999【大阪紀行】もともとは間借りカレーの有名店『カレーのぼんチョビ』

創作カレー巡り(Curry)
この記事は約5分で読めます。

最近ではスパイスカレーの激戦地としても非常に有名になってきた大阪
毎年のように数多くの新店ができ、無くなる店も多い激戦地となっています。

そんな数あるお店の中でも、自分たちの店舗をもたずに、ある時間帯だけをスパイスカレー店を営業する間借りカレー店も多くなっているのが特徴です。
そして、名だたる間借りカレー店が数多くあるのも特徴ですね。

間借りカレー店として有名になると、そこからいよいよ自分たちの店舗をもって独立、という流れになるお店もたくさんあります。

今回紹介しているのは、元々はそんな間借りカレー店として出発したお店ではありましたが、そこから独立して大阪船場に進出したスパイスカレーのお店『カレーのぼんチョビ』なのです。
元々は営業時間が限られていたものの、移転したことによって、いつでも楽しむことができるようになったこのスパイスカレー店。
今回はそんなスパイスカレー店、カレーのぼんチョビについて紹介していきたいと思います。

というわけで、今回のわきみちは、

【今回のわきみち】
  • 大阪船場。駅から降りてすぐの船場センタービルにあるカレーのぼんチョビで、大阪スパイスカレーを楽しもう。

大阪のカレー店の記事です。

1168【大阪紀行】大阪で本格的スープカレーが楽しめるお店『札幌スープカレーJACK』
スープカレーを札幌以外でも味わいたいなあ、とはなりませんか?徐々に他の地域にも進出してきているのです。スープカレー店が!!今回紹介しているお店は、さっぽろではない場所で営業しているスープカレーのお店です。その地域とは大阪。またまたでてきました大阪。スパイスカレーの聖地である大阪に殴り込みをかけてきたスープカレーのお店。そのお店とは、『札幌スープカレーJACK』といいます。
1144【大阪紀行】カレーとレモン!?カレーEXPOグランプリ3連覇の覇王店『スパイスカレー43』
今回紹介しているスパイスカレー店も、非常に個性あふれるお店の一つとなっています。そのカレー店とはスパイスカレー43といいます。大坂の阿波座にあるこのスパイスカレー店。そのメニューは非常に個性あふれるものとなっています。
1113【大阪紀行】緑橋は新たなスパイスカレーの店が展開する予感のする場所です『CavaCafe(サヴァカフェ)』
今回紹介しているスパイスカレーのお店は、これらの区からは東に行ったところにある城東区。cavacafeというこのお店は、まずはその読み方がわからないことでしょうwサヴァカフェというこのお店なのですが、その名の通り一見するとおしゃれなカフェなのです。そしてこのお店が有するカフェメニューの中に、あるんです、スパイスカレーが。その名もチキンスパイスカレー!
1101【大阪紀行】昼はスパイスカレー、夜はBAR。古民家を生かした店構えの『スタンド緑橋』
今回紹介するのは、大阪市でも中央部から見るとまあまあ東のエリアです。東成区の緑橋駅にあるこのお店ですが、『スタンド緑橋』と言います。徐々にスパイスカレーのお店が見られるようになってきたこのエリア。これから盛り上がりを見せていくエリアになっていくかもしれません。
1077【大阪紀行】混ぜておいしい、味変でさらにおいしい。ボリューム満点のスパイスカレー『cafe KUKURU』
まるで昭和初期にタイムスリップしたかのような、レトロな長屋を改装した店内。そんなお店で出されるボリューム満点のスパイスカレーを味わいに行ってみませんか?店内もそうですが店内に置かれているものもどこか懐かしさを感じるものばかり。
1044【大阪紀行】元イタリアンシェフの作るこだわりカレーのお店『らんらんルー』
スパイスカレー全盛の大阪にあって、強固な地位を築いているとあるカレー店があります。それが谷町六丁目にあるカレー店、らんらんルーです。スパイスカレーも取り扱っているこちらのお店なのですが、メインは欧風カレーの店。しかし、元々イタリアンのシェフだッという店主が作るカレーは極上そのもの。カレーはここまでその味を昇華できるのか、と感じさせられるほどのカレーなのです。
1023【大阪紀行】大阪九条の殿堂入りも果たした有名カレー店『アアベルカレー』
今回紹介しているスパイスカレー店は、数ある大阪のスパイスカレー店の中でも殿堂入りしているスパイスカレー店の一つです。その店のある場所は大阪の九条。実は隠れたスパイスカレーの名店が多いこの九条にあって、さらにその中でもトップの地位を誇るほどのお店なのです。そのお店とは、アアベルカレーと言います。
1020【大阪紀行】鉄板ホルモンと鳥あしの店??しかし、そんなお店の提供するスパイスカレーがある『鉄板ホルモンと鳥あし WARAOMO』
今回紹介しているお店は、鉄板焼きホルモンと骨付き親鳥のモモ肉がメインのお店。これらをスパイスを使って独自の創作料理に仕上げているお店なのです。スパイス・・・?そう、スパイスなのです。であれば、カレーも・・・!!? ありました!メニューにスパイスカレーが!!?というこのお店なのですが、大阪は西九条にあるWARAOMOと言います。
1009【大阪紀行】商店街の中にあるスパイスカレー店。日替わりが楽しみな『カレー屋ブンブンスパイス』
九条も、人気のスパイスカレー店が集まるエリアなのですね。そんな九条のエリアに新たに参入してきたスパイスカレー店があります。正確には全くの新店ではなく、移転してきたお店なのですが、その名前を『カレー屋ブンブンスパイス』と言います。
876【大阪紀行】ネパールの定食である本格ダルバートを堪能できる殿堂店『ダルバート食堂』
ネパールの国民食ダルバート。日本でもじわじわと知られるようになってきているのではないでしょうか。そして、ダルバートを取り扱うお店も以前に比べるとかなり増えてきているように思います。今回紹介しているお店は、そんなダルバートを取り扱っているお店なのですが、その店名からダルバート一色。
182【大阪紀行】辛さは辛さでも、"しびれる"辛さ『和レー屋 丁子』
辛さと一言に行っても、ただ単に辛いだけではなく、そのなかには麻や酸が入り混じった複雑な味を形成しているなど、いろいろな種類の辛みがあります。今回紹介する大阪は北浜にある『和レー屋 丁子』は、ただ単に辛いだけではなく、しびれるような辛味を味わうことができる一品なのです。
006 【大阪紀行】間借りカレーの代表店、谷口カレーで至高のランチを
全国各地にあるカレーの名店を紹介。初回は、スパイス創作カレー激戦区の大阪から。王道の店なのでわきみちっぽくはないのでが・・・。

カレーのぼんチョビ

カレーのぼんチョビは、大阪の船場にあるスパイスカレー店です。
船場という駅はないので、最寄り駅で言うと地下鉄の本町駅になります。
高架下にある船場センタービルという建物の中に入っており、その10号館の地下1階にあります。
このぼんチョビなのですが、元々は大阪のスパイスカレー激戦地の一つである北新地という場所で、月曜日限定で営業されていた間借りカレー店として出発したスパイスカレー店でした。
大阪には間借りカレー店が意外に多く、この間借りカレー店で名を上げて、そして自分たちの店舗へと独立して移転、というパターンが多いように思います。
このカレーのぼんチョビもそんなスパイスカレー店ですね。

激戦地の北新地を離れ、移転先に選んだのはこれまたスパイスカレーの激戦地であるこの船場エリアでした。
船場エリアもかなりのスパイスカレー店が集まっており、毎年のように新しい店ができては、消えていく店も多いかなりの激戦地です。
そんな船場エリアに出店するというからには、かなりの自信ありという感じですね。

営業時間は平日のみのこのお店。
もともとは月曜日限定の間借りカレー店であったことから考えると、より味わえるチャンスは増えたわけですね。
店内に入ってみるとカウンター席とテーブルが並びますが、コンパクトな店内。
おいしそうなニオイが漂っているとともに、店名の元にもなっているボンジョビがBGMととしても流れています。

メニューの基本はチキンカレーです。
それに加えて、その日のカレーメニューが2種類用意されています。
そして、その3種類のカレーを同時に楽しむことができる2種盛と3種盛が用意されています。
一度にいろいろな味が楽しめるのはありがたいですね。
ターメリックライスに、さらっとした感じのあるカレー。
味付けは比較的辛めですが、次から次に口に運びたくなるような味付けです。
よくある欧風カレーではないので、お腹に持たれるような感じはなく、食べた後オスッキリとした感じがするカレーです。
このエリアというととにかくビジネスエリアであるため、平日昼ともなるとサラリーマンがあふれかえる地域。
そんなサラリーマンの胃袋を掴む味わいなのでしょうね。

アクセス

地下鉄本町駅を降り、船場センタービル10号館の地下1階にあります。
徒歩でも数分で到着します。

カレーのぼんチョビに行ってみた

それでは、カレーのぼんチョビに行ってみました。

こちらがお店の外観です。
船場センタービルのレストラン街が立ち並ぶ中にカレーのぼんチョビはあります。
かなりたくさん店があるので、しっかりとセンタービル内の案内を見てから来た方がよいでしょう。

もちろん、ぼんチョビという名前は、ボンジョビからきていますw
店内はずっとBGMとしてボンジョビが流れています。

この日のメニューはこちら。
基本のチキンのカレーはもちろん、ビーフのカレー、そして珍しいクジラのカレーがありました。
そして、これらのカレーを2種盛や3種盛でも楽しむことができるのです。

この日は基本のチキンカレーを頼みました。

スパイスカレーと、黄色いターメリックライス、それにパプリカのピクルス、キュウリ、ゆで卵がのっています。
基本でゆで卵が乗っているのはうれしいですね。

このチキンカレーは辛口であるためになかなかの辛さがあります。
しかし、スパイスカレーの特徴でさらりと食べることができるので、お腹に重たいような感じはしません。
シンプルではあるものの、どんどん食欲をそそるスパイスカレーですね。

午後から限定でカレーうどんもあるのだそうです。
スパイスカレー店でカレーうどんを見たのは初めてかも。
逆に興味がワクメニューですね。
いずれは試しに来てみたいものです。

いかがだったでしょうか。
大阪の船場に現れた新しいスパイスカレーの新星、カレーのぼんチョビ。
もともとスパイスカレー激戦地でもあるこの辺りに、またまたその競争率が高くなりそうなお店が登場しましたね。
何しろ駅から近く、天気に左右されずに訪れることができるというのはこのお店のかなりの強みではないかと思います。
しかし、平日しか味わうことができないこのお店。
平日に運よく休むことができたならば、いかない手はないですね。