922【北海道紀行】観光の目玉として残された、小樽を代表する名所『小樽運河』

北海道(Hokkaido)
この記事は約5分で読めます。

北海道の西のエリアにある北海道を代表する一つの都市があります。
札幌から1時間ほどで訪れることができる港町の小樽ですね。
美味しい海産物でも有名なこの小樽。
この街の名前を聞いてまず思い浮かぶことは何でしょうか。
それは美しい運河の風景ではないでしょうか。

元々は船の荷揚げをするために使われていた重要な運河でしたが、現在は整備されて重要な観光地へと変わりました。
小樽運河と、近隣にある昔ながらの建物を利用した店が立ち並ぶ小樽堺町通りとを合わせて、連日多くの人々が集まる観光名所となっています。

現在は本来の役割である運搬用途として使われていない運河ですが、その役割を終えたときに運河が残されるかどうかは議論となりました。
しかし、多くの人々の議論の結果、観光資源として残されることになった小樽運河
その小樽運河について今回は紹介していきたいと思います。

というわけで、今回のわきみちは、

【今回のわきみち】
  • 小樽を代表する小樽運河の眺め。北海道開拓時代を支えた港町小樽の風景を見に行ってみよう。

北海道絡みの記事です。

934【北海道紀行】小樽運河と共に、港町小樽の受け継がれてきた雰囲気を残す町並み『小樽歴史景観区域』
小樽運河を含めた小樽歴史景観区域について紹介していきたいと思います。小樽には運河意外にも歴史的な建物が数多く残されています。こういった歴史的な景観を保護・保全するために指定されたのが小樽歴史景観区域です。これに指定されている区域では、新たに建物などが造られる際には、大きさや色、素材など様々な厳しい基準が設けられています。
666【北海道紀行】これぞ北海道を感じられる、北海道屈指の一大スキーリゾート『キロロリゾート』
そんな北海道のスキーリゾートといえば何を思いつきますか?ニセコ トマム ルスツ、といったところが出てくるのではないでしょうか。そしてこれらのスキーリゾートに並ぶ有名なスキーリゾートがキロロです。キロロはキロロスキーリゾートとして、この地域、赤井川村が縮小していく村の産業と人口流出に対する起死回生策として打ち出し、奇跡的な発展遂げたリゾートなのです。
612【北海道紀行】ボーイズ・ビー・アンビシャス(少年よ、大志を抱け)で有名な北海道開拓の父といわれる人物の像『さっぽろ羊ヶ丘展望台 クラーク博士像』
札幌の中心地から南に向かっていくと、小高い丘があります。そこは羊ヶ丘と呼ばれており、札幌市街を一望できる札幌観光の中でも外せないほど有名な観光名所なのです。この丘がなぜ有名なのかというと、ここにある像が有名なのです。その像こそが、ウィリアム・スミス・クラーク博士の像、通称クラーク像です。このクラークという人物、どのような人物なのでしょうか?
588【北海道紀行】北海道の港町、函館の古き良き雰囲気を醸し出している『金森赤レンガ倉庫』
今回紹介しているのは、日本の北にある函館の赤レンガ倉庫、金森赤レンガ倉庫を紹介したいと思います。明治期に建てられたこちらの倉庫ですが、もちろんその本来の倉庫としての役割は終えています。その代わりに多数の店が中に入り、ショッピングモールとして地元の人々や観光客に愛され続けているのです。
577【北海道紀行】初代駅は、かつては炭鉱住宅のための駅。現在は、信号場となって残っている『楓駅』
今回紹介している楓駅は、かつて北海道の夕張市にあった国鉄(現JR)夕張線登川支線の駅でした。現在の場所は三代目の楓駅跡になります。ところが、駅として開業された三代目楓駅ですが、利用者がほぼゼロという状態になってしまったため、2004年からは信号場に格下げされてしまい、今も残っています。
547【北海道紀行】日本三大がっかり名所の一つ。サ〇エさんのオープニングで知り、どれほどのものか行ってみたけど…!!?『札幌市時計台』
そう、札幌といえばといってもいいほど、この街を代表する名所が札幌市時計台です。明治期であろうその外観は、他にもいろいろと名所が流れていたた中で最も記憶に残った場所でした。いつかこの場所に行ってみたい!幼いながらに思い続けたその気持ちは、とうとう実現されることとなります。
543【北海道紀行】日本の北にもあった。日本を代表する100万ドルの夜景『函館山からの夜景』
日本の北の端にも日本を代表する夜景を見ることができるスポットが存在するのです。それが、北海道は函館にある函館山からの夜景です。この函館山は陸繋島にあり、独特のくびれをもつ砂州の両側に海が広がり、街の灯りとその海とのコントラストが美しい、知る人ぞ知る夜景スポットなのです。
540【北海道紀行】道東を代表する湖。マリモが生息することでも有名な『阿寒湖』
阿寒湖は周囲を山々に囲まれ、かつては噴火によって生じたカルデア湖である淡水湖であり、年間を通して非常に気温の低い場所にある湖です。そういった気候や地域にある湖であるため、湖面の様子は他の湖などと比べる、柔らかな印象を受けたことを覚えています。
501【北海道紀行】北海道の古くからの生活様式を体験できるアイヌの集落を残した『阿寒湖アイヌコタン』
北海道の道東最大の町釧路。そして、同市の北にある阿寒湖の近くにはとある集落があるのです。ここは阿寒湖アイヌコタンといい、北海道でも最大のアイヌ集落であり、アイヌ民族が暮らし、その文化を守り伝えている場所なのです。
187【北海道紀行】戊辰戦争最後の戦いの地、特徴的な五芒星形城郭の『五稜郭』
今回紹介する五稜郭は、近代戦の考え方が反映された、特徴的な縄張りをしています。五芒星型かつ、シンメトリーなその形は非常に美しい様相でありますが、それ以上に戦の戦略的に非常に考えられた造りなのです。戊辰戦争最後の戦いの場を見に行ってみましょう。
172【北海道紀行】酪農といえば北海道。そして北海道といえばチーズ。『富良野チーズ工房』
酪農の本場である北海道では、もちろんながら様々な種類のチーズも作られているわけです。今回は、そんな多数あるチーズを作っている工房の中から、富良野にある『富良野チーズ工房』を紹介したいと思います。
175【北海道紀行】あの北海道銘菓工場がテーマパークに!?『白い恋人パーク』
北海道に遊びに行くとお土産に買ってしまいますよね『白い恋人』。近年はとにかくお土産の種類がバラエティ豊かなので、色々と目移りしてしまいますが、迷った挙句最終的に一箱は買ってしまうんですよね。そんな白い恋人の石屋製菓が運営する『白い恋人パーク』なるものがあるのです。
018 【北海道紀行】シャクシャインの戦い。そして、なぜか目にしたことがある像
北の大地北海道。そこには過去、民族のために戦った英傑をまつる場所がある。しかし、誰もがどこかで見覚えがあるのでは・・・!?

小樽運河

小樽運河は、北海道の西部、小樽にある運河です。
海岸沿いにあるこの運河は、日本国内で唯一の海岸の沖合を埋め立てた方式で作られた、緩やかな湾曲の形をした運河になっています。
全長約1kmの運河となっていますが、この運河が作られたのは北海道が開拓され、小樽港へ多くの船舶がやってくるようになった大正12年(1923)のことです。

元々この運河は船からの荷揚げ用に使われていた運河でした。
海に近いことからなぜ運河が必要なのか?と思ってしまうかもしれませんが、荷揚げ作業をより効率的に行うためには必要不可欠な運河なのでした。
小樽港では、大きな船は沖に泊めて、思い貨物をはしけ(艀)ののせて荷揚げ作業を行っていました。
ところが、北海道が発展するにしたがって、海からの玄関口であった小樽港で取り扱われる荷物の量はかなり多くなってきました。
そういった事情であったため、荷物の運搬作業をより効率的に行うために、はしけが接岸できる場所を多くするために、小樽運河は造られました。
この運河は、陸地を彫り込んだのではなく、海岸の沖合を埋め立てて造られた運河であったため、当時の海岸線の緩やかに湾曲している形の運河となっているのです。

時代は流れ、戦後になると、岸壁が整備されることによって、小樽運河も本来の役割を終えることになりました。
役割を終えた小樽運河は、埋め立てられる計画となりますが、地元の人々との間に、十数年に及ぶ論争が巻き起こります。
結果として小樽運河は残されることとなり、新たに観光資源として活用されることとなります。
南の部分は約半分が埋め立てられ、残りは道路となります。
また、散策路やガス灯なども整備さ、周辺に残っていたレンガ造の倉庫群もそのままの姿で残されて、中には新たなお店が入るようになっています。
これらのように、観光資源として整備することによって人々が集う町並みとなっているのです。
北の部分はかつての小樽運河そのままの40m幅のままで残され、かつての面影をのこしています。

小樽運河が小樽を代表する観光地となったことによって、小樽運河周辺には多くの人や店などが集まるようになり、小樽歴史景観区域に指定されるようになりました。
古くから残る建物や倉庫などが活用され、新たな店や飲食店などが入るようになっています。
また、新たに建物が立てられる時にも、歴史的な町並みと調和したデザインが新築されるようになっており、古い面影をいつまでも保ち続ける街並みとなっているのです。
さらには観光客に向けた人力車が走り、運河の遊覧船も出ているなど、街並みを生かした取り組みが盛り上がり続けているのです。

アクセス

小樽駅から東に500mのところにあります。

小樽運河に行ってみた

それでは小樽運河へ行ってみましょう。

こちらが小樽運河です。
この場所からの写真は、いうことがないほど有名でしょう。
夜になるとライトアップされてさらによくなりますよ。
運河自体の写真ははこれだけです。

周辺にもワクワクする建物が。

こちらはすぐそばにある、出抜き小路 火の見櫓です。
小さなお店が並んでいます。

こちらも運河沿いにある大正硝子館です。

堺町本通りへと続きます。
こちらは、別の記事で紹介したいと思います。

いかがだったでしょうか。
今回は写真が少なかったのですが、時間をかけて運河とその周辺を見て歩くと、見どころの尽きないスポットだと思います。
何よりもこのような場所を現代にまで残してくれた人々の尽力には感謝しかありませんよね。
札幌からのアクセスも非常にしやすい小樽まで足を延ばしてみませんか。