886【北海道紀行】かつての日本最東端の駅。チャシを巡る旅には立ち寄り必須の『根室駅』

北海道(Hokkaido)
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日本で一番東の端にある駅とはどこにあるでしょうか?
頭の中に地図が思い浮かんでいることでしょうが、どのエリアが思い浮かんでいるでしょうか?

本州のどこかなーと考えている人。
残念ながら本州ではありません。
そうです。
日本最東端の駅とは北海道にあるのです。
その駅の名前とは東根室駅という小さな駅になります。

ただし、今回紹介するのは東根室駅ではありません。
東根室駅が日本最東端の駅となる前に日本最東端だった駅。
その駅こそが、道東の町 根室にある根室駅なのです。
今でこそ最東端の駅は東根室駅に譲っていますが、有人の駅として最東端にあり、根室の町の中心はまさしくこの根室駅です。

では今回は、この根室駅について紹介していきたいと思います。

というわけで、今回のわきみちは、

【今回のわきみち】
  • かつて日本最東端の駅であり、JR根室本線の終着駅である根室駅を見に行ってみよう。

これまでの道東の記事です。

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897【北海道紀行】ヲンネモトチャシと共に、きちんと整備されたチャシ跡『ノツカマフ1・2号チャシ跡』
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根室駅

根室駅は、JR北海道が有する根室本線(花咲線)の終着駅です。
この根室駅は、かつて1959年から1961年までのわずかな間だけ、日本で最も東の端にある駅でした。
1959年までは、かつて存在した根室拓殖鉄道の歯舞駅(歯舞とは言いますが、根室半島にあった駅です。)が日本の東の端にあった駅でした。
その後、歯舞駅は路線廃線・廃駅となり、日本最東端は根室駅となります。
ところが、その2年後の昭和36年には、東根室の地域にも住宅が増えてきたことで新たに東根室駅が設けられることとなります。
根室線は根室市街地の西側にある河川をさけるため、大きく東側からまわりこんで根室駅につながるルートになっています。
そのため、東根室駅ができたことによって、日本で最も東の端にある駅の称号は東根室駅に譲ることになりました。
ほんのわずかの間だけでしたが、日本最東端だった機関があったのが根室駅なのです。
今ではその称号は譲ってしまいましたが、東根室駅は無人駅。
そのため、有人駅の日本最東端の駅は、今もなお根室駅なのです。

そんな根室駅が誕生したのはなんと大正時代。
大賞10年(1921)に南西にある西和田駅から延伸が行われ開業した駅です。
この根室駅からさらに貨物用の視線として、北東にある根室港駅までの視線も設けられていましたが、昭和40年には貨物支線が廃止となっており、根室港駅も廃駅となっています。

駅舎は平屋のコンパクトな構造ではあるものの、根室本線の終着駅であり、根室の町の中心にある駅であることから、年間でも6万人ほどの利用があります。
一日平均では100人ほどの利用があります。
ところがその年間の利用者数はかなりこの数年で激減しており、JR北海道の苦境の状況がこの根室駅からも見えてくるかのようです。
根室半島にある根室駅ではありますが、日本最東端の納沙布岬までは根室駅からさらに東に30kmほど移動しなければなりません。
根室駅からさらに東に行きたい場合は、この根室駅前から納沙布岬行のバスを利用することができます。
根室駅からバスに乗って約45分間で納沙布岬に訪れることができます。

この根室駅の名物のひとつが、ご当地弁当です。
2018年から始まったこの取り組みですが、根室駅発着の一部の列車を利用したときに、ホームまで駅弁を届けて販売してくれるサービスなのだそうです。
この根室駅で受け取ることができる名物弁当が『さんま丼』と『さんまそば』弁当なのです。
海産物が恐ろしいほどに美味い根室。
その根室で味わうさんまは格別の味ではないでしょうか。
さらにもう一つ、『やきとり弁当』というものも。
こちらは焼き鳥とありますが、実際に弁当に入っているのは豚串です。
??
なお、このご当地弁当サービスは、根室駅でも受け取る音ができる『やきとり弁当』は、東根室駅でも受け取ることができます。
また、西にある落石駅では『たこ飯弁当』というものもあります。
全て味わってみることもできそうですよね。

アクセス

根室駅は、JR根室本線の終着駅となります。

根室駅に行ってみた

それでは根室駅に行ってみましょう。

こちらが根室駅になります。
根室の町を代表する駅だけあって、平屋の駅舎ではありますが、そこそこの大きさを誇ります。

駅舎内の待合室です。

こちらが窓口となります。
営業開始は5:20ですが、営業終了は17:00であるため、非常に早く閉まってしまいます。

釧路から根室までの根室本線(花咲線)と、日本最東端の納沙布岬までのルートの説明がありました。

噂のご当地弁当の写真がありました。
残念ながら電車には載らなかったのでこの弁当にもありつけませんでした。

駅舎のすぐそばにはインフォメーションセンターがあります。

根室の情報があり、それ以外にも売店などもあるので、根室土産もここで手に入れることができます。
また、日本百名城『根室半島チャシ跡群』のスタンプはここにも置かれています。

この隠語メーションセンターの左側にはバスターミナルがあり、納沙布岬行のバスもこちらから発着しています。

いかがだったでしょうか。
北海道の中でもなかなか行くのにハードルが高い根室。
しかし、日本の4つの端への到達を達成したければ、行かなければいけない場所ですよね。
その際にはこの根室駅は情報収集にはぴったりの場所でしょう。
合わせて東根室駅も訪れて、日本最東端の有人・無人駅を全て訪れてみませんか。