大阪に行ってきて喜ばれるお土産としては次のようなものがあると思います。
まずは、大阪の大きな駅なら大体ある、551蓬莱の豚まんでしょう。
肉まんではなく、豚まんです。
どっしりとした重みのある豚まんの中には、蓬莱独自の餡がぎっしり。
間違いなく大阪を代表するお土産でしょう。
おしゃれなところで行くと、堂島ロールでしょうか。
瞬く間に大阪を代表するおしゃれ土産になってしまった堂島ロール。
クリームたっぷり優しい味わいの堂島ロールは、入手困難なことでも有名なお土産の一つです。
王道で行くと大阪土産はこのようなところだと思います。
ところで、大阪といえばお笑いの街。
もらっただけでネタになるようなお土産もあるのです。
その代表格といえば、『面白い恋人』でしょう。
ん?どこかで聞いたような・・・。
そうです。北海道の『白い恋人』のパクリ名称ですね。
そして、大阪のオモロい土産に新たに加わったものがあります。
それが、『オモシロクナール』なのです。
なんだこれ??
となると思いますが、とある芸人のとあるネタがもとになって誕生した土産なのです。
土産としてだけではなく、パーティーグッズとしてもウケること間違いなし。
今回はこの、オモシロクナールとはいかなるものか、紹介していきたいと思います。
というわけで、今回のわきみちは、
大阪のお土産の記事です。

オモシロクナール

オモシロクナールは、お笑い芸人のバッファロー吾郎A(元 バッファロー吾郎木村)氏のネタがもとになってできたお菓子製品です。
ネタにスベッたときに服用するネタがもとになってできたお菓子ですが、その成分にはなかなか驚かされます。
<成分>
・ウケテショウガアレフェン/150ナ~ル
・ワライトマラフェン/150ナ~ル
・ミンナエガオナール/30ナ~ル
・ドカンウケルン酸/15ナ~ル
・スベリシラズン酸/15ナ~ル
・コナイウケルノナーゼ/5ナ~ル
・スベルキセン/2ナ~ル
ナ~ル??
どれも全く聞いたことがないですね。
効能としても次のようなものがあります。
・話すたびにバカウケ、爆笑、満点大笑い
・オチで噛まない
・MCの急なムチャ振りでもアドリブが出る
・スベったことでもウケる(スベリ笑い)
・自信の増加
すさまじい効能ですね。
スベる症状の緩和には抜群の効果があるそうなので、ドラえもんがいたとしたら、売れない芸人たちに出してくれる秘密道具のようなものですね。
なお、服用するにあたっては注意点も多々あります。
・人が牛乳を飲んでいる時
・盲腸の手術をしたばかりの人が近くにいる時
・お通夜や葬式など厳粛な場所にいる時
・効果には芸歴による個人差が出ることもありますのでご了承ください
・スケジュールに空きがなくなる可能性がありますのでご注意ください
抜群の効果から考えると、当然の使用上の注意ですね。
とまあ、ここまでネタでしたが、実際のこのオモシロクナールの中身は、ただのラムネ菓子です。
しかし、このオモシロクナールを宴会にでも持っていけば、大人気間違いなしのお土産なのです。
ネックとしてはその値段。
ラムネ菓子としては高すぎます。
しかし、ネタとして買うのであれば、妥当な値段なのかなあというところです。
値段にどのような価値を見出すか、それは買う人と、その後の使い方によることでしょう。
ヨクスベール
なお、オモシロクナールの対極にあるものとして、『ヨクスベール』があります。
スベったときにこの薬のせいにできたり、ライバル芸人にこっそりと仕込んだり・・・。
成分はにもスベらなくなる、あれやこれや・・・。
・エガオナクナール/125スベ~ル
・ミンナワラワフェン/100スベ~ル
・ダレモワラワン酸/75スベ~ル
・メッサスベルン酸/55スベ~ル
・コナイスベルノナーゼ/30スベ~ル
・ウケルキセン/5スベ~ル
・・・恐ろしい成分ですね。
そんなスベってしまうこの薬には恐ろしい効能があります。
・話すたびにスベる、失笑、苦笑いがもれる
・オチで噛む
・頭が真っ白になってオチが見つからない
・大喜利などでのアイデアの枯渇
・自信の低下
芸人にとっては恐ろしい効能です。
いつでもスベるようになってしまうので、次のような人は注意が必要です。
・結婚式などスピーチを控えた人
・プロポーズを控えた人
・高校デビューを狙っている人
・効果には芸歴による個人差が出ることもありますのでご了承ください
・スケジュールが空きだらけになる可能性がありますのでご注意ください
しかし、場を沸かそうと面白いことを言ったのにウケなかった時。
そんな時には、こっそりとヨクスベールを忍ばせておいて、この薬の性にしてしまえば、そこから新たな笑いが生まれるかもしれませんよ。
ちなみに、中身はオモシロクナールと一緒です(w)
オモシロクナールの派生製品
バッファロー吾郎A(元 バッファロー吾郎木村)氏考案のオモシロクナール派生製品はまだまだあります。
というか、こんなにあることにびっくりでした。
シアワセニナール
ホレヤスクナール
ガンバレール
セイカクヨクナール
サケビタクナール
ユメガカナーウ
いかがだったしょうか。
芸人ネタを製品化してしまったという大阪らしい大阪土産のオモシロクナール。
中身は別として、そのパッケージは、いろいろなところで活用のし甲斐があるのではないでしょうか。
洒落の通じる人へのお土産としては、抜群のラインナップかもしれませんよ。