960【北海道紀行】広大な北海道の大地を切り拓いた先人たちを偲んだ神社『開拓神社』

北海道(Hokkaido)
この記事は約5分で読めます。

神社の中でも「神宮」を名乗っている神社とはどこがあるでしょうか。
有名なところでは、伊勢神宮や出雲大神宮(出雲大社)などではないでしょうか。
これら、神社が神宮を名乗るということは、そこには特別な由緒をもつ神社のみに神宮を名乗ることができるようになっています。
つまり特別な承認が必要なわけですね。

そういったものなので、神宮を名乗る神社というものは多くはありません。
では、北の大地北海道には神宮はあるのでしょうか。
あるんです。
その名も『北海道神宮』といいます。
こちらも昭和39年までは札幌神社と呼ばれていたのですが、名将が変更となり北海道神宮となりました。

この北海道神宮がとこにあるかというと、北海道の円山公園・円山動物園に隣接する場所にあるのです。
この北海道神宮の敷地内には、ある人々を祀っている末社があります。
今回紹介しているのは、『開拓神社』といいます。
“開拓”という言葉からもわかるように、この神社には、北海道を開拓した多くの功労者を祀ったものなのです。
今回はこの開拓神社にスポットを当てて紹介していきたいと思います。

というわけで、今回のわきみちは、

【今回のわきみち】
  • 仕事運を上げたければここへ!北海道神宮敷地内にある末社、開拓神社へ行ってみよう。

北海道絡みの記事です。

993【北海道紀行】頼んでからしっかり握ってくれるおにぎり屋『おにとこ』
今回紹介しているそんなおにぎり専門店は、北海道の札幌にあります。海産物や畜産物が盛りだくさんな北海道では、何を選んでもハズレのない食べ物だらけです。そんな北海道では農産物も一味違うものが盛りだくさんです。そして、それは米も例外ではないのです。
991【北海道紀行】昭和の時代、札幌観光の中心の一つとして街を支えてきた『さっぽろテレビ塔』
近年では、マンションやビルなどの高層化も進み、かつてほど目立つ存在ではなくなってきてはいるものの、今でもなお札幌を代表する名所であることは間違いない場所があるのです。一見すると、東京タワーのように見えるかもしれないこのタワーですが、東京タワーに比べると半分以下の高さ。しかし、その役割は東京タワーと同じ電波塔なのです。そのタワーの名前を、『さっぽろテレビ塔』といいます。
987【北海道紀行】北海道の動物園は旭山動物園だけではない『円山動物園』
2000年代初頭までは旭山動物園よりも入場者数が多かった動物園が札幌のあるのです。それが、札幌の円山公園内にある動物園、円山(まるやま)動物園なのです。すっかり旭山動物園の陰に隠れてしまっているこの円山動物園なのですが、実はかなりの規模を誇り、ここならではの特徴も持った動物園なのです。
979【北海道紀行】住宅地が広がり、利用客増加が著しいJR駅『白石駅』
今回紹介している駅は、札幌駅から東に6kmほど行ったところにある白石駅です。たまにはそんな場所をネタにしてみてもいいかなあと思って書き進めてみました。しかし、いざ書いてみると、やはり歴史あるところには歴史があるのです。 この駅にも、ここにまつわるものがあるのです。今回はこの白石駅について書いていこうと思います。
978【北海道紀行】円山公園近くにある、新しい都市型ゲストハウスの形『レステル マル』
北海道は札幌の西部にある円山公園。少しはずれにはありますが、地下鉄を使えばそんなに不便さは感じないこのエリアにあるレステル マルなのですが、ここも非常に特徴あるホテルなのです。マンション一棟をフルにリノベーションした都市型の新しいホテル?ゲストハウス?がレステル マルなのです。
972【北海道紀行】神宮と名乗ることを許された北海道有数のパワースポット『北海道神宮』
北海道は札幌の西部。円山公園のすぐそばに大きな神社が一つあります。ここは北海道神宮と呼ばれる場所であり、北海道の中でも有名なパワースポットの一つなのです。今では神宮と呼ばれている北海道神宮ですが、かつては札幌神社と呼ばれていた神社でした。今では神宮と呼ばれるようになり、その名からもわかるように特別な神社の一つとして、北海道の多くの人々によって親しまれ続けています。
913【北海道紀行】こだわりスープカレーのちょっとおしゃれな店『MATALE』
スープカレーは現在では、北海道を代表するグルメへと成長しました。特に札幌で探してみるとスープカレーを取り扱っている店がたくさん。そして、店ごとに様々な特徴をもっているスープカレーが続々と登場してきました。今回紹介しているのは、円山公園近くにあるスープカレーの専門店MATALEです。このスープカレー専門店のスープカレーには、どのような特徴があるのでしょうか。
907【北海道紀行】サッポロビールの歴史はここから始まった。見学観でその歴史をたどってみよう『札幌開拓使麦酒醸造所』
日本のビール製造が始まったのは今から約150年前。そして、その伝統は現在のサッポロビールへとつながっているのです。そんなサッポロビール発祥の地にあるのが札幌開拓使麦酒醸造所なのです。元々はビール製造工場であったこの建物。現在は無料で見学できる見学館となっています。
612【北海道紀行】ボーイズ・ビー・アンビシャス(少年よ、大志を抱け)で有名な北海道開拓の父といわれる人物の像『さっぽろ羊ヶ丘展望台 クラーク博士像』
札幌の中心地から南に向かっていくと、小高い丘があります。そこは羊ヶ丘と呼ばれており、札幌市街を一望できる札幌観光の中でも外せないほど有名な観光名所なのです。この丘がなぜ有名なのかというと、ここにある像が有名なのです。その像こそが、ウィリアム・スミス・クラーク博士の像、通称クラーク像です。このクラークという人物、どのような人物なのでしょうか?
666【北海道紀行】これぞ北海道を感じられる、北海道屈指の一大スキーリゾート『キロロリゾート』
そんな北海道のスキーリゾートといえば何を思いつきますか?ニセコ トマム ルスツ、といったところが出てくるのではないでしょうか。そしてこれらのスキーリゾートに並ぶ有名なスキーリゾートがキロロです。キロロはキロロスキーリゾートとして、この地域、赤井川村が縮小していく村の産業と人口流出に対する起死回生策として打ち出し、奇跡的な発展遂げたリゾートなのです。
588【北海道紀行】北海道の港町、函館の古き良き雰囲気を醸し出している『金森赤レンガ倉庫』
今回紹介しているのは、日本の北にある函館の赤レンガ倉庫、金森赤レンガ倉庫を紹介したいと思います。明治期に建てられたこちらの倉庫ですが、もちろんその本来の倉庫としての役割は終えています。その代わりに多数の店が中に入り、ショッピングモールとして地元の人々や観光客に愛され続けているのです。
577【北海道紀行】初代駅は、かつては炭鉱住宅のための駅。現在は、信号場となって残っている『楓駅』
今回紹介している楓駅は、かつて北海道の夕張市にあった国鉄(現JR)夕張線登川支線の駅でした。現在の場所は三代目の楓駅跡になります。ところが、駅として開業された三代目楓駅ですが、利用者がほぼゼロという状態になってしまったため、2004年からは信号場に格下げされてしまい、今も残っています。
547【北海道紀行】日本三大がっかり名所の一つ。サ〇エさんのオープニングで知り、どれほどのものか行ってみたけど…!!?『札幌市時計台』
そう、札幌といえばといってもいいほど、この街を代表する名所が札幌市時計台です。明治期であろうその外観は、他にもいろいろと名所が流れていたた中で最も記憶に残った場所でした。いつかこの場所に行ってみたい!幼いながらに思い続けたその気持ちは、とうとう実現されることとなります。
543【北海道紀行】日本の北にもあった。日本を代表する100万ドルの夜景『函館山からの夜景』
日本の北の端にも日本を代表する夜景を見ることができるスポットが存在するのです。それが、北海道は函館にある函館山からの夜景です。この函館山は陸繋島にあり、独特のくびれをもつ砂州の両側に海が広がり、街の灯りとその海とのコントラストが美しい、知る人ぞ知る夜景スポットなのです。
540【北海道紀行】道東を代表する湖。マリモが生息することでも有名な『阿寒湖』
阿寒湖は周囲を山々に囲まれ、かつては噴火によって生じたカルデア湖である淡水湖であり、年間を通して非常に気温の低い場所にある湖です。そういった気候や地域にある湖であるため、湖面の様子は他の湖などと比べる、柔らかな印象を受けたことを覚えています。
501【北海道紀行】北海道の古くからの生活様式を体験できるアイヌの集落を残した『阿寒湖アイヌコタン』
北海道の道東最大の町釧路。そして、同市の北にある阿寒湖の近くにはとある集落があるのです。ここは阿寒湖アイヌコタンといい、北海道でも最大のアイヌ集落であり、アイヌ民族が暮らし、その文化を守り伝えている場所なのです。
187【北海道紀行】戊辰戦争最後の戦いの地、特徴的な五芒星形城郭の『五稜郭』
今回紹介する五稜郭は、近代戦の考え方が反映された、特徴的な縄張りをしています。五芒星型かつ、シンメトリーなその形は非常に美しい様相でありますが、それ以上に戦の戦略的に非常に考えられた造りなのです。戊辰戦争最後の戦いの場を見に行ってみましょう。
172【北海道紀行】酪農といえば北海道。そして北海道といえばチーズ。『富良野チーズ工房』
酪農の本場である北海道では、もちろんながら様々な種類のチーズも作られているわけです。今回は、そんな多数あるチーズを作っている工房の中から、富良野にある『富良野チーズ工房』を紹介したいと思います。
175【北海道紀行】あの北海道銘菓工場がテーマパークに!?『白い恋人パーク』
北海道に遊びに行くとお土産に買ってしまいますよね『白い恋人』。近年はとにかくお土産の種類がバラエティ豊かなので、色々と目移りしてしまいますが、迷った挙句最終的に一箱は買ってしまうんですよね。そんな白い恋人の石屋製菓が運営する『白い恋人パーク』なるものがあるのです。
018 【北海道紀行】シャクシャインの戦い。そして、なぜか目にしたことがある像
北の大地北海道。そこには過去、民族のために戦った英傑をまつる場所がある。しかし、誰もがどこかで見覚えがあるのでは・・・!?

開拓神社

開拓神社とは、北海道の円山公園に隣接している北海道神宮の敷地内にある末社であり、
円山公園駅から西に向かって歩き、北海道神宮を目指して円山公園を突っ切ると、その途中に開拓神社はあります。

北海道神宮(前身の札幌神社)が創建されたのは明治のことですが、この開拓神社の起源は昭和13年(1938)です。
ちょうど北海道開拓70年を記念してその歴史が始まりました。

神社の名前にもなっている”開拓”からもわかるように、北海道をかつて開拓した功労者たちを祀っている神社です。
そういった北海道の礎となった37人の御霊をご神体としています。

37人の功労者とは次の人々となります。
・武田信廣
・松前慶廣
・佐藤信景
・村山伝兵衛
・松田傳十郎
・本田利明
・伊能忠敬
・高田屋嘉兵衛
・栖原角兵衛
・最上徳内
・近藤重蔵
・間宮林蔵
・中川五郎治
・鈴鹿甚右衛門
・井上長秋
・松前徳廣
・田崎東
・鍋島直正
・島義勇
・松川弁之助
・続豊治
・下國安芸
・清水谷公考
・早川弥五左衛門
・松浦武四郎
・吾妻謙
・佐野孫右衛門
・伊達邦直
・黒田清隆
・小林重吉
・永山武四郎
・岡本監輔
・伊達邦成
・東久世通禧
・田村顕允
・岩村通俊
・依田勉三

何人かは知っている名前も含まれるのではありませんか?
自然環境厳しい自然条件の中で北海道を開拓していった先人たちの功績なしには現在の北海道はありえません。
こういった人々の開拓の精神をしっかりと次代に受け継いでいくためにも、この神社が存在しているのです。

この開拓神社で有名なのが、日本最大級の4.5トンもある大神輿です。
この大神輿を多くの人々で担ぐ開拓神社大神輿渡御が有名となっています。
しかし、あまりの大きな神輿であるため、500人以上もの担ぎ手が必要なこともあり、人を集めたり費用面がネックになったりと、なかなか運営も大変なようです。
その例祭は、8月15日となっており、この日は蝦夷地が北海道と改称された碑なのです。

このような開拓神社ですが、北海道を発展に導いた人々を祀っているということであるため、仕事運や勝負運に対しる御利益が強い神社とされています。

なお、開拓時神社は御朱印ももらうことができます。
しかし、開拓神社前の社務所は無人となっています。
そのため、開拓神社の御朱印が欲しい場合は、北海道神宮でもらうことができるのでそちらまで移動する必要があります。

アクセス

札幌地下鉄の円山公園駅から、西に400mほどの場所にあります。
徒歩だと15分ほどです。

開拓神社に行ってみた

それでは、開拓神社へ行ってみましょう。

北海道神宮の境内に開拓神社はあります。
うっそうとした森の中を進んでいくと、

こちらが開拓神社です。
誰も自由に入ることができますが、拝殿には夜間は入ることができないので注意が必要です。

こちらのご神体である37柱(人)について紹介がありました。

こちらが正面からです。
手前にあるのが拝殿なのですが、柱だけで壁がない開放的な拝殿となっているのが特徴です。

その奥に見えるのが本殿であり、2018年に建て替えられたのだそうです。

いかがだったでしょうか。
今回北海道神宮内の末社の一つである開拓神社について紹介しました。
他意にも末社があったり、もちろん北海道神宮そのものもまだまだ今後取りあげていきたいと思います。