北海道の小樽に着くと、歴史的な景観や運河の雰囲気が素晴らしい町なのですが、そんな町を散策しているとやはりお腹がすくものです。
小樽は漁港だけあって、海産物のお店が目白押し。
ウニにイクラに新鮮な刺身にと、とにかく目移りしますね。
堺町の通りを歩いていると美味しそうな海鮮丼の看板がいくつも旅行者を迎えてくれます。
しかし、どこのお店もとにかく高い・・・。
わかっちゃあいたけどとにかく高いんです。
まあ、その期待を裏切らない味なのであろうことはわかるのですが、それを考えてももう少しリーズナブルな食事をしたいなあと思うこともあると思います。
さらにはわがままなことに、それでも味のクオリティは落としたくないなあ、とも思ってしまうでしょう。
小樽ではなかなかそういった普段使いできそうな食事処となると見つけるのが難しいかもしれませんが、そんな華やかな通りの中で地味ではあるものの、確かな味とお手ごろな値段のお店を見つけました。
そのお店とは万次郎といいます。
お店を一見すると非常に地味な趣ではありますが、中に入ってその食事に手を付けてみると。。。!!?
今回はこの小樽の食事処である万次郎について紹介していきたいと思います。
というわけで、今回のわきみちは、
北海道絡みの記事です。














万次郎
万次郎は、小樽の堺町本通りに西側から入ってすぐのところにある定食屋です。
北海道ならではのグルメをフィーチャーしたお店が立ち並ぶ堺町本通りにあって、決して派手ではないお店の外観のお店があります。
それが万次郎なのです。
たくさん訪れる観光客の人々へ、というよりかは、地元の人がいつでも食べに行ける定食屋を目指し、確かな味だけど値段は安い!という非常にありがたいお店となっています。
そんなスタンスが地元の人だけではなく、観光客の人々にもじわじわと人気が出てきて、知る人ぞ知る店となっています。
お店の中に入ってみると非常にこじんまりとしていて、8席のみの小さなお店となっています。
小さいけれどお店に入って食券を購入。
しばらく待つとお待ちかねの定食がやってきます。
売れ筋なのはやはり海産物なのだそうです。
鮭親子丼や三食丼、ほたてイクラ丼などの北海道ならではの海産丼が上位に並びます。
それ以外にも、北海道の豚肉を使ったかつ丼やとんかつ定食など、一般的な定食であるにもかかわらず非常にクオリティ高い一品も人気となっています。
周囲のお店は海鮮丼推しのお店が非常に多い中で、普通の定食を食べたいときには、万次郎で食事がおすすめですね。
ホッとするメニューラインナップになっています。
アクセス
小樽駅から南東に1kmのところにあります。
万次郎に行ってみた
それでは、万次郎に行ってみましょう。

小樽運河脇にある堺町本通りへとやってきました。
ここにやってくると、小樽の海産物を前面に押し出したお店が軒を連ねています。
しかし、どのお店も・・・、かなーりのよいお値段がします。
小樽に来た時ぐらいは!!と、一見さんであればそういったお店でもいいかもしれませんが、そうではない普通の定食屋はないかなあ、と探してみると、

通りに入ってすぐぐらいのところにありました。
こちらが万次郎です。
外観は、派手さはなく、ものすごく一般的な定食屋のフォルムです。
こういったお店の方が、確かな味をお手ごろな価格で食べられるはず!!
期待を胸に突撃します。

店内はそれなりに広くはありませんでした。
食券制になっているので、食券を手に席に座ります。
思った通りお値段は非常にリーズナブル。
手を出しやすい定食がそろっていました。
上の写真はイクラ丼です。
イクラなのでそれなりのお値段はしますが、他と比べると安い方なのではないかな。
北海道では定番のいくら。まあ、でもそれなりに味は予想できるのではないかと思います。
もちろんおいしいですよ。
それよりもびっくりしたのはそれ以外に頼んだ定食です。
鮭塩焼定食です。
驚くほど脂ののった鮭の塩焼きを中心としたごくごく一般的な定食なのですが、その鮭の味と言ったら・・・。
これこそが北海道クオリティです。
普段食べなれている海産物などの食べ物のクオリティが一段上なのが北海道。
そこでこそはっきりと味のすばらしさがわかるのです。
いかがだったでしょうか。
北海道といえば、海鮮丼!イクラ丼!うに丼!!
これらも確かにおいしいのですが、普段食べているものと比べられるものを食べることで、北海道の底力を非常に感じるのではないかと思います。
北海道の米、北海道の野菜、北海道の魚。
どれもが普段食べているものよりも数段上の素晴らしい味があるのです。
北海道に行ったからこそ、そういったありふれた味のクオリティの高さを味わってもらいたいなと思います。
そんな旅をしたいときにはこの万次郎は、リーズナブルに北海道の味を楽しめるので非常におすすめの店ですよ。