず、収穫後は長期保存ができません。
そのために、なかなか海を渡って日本にまでやってくることが難しいフルーツとなっています。

そんなランブータンですが、植物学的な分類としてはムクロジ科に属しており、同じく熱帯ではよく見かけるライチやロンガンなどとよく似た果実の構造となっています。
そのため、ライチの味と近いフルーツだと考えればその味は想像できることでしょう。
栽培されている現地では生のまま売られていることが多いですが、缶詰やゼリーなどに加工されて利用されることも多くなっています。

毛におおわれた果実の皮をむいていくと、真っ白な果実が中から現れます。
ライチなどと同じグループだということがこの段階になるとよくわかることでしょう。
真っ白な果実の中心には種があり、その種を覆うように果汁をたっぷりと含んだ果肉があります。
その外観と中身との違いに、初見の場合は驚くことでしょう。
ライチに近い味と書きましたが、それに比べるとしっかりとした果肉感です。
甘みはとても強く、ほのかに酸味を感じる味わいであり、暑い国で食べるのにぴったりの味わいを持つフルーツです。

日本ではなかなかフレッシュな生のランブータンはお目にかかることなできませんが、冷凍になったものや缶詰になったものは見つけることができるかもしれません。
もし見かけたときには一度試してみてはいかがでしょうか。
日本人の口にも合う味わいのフルーツではないかと思います。

いいかがだったでしょうか。
まだまだ日本では見かけるのが難しいフルーツがありますよね。
中には、これは流行らんなあというものもあったりしますが、このランブータンは日本でも広く受け入れられるフルーツだなと思います。
しかし、その栽培条件が日本にはなかなかフィットしないため、日本国内で栽培すること自体は難しそうです。
やはりこれは現地で楽しむフルーツなのかもしれませんね。
ぜひこの独特な外観のフルーツであるランブータンを手に取った時には、試してみてください。
価格も非常に安価なので、気軽に楽しむことができますよ。