964【北海道紀行】ここで撮る記念写真は、網走ならでは『網走駅』

北海道(Hokkaido)
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この町の名前を聞くとまず頭に浮かぶのが、監獄です。
監獄が真っ先に思いつくという普通では考えられないような町なのですが、ここはその監獄の存在を町に人びとを呼び寄せるための観光資源として活用し、大成功している町なのです。
その町とは、北海道の道東にある網走の町です。

日本の北にある北海道。
さらにその中でも東の端にあることから、なかなか気軽に訪れることは難しい場所ですよね。
実際に訪れようとすれば、その多くの人々は自動車でやってくることがほとんどではないかと思います。
それ以外の交通手段とすれば、あとは鉄道ですね。
網走には、旭川から東に向かって伸びている石北(せきほく)本線と、釧路から北に向かって伸びている釧網(せんもう)本線の2本の路線がやってきています。
2本の路線の終着駅となるのが、今回紹介している網走駅なのです。
そして、この2本の路線が、網走の駅を介して直通で結びつくのです。

今回はこの網走の町にある網走駅について紹介していきたいと思います。

というわけで、今回のわきみちは、

【今回のわきみち】
  • 現在の場所にある駅舎は2代目の網走駅。道東の巨大な駅はどのような場所なのでしょうか。

網走の記事です。

955【北海道紀行】博物館 網走監獄についてはわかった。では、現在運用されている監獄は??『網走刑務所』
もちろん、現在も使われている網走刑務所はあります。それは、博物館 網走監獄の近くに存在しているのです。2kmほど北に行ったところにあるのが、現在受刑者たちを収容している網走刑務所なのです。元々は博物館 網走監獄にある木造建築などもこの場所にあったのですが、博物館として運用するために、博物館 網走監獄として移築されました。
947【北海道紀行】有名な舎房だけではない『博物館 網走監獄⑥ まだまだある施設の数々』
博物館 網走監獄にある施設をこれまで5回に分けて紹介してきました。主だった施設はこれまで紹介してきた内容でほぼ網羅することができているのですが、広大な敷地を持つ博物館 網走監獄。それら以外にも数多くの施設があります。
937【北海道紀行】刑務所施設の中に神社が!!?『博物館 網走監獄⑤ 二見湖畔神社』
小高い丘になったその場所には、小さな鳥居が一つ見えてきます。鳥居といえば、その通り。実は網走監獄の敷地内には神社があるのです。この神社なの名前は、二見湖畔神社といいます。なぜこのような場所に神社があるのか??謎は深まるばかりです。
930【北海道紀行】刑務所にはなくてはならない宗教施設『博物館 網走監獄④ 教誨堂』
受刑者たちの心の支えになる施設が監獄には必要になります。その施設の名前を教誨堂といいます。この施設では受刑者たちの精神的な面から更生へと導くように作られたものです。もちろん旧網走監獄にも教誨堂があります。
924【北海道紀行】かつての刑務所の農園作業施設の先駆けとして設けられた建物『博物館 網走監獄③ 二見ケ岡刑務支所』
今回は博物館 網走監獄の第3弾です。網走監獄の敷地内で、舎房及び中央見張所に次いで大きな建物が。この二見ケ岡刑務支所と呼ばれる建物です。元々は、現在の場所からさらにに西にある、網走湖と能取湖の両湖を眺めることできる場所にあった、網走刑務所の農園作業を担う施設でした。
912【北海道紀行】網走監獄のシンボル的な存在といえばこの建物『博物館 網走監獄② 舎房及び中央見張所』
今回は第二回目の博物館 網走監獄の紹介です。今回紹介しているのは舎房及び中央見張所であり、放射状にのびた独特の形が特徴ですよね。この独特な形は、イギリスを中心に広く採用されている形の舎房であり、中央見張所を中心に5本の木造舎房がそれぞれの方向に延びた、囚人たちを監視しやすい形の形状となっています。
903【北海道紀行】さあ、網走の名所を紹介していこう。広大なこの施設を数回にわたって紹介『博物館 網走監獄① 正門・庁舎』
今回は、北海道は網走を代表するある施設についてです。その施設とは、もともと実際に使われていた監獄である、網走監獄です。現在は博物館として使われているこの建物ですが、網走=監獄というイメージを誰もが浮かべるほどあまりに有名な施設ですよね。ところで、実際にこの施設に訪れたことがありますでしょうか??

網走駅

北海道の網走の町にある網走駅は、JR北海道が有する鉄道駅です。
北海道の中心にある旭川から東に延びる石北(せきほく)本線の終着駅であり、道南の釧路から北に延びる釧網(せんもう)本線の終着駅でもあります。
そしてこの2つの路線は網走駅結びつき、一部の列車は直通運転を行っているのです。
特急列車であるオホーツクや大雪、快速列車であるしれとこ摩周号の始発駅そして終着駅となっているのもこの網走駅なのです。

この網走駅なのですが、網走の町そして道東を代表する駅であって、非常に大きな駅舎となっています。
監獄が町の観光資源である網走駅なので、この駅舎では非常に面白い写真撮影スポットがあります。
それは、顔出しパネル看板です。
なんと、牢屋の中にいるかのような記念写真を撮影することができるパネル看板があるので、網走に訪れた人々にとっては、隠れた有名スポットにもなっているのです。

そんな網走駅なのですが、現在の場所にある駅舎は実は2代目の駅舎なのだそうです。
では、初代駅舎はどこにあるかなのですが、現在の駅舎の場所から800mほど東に行ったところにかつて存在していたのだそうです。
その場所は現在は駐車場となっていますが、一画に旧網走駅跡の碑が残されています。
この旧網走駅は、大正元年に開通した十勝の池田からつながっていた網走線の終着駅として存在していた駅舎でした。
昭和7年(1932)まで旧網走駅は営業を続けられましたが、駅舎を現在ある新町に移転することになったため、旧網走駅は浜網走駅と名称を変えて貨物専用駅として使用され続けました。
ところが昭和44年になってその営業は終了し、現在は建物などは何も残っていません。

駅舎が現在の場所に移動された後は、現在も利用されている石北本線と釧網本線に加えて、道東の海岸線を走っていた湧網線の終着駅としての機能も網走駅は持っていました。
しかし、湧網線は昭和62年(1987)には前線が廃止となったため、現在は2路線のみの終着駅となっています。

そんな歴史をもつ網走駅ですが、一日平均で約300人が利用する駅となっています。
駅舎の大きさの割には少ない人数だなあという印象ですね。
駅前周辺にはビジネス目的でおと売れた人々が利用しやすいホテルなどが集まっているため、利用しやすい立地となっています。
しかし、網走の市街地中心部は駅からは2kmほど南に離れたところにあるため、市内移動にはタクシーやバスなどが必要になってきます。

アクセス

石北(せきほく)本線と、釧網(せんもう)本線の終着駅です。

網走駅へ行ってみた

それでは、網走駅に行ってみましょう。

こちらが網走駅舎になります。
赤いレンガが印象的な駅舎ですね。

網走地方の観光地案内図です。
けっこうざっくりとしたアバウトな観光案内図です。
網走だけではなく、知床半島から屈斜路湖、サロマ湖まで範囲に入っていますが、それほど細かい情報はこの地図からは得られません。

駅舎を正面から見てみます。

階段と上に駅舎があるというような造りに案っています。
上の写真にある駅名看板が実は知る人ぞ知る的なものなのだそうです。

駅名看板は日本全国的には横書き駅名表示が多いそうなのですが、この網走駅は縦書きの看板となっています。
実はこの看板には意味があり、旧国鉄時代に、網走刑務所で軽を終えた受刑者のほとんどがこの網走駅から故郷に向かって帰る時、横道にそれることなくこの看板のようにまっすぐに歩んで生きてほしい、という思いが会ったことから縦書きの看板となっているのだそうです。

駅前すぐには東横インなどのビジネスホテルが。
ビジネス目的には非常に利用しやすそうです。

手前の案内板には、網走が舞台となった映画作品の紹介が書いてありました。

これが知る人ぞ知る顔出しパネル看板です。
中央の部分が鉄格子になっていて、牢屋の中で捕まっているような記念写真を撮影することができます。

一日の利用者が300名ほどのため、訪れた時間帯は列車も来ていない時間帯だったことから閑散としています。

待合室もこのような感じです。

みどりの窓口などもこのような感じです。
列車の到着は30~1時間に1本とかの頻度でしょうか。

いかがだったでしょうか。
網走という町ならではの見どころがある駅舎とその内部だったのではないかと思います。
なかなか北海道の中でも訪れることが難しい駅ですが、せっかく北海道に来たのだから駅そのものを見て回る旅というものもあってもいいかもしれません。