948【旅ノウハウ】世界一有名なガイドブックだけど、そもそもなんでミシュランがこの本を出しているの??『ミシュランガイド』

旅のノウハウ(Travel)
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何か美味しいものを食べに行きたい。
そんな時にはどのようにして行先を決めますか?
地図アプリで、今自分がいるところの周辺にあるお店をチェックして、そこのお店の評判も調べつつ行先を決めることが多いのではないでしょうか。

では、誰もが認めるような確かな味と信用。
そして、高級感あふれるお店を探すときには何を活用しますか。
そう問いかけられて、頭の中にこれがよぎった人もいるのではないかと思います。
それは、かの有名なミシュランガイドです。

ミシュランガイドの〇星のお店です!
これだけでも、相当なお店のステータスになりますよね。
ところで、ミシュランと聞くとアレを思い浮かべる人もいるでしょう。
タイヤです。
ミシュランといえば、世界的にも有名なタイヤメーカーです
タイヤで有名なミシュランと、レストランガイドであるミシュランガイド。
一見すると何ら関係ないようにも思えてしまいますが、ところがこの2つは大いに関係があるのです。

今回はこの世界的なガイドブックであるミシュランガイドについて紹介していきたいと思います。

というわけで、今回のわきみちは、

【今回のわきみち】
  • ミシュランガイドの星をえることこそ多くの人々に認められた証。ミシュランガイドとはどのようなガイドブックなのだろうか。

ミシュランガイド

ミシュランガイドとは、フランスのタイヤメーカーであるミシュラン社が出版しているガイドブックです。
最も有名なものはミシュランガイドの中でもレストラン・ホテルガイドが有名です。
それ以外に旅行ガイドブックや道路地図ブックなども出していますが、ここではレストラン・ホテルガイドに限定して書いていきます。

レストランの評価を星の数で表しており、このガイドブックに載ることだけでもある程度の評価は得られるものの、その中でも星が付くほどにさらに高い評価を得られるレストランとなっています。
特に最高位である3つ星の店となると、全体の1%にもいかないほどの数しかなく、驚くほどの高評価を得ているお店ということになります。

そもそもなぜタイヤメーカーであるミシュランがガイドブックを?というところが謎ですよね。
ところが、その経緯を調べてみると納得できる関係があったのです。
ミシュランガイドが発行されたのは1900年とされています。
当時はまだまだ自動車というものが普及し始めたころ。
ミシュラン社は、街の様々な施設を書いた市街地図などがかかれたガイドブックを発行することで自動車での旅行を活性化して、それがタイヤの消費増につなげることができるように、このガイドブックを発行し始めたのでした。
つまりは本業であるタイヤの販売活性化のために、出版事業にも進出したのです。

最初はそのようない街の施設や旅行ガイドとして無料配布されていたミシュランガイド。
1920年からは有償のガイドブックに切り替え、その後は現在も格付けとして非常によく知られている星による格付けが行われ始めました。
この星による格付けですが、それぞれのお店には事前通告などは行われず、ミシュランの社員が匿名で施設の調査を行います。
この格付け方法は現在にも引き継がれています。
現在は、世界中に90名ほどいる調査員の中で、現在では日本人調査員も7名いるのだそうです。
大きな2つの世界大戦の間は、出版が中断したことがあったものの、再び発行されるようになって今に至っています。

日本版のミシュランガイドとしては、ミシュランガイド東京が2007年に欧州以外では初めてのミシュランガイドとして発行されました。
日本の東京が選ばれた理由としては、やはり16万軒ともいわれる超巨大なレストラン市場であるということが挙げられるのだそうです。
東京版から始まった日本のミシュランガイドですが、その後は京都・大阪・神戸・奈良・横浜・北陸・北海道・愛知などなど、日本各地の主要な地域のガイドブックが発行されるようになっています。

その後、後に続くように日本以外のミシュランガイドも発行されるようになっており、香港やマカオ、上海などの中国の都市。
ソウルや台北のミシュランガイドも発行されるようになってきました。

いかがだったでしょうか。
思っていた以上に歴史のあるガイドブックであることが驚きではないでしょうか。
実際、このミシュランガイドで取り上げられ、ましては3つ星を取ろうものなら、それはその店にとってとてつもないことなのです。
それだけにこのミシュランガイドの星がその店の運命や、そこで働く人々の人生をも変えてしまうほどの影響力を持つこともあるのです。
なにはともあれ、利用者側としてはこのガイドブックの存在は、どこに行きたいか旅の目的の一つとなりえるものです。
ただし、単純に星の多い少ない、あるなしで左右されるのではなく、賢くガイドブックを活用して、自分なりの素敵な旅を作り上げていきたいですね。