898【北海道紀行】北海道に行くと土産屋などで必ずといっていいほど見かける『熊カレー』

北海道(Hokkaido)
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北海道に昔からある、とあるお土産があります。
それは、熊のパッケージが印象的な『熊カレー』です。
え・・・!?熊が入っているの??
と思うかもしれません。
確かに、北海道といえば良くも悪くも熊の棲息地。
その熊によって家畜や農産物、あるいは人そのものも被害にあってしまうこともあるほど。
北海道ではそういった危険があることから熊は害獣なのです。

それはわかるのですが、その害獣である熊と、このお土産の熊カレー。
どのように結びつくのでしょうか。

今回はこの北海道ではごく一般的に販売されている熊カレーについて紹介していきたいと思います。

というわけで、今回のわきみちは、

【今回のわきみち】
  • 海道といえば熊。でも熊を食べる、という発想にはいかないのか!?お土産屋で必ずと言っていいほどある熊カレーを食べてみませんか。

北海道の食関係の記事です。

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熊カレー

北海道を訪れて、ふらっとお土産屋さんに入ってみると必ず目に入るのが熊カレーではないでしょうか。
おそらくほとんどの人が食べたことがないであろう熊の肉。
そして、そんな熊の肉を使ったカレーが、お土産屋さんで誰でも買えるように置いてある。
これっていったい何なのだろう?と思ったこともあるのではないでしょうか。

実際北海道といえばの棲息地。
農産物や家畜の被害から、時には人間も被害にあっているいわば害獣であるのが熊です。
北海道の都心部でも、それ以外の場所でも熊の出没情報が頻繁に耳に入るほど、注意しなければいけない生き物なのです。
そして熊が人の住むエリアに出没したとなると、それは駆除の対象となるのです。
年間数百頭の熊が北海道では駆除されています。
そして駆除された熊野肉の一部が、ジビエとしてこの熊カレーに活用されます。
熊は家畜化はされていないため、熊の肉はどうしても野生の熊を狩猟してでなければ熊肉を手に入れることはできません。

では実際、熊肉とはどのようなものなのでしょうか。
一般にはあまりなじみのない熊肉ですが、実は日本では古来から食用の肉として重用されてきました。
その肉は、滋養があり、人々が特別な時に食べることができる肉として利用されてきた歴史があります。
他のどのような獣の肉とも違う特徴としては、熊の肉は脂にその価値があるといわれています。
熊肉を見てみると、びっくりするほどの脂の部位がついています。
しかし、脂といっても他の肉と比べると、融点が低い特徴がある脂であるため、脂がさらっとしているので食べやすくなっています。
この脂が、スープなどに溶け込んで何とも言えないうまみを出すため、鍋料理や煮込み料理などにすると非常においしい料理となります。

熊の肉が非常においしくなるのは、冬眠直前の脂肪分をたっぷりと体に蓄えた熊の肉です。
逆に夏の痩せて脂肪が落ちた熊の肉はマズいとされています。
何よりも脂肪がその味を左右するのですね。
また、その熊が食しているエサの種類や狩猟した後の処理の仕方によっても味が左右されます。
こればかっりは野生で暮らす生き物であるために仕方がないことなのでしょう。

そんな北海道産の熊の肉を使って作られたのが熊カレーです。
様々なカレーの具材は数あれど、熊肉の入ったカレーが手に入るのは限られています。
熊の肉は野生の熊であるジビエの肉。
となると、少し独特の臭いが気になると思うかもしれませんが、熊カレーの缶を開けてみても臭みは気になりません。
しっかりとした脂身が特徴であり、歯ごたえのある肉が入っています。
熊の肉は噛めば噛むほどうま味が現れてきます。
この熊カレーに入っている熊肉は、肉の存在感が非常に強く、カレーに全く負けていない肉の味を持っています。
カレー自体の辛さは結構ありますので、辛いのが苦手な人は少し手を加えた方がいいかもしれません。

食べたことのないものだから・・・と敬遠せずに、一度は試してみてもおいしく食べられそうなお土産ですね。

この熊カレーですが、現在は通販でも見つけることができます
北海道に行かなくても気軽に熊カレーは試してみることができます。
今すぐ試してみたい!
という場合には、この通販でまずは食べてみてはいかがでしょうか。

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また、熊肉を食べる食文化があるのは北海道だけではありません。
中部から東北にかけても、いろいろな場所で熊肉を食べる食文化は残されています。
都心部でも、熊肉を取り扱っているお店などもあったりするので、もしかするとみなさんの身近にも熊肉を扱っているお店はあるかもしれませんよ。

いかがだったでしょうか。
北海道の隠れた名物熊カレー。
かなり古くから北海度の土産としてラインナップされているこの熊カレーは、一度は試してみる価値ありのお土産ですよね。
他のカレー製品と比べると若干値は張りますが、どこのお店にも売っていますので、見かけたときにはぜひ手にしてみてください。