928【北海道紀行】ここの名物、日本一黒いそば。しかし、この名物も・・・『道の駅 おといねっぷ』

北海道(Hokkaido)
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北海道の中には数えきれないほど数多くの道の駅があります。
町から町までへの移動距離がすさまじく長い北海道では、道の途中にある道の駅の存在は、非常にありがたいものですね。
そんな北海道の道の駅の中でも今回紹介するのは、北海道で一番小さな村である音威子府村にある『道の駅 おといねっぷ』です。
現在とあることで非常に有名になったこの小さな村にある道の駅は、一時期は存続の危機に陥っていました。
なんと、トイレしかない道の駅に、一時期はなってしまっていたのだそうです。
そしてされに追い打ちをかけるように、2022年にこの道の駅の名物も存続の危機を迎えるのです。

しかし、そんな幾度となく訪れる道の駅の危機に対 して、村が一丸となってその危機を乗り越えようと立ち向かっていったのでした。

現在では、びっくりするほど人が集まるこの道の駅 おといねっぷですが、これまでにどのような歴史を経て、現在のような姿につながっていったのでしょうか。
そこには、人々がこの村の名物を愛し、守り続けていこうとする姿があったのでした。

今回はこの音威子府村にある道の駅 おといねっぷを紹介していきたいと思います。

というわけで、今回のわきみちは、

【今回のわきみち】
  • 幾度となく訪れた危機を、村一丸となって乗り越えてきた道の駅 おといねっぷ。そんな道の駅に行ってみよう。

北海道北部の記事です。

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道の駅 おといねっぷ

道の駅 おといねっぷは、北海道の北部にある北海道で最も小さな村である音威子府村。
その音威子府村にある道の駅が道の駅 おといねっぷです。
もともとはレストハウスとしてオープンしたこの施設は、1993年に道の駅として指定を受けます。

広い駐車場とトイレ、休憩スペースと、道の駅として備え付けられている設備はもちろんあります。
そして、かつては2002年から2017年までレストランと売店があったのですが、人手不足そして経営難を理由としてそれらが閉店するという事態に陥ります。
そのため、一時期この道の駅にはトイレしかないという状態になってしまっていました。

そんな道の駅の再建を音威子府村は計画しますが、なかなかそれを担ってくれる人物が見つかりません。
しかし、2019年に音威子府村職員であった人物が食堂”天北龍“と売店を復活させることによって、現在はとても栄えた道の駅となっています。

この道の駅 おといねっぷが人を惹きつける名物に、黒い蕎麦があります。
この道の駅の名物であり、黒い色と粘り気が強く、蕎麦の香りがとても強いこの一品。
その黒さは、蕎麦を挽くときに殻ごと挽くからなのだそうです。
これを目当てに訪れる人が後を絶たないのです。

この独特のそばを提供していたのが、立ち食いソバの常盤軒と呼ばれるお店。
しかし、2021年におの常盤店の店主が亡くなったために閉店となります。
そして、この常盤軒の麺を製造していた畠山製麺も2022年8月末で廃業してしまいます。
村の名物、道の駅の名物が無くなってしまう。
道の駅 おといねっぷに再び危機が訪れようとしていました。

しかし、まだまだあきらめませんでした。
そこで立ち上がったのは、道の駅 おといねっぷにある食堂”天北龍“でした。
この天北龍は、畠山製麺が廃業することが分かった時点から約半年。
独自の蕎麦製品を開発し、2022年の11月下旬から販売する方向で動き出していたのでした。
道の駅の名物の蕎麦。
音威子府村の人々の手によって、まだまだその名物は受け継がれていきそうです。

アクセス

JR音威子府駅から西に200mほどの場所にあります。

道の駅 おだいとうへ行ってみた

それでは、道の駅 おだいとうに行ってみましょう。

こちらが道の駅 おといねっぷです。
モダンな造りの外観になっていますが、その内部は木材をふんだんに使った道の駅の建物となっているのだそうです。

建物の前には、広い駐車場が広がっており、この道の駅の名物を求める人々が次々と訪れてきています。

そして、この道の駅の名物が畠山製麺の音威子府蕎麦でした。
自分がこの道の駅を訪れたのが8月上旬。
ギリギリでこの名物そばを味わうことができました。

持ち帰り用の生蕎麦も売っているので、ここで食べると同時に持ち帰りの蕎麦もたくさん購入している人が並んでいました。

もう味わうことができないかと思われた音威子府の蕎麦でしたが、その志を受け継ぐ人々によって再び味わうことができるようになったということはうれしい限りですね。

いかがだったでしょうか。
今回紹介した道の駅のように、そこ独自の魅力をもった道の駅というのは数多くあります。
そういった名物を求めて、道の駅が旅の目的地になるということも多くなってきているのではないでしょうか。
11月下旬からは新たなステージを迎える道の駅 おといねっぷ。
再び訪れてみたくなる道の駅です。