893【雑記】英語と一言に行っても様々な英語が世界にはあるのです『英語の方言』

雑記
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もはや世界の公用語である英語
英語発祥の地であるイギリスをはじめ、英語を話す国としてのイメージが大きなアメリカ。
それ以外にも、英語は世界の公用語であるという地位もあり、この2か国以外にも数多くの国で公用語として話されています。

そうなってくると、同じ英語であっても世界のいろいろな国では、同じ英語が話されているのだろうか?ということです。

日本国内であっても、北は北海道から南は沖縄まで、数多くの方言が存在しますよね。
中には同じ日本人であっても全く分からないような方言もあります。
同じ言葉であっても、ところかわれば言葉も変わるわけなのです。

では、世界中で話されている英語も同じように方言があるのでしょうか?
はい。もちろんあるのです。
それも、世界規模なのでかなりの違いが・・・。
発音一つとっても、アメリカ英語/イギリス英語と呼ばれることを皆さんが知っているようにですね。

では今回は、英語の方言は世界にはどのようなものがあるのかについて調べてみました。

(※英語学習の内容ではありませんので英語について勉強を始めるきっかけ程度の意識で読んでいただければと思います。)

というわけで、今回のわきみちは、

【今回のわきみち】
  • 英語と一言に行っても千差万別。しかし、この柔軟さがあるからこその世界の公用語なのかもしれません。

英語の方言

世界中で話されている英語
もはや世界の公用語として、確固たる地位を確立していますよね。
世界中に広がっている言葉だというから、英語が公用語だという国も数多くあります。
特に、イギリスが世界に植民地を広げていった歴史的経緯から、イギリスに関係の深い国では英語が公用語となっています。

その中でも代表的なのがアメリカとカナダ。
そして、オーストラリアとニュージーランドですね。
植民地としての歴史から英語が公用語の一つになっている国としては、インドやフィリピン、シンガポールがあります。
また、南アフリカもヨーロッパ諸国による歴史的な影響が強く、英語が用いられています。
ここで挙げた以外にも、世界中で80か国以上もの国が英語を公用語として扱っているのだそうです。

これだけ世界中に広がっていくとなると、それぞれの地域によって独自のアレンジが入ってきてもおかしくはないですよね。
実際、英語もそれぞれの地域によって、独自の方言として発展してきている経緯があるのです。

その中でも代表的なものが、
イギリス英語
アメリカ英語
シンガポール英語
オーストラリア・ニュージーランド英語
ではないでしょうか。
シンガポール英語は、その中でもシングリッシュという言葉が造られるほど、独特の英語になってしまっているのです。
では、それぞれの英語の特徴はどのようなものなのでしょうか。

イギリス英語

本家本元の英語。
このイギリス英語がスタンダードな英語ですね。
あくまでこのイギリス英語が、標準語となるわけで、ここから様々な方言英語が派生していくわけです。

アメリカ英語

英語といえばアメリカ。
というようなほど、双璧をなすアメリカ英語。
アメリカ英語とイギリス英語の違いの大きなところは、発音やアクセントが異なるという点があります。

また、スペルが変わる英単語があったりします。
例えば、colourという単語を見たことありませんか?
これは、colour=colorなのです。
このように、uが省略されたりすることがあります。
また、案内看板などでcentreと書かれていることを見たことがあるかもしれませんが、これもcentre=centerのことなのです。
発音だけではなかったということが驚きですよね。

シンガポール英語=シングリッシュ

このシンガポール英語はかなり特徴がありますよね。
なにせ、シンガポールではマレー語や中国語など、様々な言葉が飛び交っていますす。
その中にあるシンガポール英語は、このほかの言語たちの影響をかなり受けている英語なのです。
そのため、かなり影響を受けたことから独自の方言として発展してしまったため、シングリッシュと呼ばれるようになり、シンガポール国家からは正しい英語に直していこうという動きがあるほどの方言となっています。

特に語尾につく言葉がマレー語のルールに倣っている表現があったり、主語やbe動詞を省いたりと、英語の本筋から見るとかなり独自の発展をしています。
このことから、同じ英語であっても??となってしまうようなのですが、シンガポール国内の一般の人々にはあまりにも普及しすぎているほど使われているのだそうです。

オーストラリア・ニュージーランド英語

オーストラリアには、かつてイギリスから数多くの人々が渡ってきました。
かなり訛りがある、強いアクセントかなというのが特徴である英語だというイメージが強いですね。

この地域の英語では、イギリスの日常会話で使われるような表現が一般化している場合があります。
例えば、進行形のingにあるgを発音しないような特徴があったりあします。
また、英語と同じように単語の形が変わるものもあります。
オーストラリア人であるAustralianがAussieとなるのはその代表的なものですね。

いかがだったでしょうか。
ところかわれば言葉も変わる。
TOEIC試験にも方言英語の発音問題が出るように、一筋縄ではいかないのが英語なのです。
基本的な英語の学習に慣れてきたのであれば、こういった方言英語にも目を向けてみるのも、世界を広げることにつながっていくかもしれませんね。