993【北海道紀行】頼んでからしっかり握ってくれるおにぎり屋『おにとこ』

北海道(Hokkaido)
この記事は約5分で読めます。

日本人のソウルフードってなんでしょうか。
今ではコンビニでも簡単に手に入る食べ物。
それはおにぎりではないでしょうか。

気軽に食べることができて、栄養満点。
具を何にするかによって、その味わいは無限大。
そんなおにぎりを専門に扱うようなお店も多くなってきているように思いますね。
そして、そんなおにぎり専門店では、様々な特徴をもたせることによって、多くの人々を惹きつけるお店になっていくのです。

今回紹介しているそんなおにぎり専門店は、北海道の札幌にあります。
海産物や畜産物が盛りだくさんな北海道では、何を選んでもハズレのない食べ物だらけです。
そんな北海道では農産物も一味違うものが盛りだくさんです。
そして、それは米も例外ではないのです。

北海道の米、そして水、さらに厳選された具材
これらがそろったのであれば、そのおにぎりは間違いないですよね。
そんな北海道ならではのおにぎりが食べられるお店が、今回紹介する『おにとこ』です。
この店では、これらの食材にこだわりがあることはもちろん、それ以外にもこだわりのポイントが盛りだくさんなのです。

ではそんな北海道のおにぎり専門店『おにとこ』とは、どのようなお店なのでしょうか。

というわけで、今回のわきみちは、

【今回のわきみち】
  • 北海道の素材を生かしたおにぎり専門店。素材だけではないこだわりたくさんのお店『おにとこ』に行ってみよう。

札幌絡みの記事です。

991【北海道紀行】昭和の時代、札幌観光の中心の一つとして街を支えてきた『さっぽろテレビ塔』
近年では、マンションやビルなどの高層化も進み、かつてほど目立つ存在ではなくなってきてはいるものの、今でもなお札幌を代表する名所であることは間違いない場所があるのです。一見すると、東京タワーのように見えるかもしれないこのタワーですが、東京タワーに比べると半分以下の高さ。しかし、その役割は東京タワーと同じ電波塔なのです。そのタワーの名前を、『さっぽろテレビ塔』といいます。
987【北海道紀行】北海道の動物園は旭山動物園だけではない『円山動物園』
2000年代初頭までは旭山動物園よりも入場者数が多かった動物園が札幌のあるのです。それが、札幌の円山公園内にある動物園、円山(まるやま)動物園なのです。すっかり旭山動物園の陰に隠れてしまっているこの円山動物園なのですが、実はかなりの規模を誇り、ここならではの特徴も持った動物園なのです。
979【北海道紀行】住宅地が広がり、利用客増加が著しいJR駅『白石駅』
今回紹介している駅は、札幌駅から東に6kmほど行ったところにある白石駅です。たまにはそんな場所をネタにしてみてもいいかなあと思って書き進めてみました。しかし、いざ書いてみると、やはり歴史あるところには歴史があるのです。 この駅にも、ここにまつわるものがあるのです。今回はこの白石駅について書いていこうと思います。
978【北海道紀行】円山公園近くにある、新しい都市型ゲストハウスの形『レステル マル』
北海道は札幌の西部にある円山公園。少しはずれにはありますが、地下鉄を使えばそんなに不便さは感じないこのエリアにあるレステル マルなのですが、ここも非常に特徴あるホテルなのです。マンション一棟をフルにリノベーションした都市型の新しいホテル?ゲストハウス?がレステル マルなのです。
972【北海道紀行】神宮と名乗ることを許された北海道有数のパワースポット『北海道神宮』
北海道は札幌の西部。円山公園のすぐそばに大きな神社が一つあります。ここは北海道神宮と呼ばれる場所であり、北海道の中でも有名なパワースポットの一つなのです。今では神宮と呼ばれている北海道神宮ですが、かつては札幌神社と呼ばれていた神社でした。今では神宮と呼ばれるようになり、その名からもわかるように特別な神社の一つとして、北海道の多くの人々によって親しまれ続けています。
960【北海道紀行】広大な北海道の大地を切り拓いた先人たちを偲んだ神社『開拓神社』
北海道神宮の敷地内には、ある人々を祀っている末社があります。今回紹介しているのは、『開拓神社』といいます。"開拓"という言葉からもわかるように、この神社には、北海道を開拓した多くの功労者を祀ったものなのです。
913【北海道紀行】こだわりスープカレーのちょっとおしゃれな店『MATALE』
スープカレーは現在では、北海道を代表するグルメへと成長しました。特に札幌で探してみるとスープカレーを取り扱っている店がたくさん。そして、店ごとに様々な特徴をもっているスープカレーが続々と登場してきました。今回紹介しているのは、円山公園近くにあるスープカレーの専門店MATALEです。このスープカレー専門店のスープカレーには、どのような特徴があるのでしょうか。
907【北海道紀行】サッポロビールの歴史はここから始まった。見学観でその歴史をたどってみよう『札幌開拓使麦酒醸造所』
日本のビール製造が始まったのは今から約150年前。そして、その伝統は現在のサッポロビールへとつながっているのです。そんなサッポロビール発祥の地にあるのが札幌開拓使麦酒醸造所なのです。元々はビール製造工場であったこの建物。現在は無料で見学できる見学館となっています。
612【北海道紀行】ボーイズ・ビー・アンビシャス(少年よ、大志を抱け)で有名な北海道開拓の父といわれる人物の像『さっぽろ羊ヶ丘展望台 クラーク博士像』
札幌の中心地から南に向かっていくと、小高い丘があります。そこは羊ヶ丘と呼ばれており、札幌市街を一望できる札幌観光の中でも外せないほど有名な観光名所なのです。この丘がなぜ有名なのかというと、ここにある像が有名なのです。その像こそが、ウィリアム・スミス・クラーク博士の像、通称クラーク像です。このクラークという人物、どのような人物なのでしょうか?
547【北海道紀行】日本三大がっかり名所の一つ。サ〇エさんのオープニングで知り、どれほどのものか行ってみたけど…!!?『札幌市時計台』
そう、札幌といえばといってもいいほど、この街を代表する名所が札幌市時計台です。明治期であろうその外観は、他にもいろいろと名所が流れていたた中で最も記憶に残った場所でした。いつかこの場所に行ってみたい!幼いながらに思い続けたその気持ちは、とうとう実現されることとなります。
175【北海道紀行】あの北海道銘菓工場がテーマパークに!?『白い恋人パーク』
北海道に遊びに行くとお土産に買ってしまいますよね『白い恋人』。近年はとにかくお土産の種類がバラエティ豊かなので、色々と目移りしてしまいますが、迷った挙句最終的に一箱は買ってしまうんですよね。そんな白い恋人の石屋製菓が運営する『白い恋人パーク』なるものがあるのです。

おにとこ

おにとこは、北海道の札幌市。
円山公園駅近くにあるおにぎりの専門店です。
おにぎりといえば、
家でも作れるよね?
コンビニでも売ってるじゃん。
最近はスーパーでも普通にあるねえ。

と思いませんか。
そんな中のおにぎり専門店。
さぞかし、ここだけの特徴があるお店なのだろう、と期待してきませんか?

近年では比較的どこでも見かけるようになったおにぎり専門店。
しかし、このおにとこがあるのは、北海道。
北海道といえば、新鮮で一味違う海産物の数々。
広大な牧場で育った家畜から得られる畜産物の数々。
日本一の食料自給率を誇る農産物の数々。
そして、こういった様々な食材があることに加えて、その味の面でも日本トップクラスの場所。
そんな北海道で採れた米や具材を使ったおにぎり。
それだけでも、その素晴らしい味が予想できるのではないでしょうか。

おにとこはそんな日本人のソウルフードでもあるおにぎりを、おにとこならではのこだわりをもって作っているお店なのです。

まず1つ目のこだわりが、おにぎりを作り置きしておくのではなく、注文を受けてから手でにぎってつくるということです。
しかも、そのにぎり方にまでこだわりがあるようで、にぎるときの圧力を調整することで、一つ一つのお米がつぶれないように少ない回数でにぎり、お米のうまみ成分が出ていかないように一つ一つのおにぎりをにぎるのだそうです。
まさしく、おふくろの味的なおにぎりではないでしょうか。

できあがったおにぎりは、おにぎりの余計な水分をとばすために、包む紙に隙間を作って包まれています

そして、その手でにぎったおにぎりを、きちんとカウンターでお客さんに手渡しをするのだそうです。
人と人とのコミュニケーションを大事にして、きちんと感謝の気持ちを込めて渡すことを大事にしているのだそうです。

おにぎりのつくり方はもちろんなのですが、その食材についてもこだわりがたくさんです。
まずおにぎり=米ですよね。
おにとこで作られている米は、北海道の当別(とうべつ)町にある契約農家からの直接仕入れルートを確立しています。
北海道の米、その味は一度味わってみることをお勧めします。
もちろん、米だけではなく、おにぎりに入っている食材もこだわりをもっていて、安心安全を届けるためにも可能な限り一つ一つ手作りにこだわって作られています。
そんなおにとこの具材には次のようなものがあります。
具体によって値段はランク分けされています。

ラインナップ

200円
塩むすび

240円
高菜・昆布・おかか・梅・ツナマヨ

280円
ツナ味噌・ツナペッパーマヨ・塩辛大葉・納豆キムチ

300円
紅鮭・鮭マヨ・鮭節・白菜梅・青しば海苔・チーズおかか・生姜そぼろ・ねぎ塩そぼろ

350円
鮭バター醤油・たらこバター・とんがら味噌・鮭明太子

400円
すじこ・いくら

<限定おにぎり>
うにバター醤油・漬けサーモン・卵黄醤油漬け・ネギトロ・チャンジャ・スパムすび

北海道ならではのラインナップがさすがですねえ。
これらのラインナップにプラスして、具材2倍の大むすびもあったりするので、これだけで朝や昼のお腹は満腹になりそうです。

アクセス

札幌地下鉄の円山公園駅から、東に200mほどの場所にあります。
徒歩だと10分ほどです。

おにとこに行ってみた

それでは、おにとこへ行ってみましょう。

以前紹介した、レステル・マルというゲストハウスの入っているビルの、通りの向かいにあるのがおにとこです。
外観の写真はないのですが、非常におしゃれな店構えですよ。

こちらがおにとこのおにぎりです。
コップと比べるとわかると思いますが、なかなかの大きさがあります。(普通サイズです。)

このおにぎりの包みも、そのおにぎりの水分をとばすための工夫が込められているのですね。

いかがだったでしょうか。
今回は北海道のおにぎり専門店について紹介しました。
北海道といえば食の宝庫。
しかし、そんな北海道で色々食べ歩いてみて、何が美味しかった?となると、実は米や野菜といった基本の食材だったりします。
そんな広大な北海道が育んだ素材を使ったこのおにぎり。
お近くに行ったときには一度味わってみてはいかがでしょうか。